パネライ、ルミノールGMT、PAM00088の買取と中古品相場の解説
須賀質店五反田本店で、パネライ、ルミノールGMT、PAM00088の時計を買取いたしました。パネライの時計にはリューズのプロテクターが付いた商品があります。パネライというブランドの時計を思い浮かべる時には、このプロテクターが付いた商品の方を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
これはルミノールというシリーズの特徴で、この頑強そうな見た目が、軍用時計が始まりであるパネライの、らしさではないでしょうか。
ちなみに、リューズにプロテクターの付いていないシリーズは、ラジオミールという名前です。
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パネライ、ルミノールGMT、PAM00088について
先ほども少し触れましたが、パネライの始まりは軍用の時計で、以前は一般向けの販売をしていませんでした。東西冷戦の終結に伴い、軍事産業が縮小され、業績不振の打開策として一般向けの販売を始めた事がきっかけです。
腕時計としては大き目で無骨なデザインで、90年代のデカ厚時計ブームの火付け役として、男性に高い人気を誇るブランドとなりました。
ルミノールGMTというのはその名前の通りに、ザ・パネライとも呼ぶべきルミノールタイプの時計に、GMT機能を搭載した時計となります。
GMT機能というのは、一つの文字盤で複数の時刻を確認する事の出来る機能で、基本的には短針、長針の他に24時間針が付いています。
パネライ、ルミノールGMT、PAM00088の買取を解説
時計の価値について皆さんはどのようにお考えでしょうか。価値と言ってしまうと人によって考え方の違いがあるとも思いますが、今回は買取査定の金額についてです。
機械式の高級時計は、整備を続ける限りは一生使う事が出来ると言われています。そのため、というわけではありませんが、かなり古い時計を買取査定でお持ちいただく事があります。
高級時計と呼ばれるような商品は、古いからと言って価値が無くなってしまうような事はほとんどありません。しかし、付ける事の出来る買取金額が常に一定という事でもないのです。
それは、人気や景気、様々な理由によって中古品としての販売価格、それに応じた買取金額が変わってくるからです。10年前であれば中古品を30万円で並べれば飛ぶように売れていた時計であっても、現在ではその時計を知っている人があまりいないかもしれません。そして、その時計を欲しがる人は、もっといないかもしれません。それを当時と同じ30万円で店頭に並べていても、購入する人がいなく不良在庫として残り続けてしまいます。
ではどうすれば良いのか?
一番単純な答えが値段を下げる事です。これが中古品相場、買取価格が下がる一番簡単な理由なのです。
前置きが長くなってしまいましたが、パネライのPAM00088の買取についてです。
正直な話をすると、パネライの買取査定に関しては、デカ厚時計のブームの頃のように高値とは行きません。
デカ厚時計のブーム終了と共に、パネライの中古品相場、買取査定の金額が大きく下がってしまったようです。
あくまで、お付けする事が出来るのは現状の相場を元にした金額になります。その中でも出来るだけ高値をお付けするよう頑張らせて頂きました。須賀質店五反田本店で、300,000円で買取いたしました。
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パネライ、ルミノールGMT、PAM00088の買取を通してのまとめ
記事の本文だけではパネライが安物かのように見えてしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。中古品市場、買取査定に於いては値が荒れやすい商品であるという事です。
そして、パネライの人気がなくなってしまったという意味でもありません。
単純に少し前よりも中古品相場が下がってしまっただけの話です。また人気が出て以前の相場よりも高値で取引されるようになるかもしれません。
須賀質店の買取査定は最新の相場を元にお値段を出させて頂いております。今後のパネライの相場は分かりませんが、いつでもパネライの買取を歓迎しております。
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