動かないロレックスって買取してもらえる?査定のプロが徹底解説!
動かないロレックスがご自宅で眠ってしまっている、という方はいらっしゃいませんか?そんなあなたに朗報です!実はもう動かなくなってしまった時計でも、ロレックスなら買取してもらえる場合は多いのです。
そこで今回は、動かないロレックスの買取について、高値で買取をしてもらいやすいデザインや、できるだけ高値で買取してもらうための事前準備の方法などを査定のプロである須賀質店が徹底的に解説します!
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目次
なぜ動かない状態でも、ロレックスの時計は買取してもらえるの?
ロレックスの時計は、その実用性の良さ、知名度、資産性の点から日本だけでなく世界中のマーケットで大変人気が高いです。日本でロレックスの時計を手に入れようと思っても、新品は市場に出回っていないので、中古品のロレックスの時計を探すことになるほど品薄な状態です。
もしくは、並行輸入品のロレックスの時計を探して購入することになるのですが、それでも定価よりも割高な販売価格に設定されている場合が多いです。定価よりも割高でも、ロレックスの時計であれば購入したいと思う方が多いということでしょう。
これほどまでに人気が高いロレックスの時計が、壊れて動かない場合でも買取対象となる場合が多いのはなぜでしょうか?壊れているロレックスを買取する理由は何なのでしょうね。その理由を以下でご説明するので一緒に見ていきましょう!
修理して再販しても売り上げになりやすい
世界中で人気が高い高級時計ブランドであるロレックスは、リセールバリューが非常に高い時計です。何年か使用して中古のロレックスの時計として売りに出した場合でも、高い買取価格で売買される時計なのです。
このように中古品の買取価格が高いロレックスのような時計は、たとえ壊れていいたとしても修理して使えるように直して再度販売することが可能です。これが、ロレックス以外の一般的なブランド時計は修理費用が買取査定金額より大きくなってしまい、買取を断られることも多いでしょう。
一方でロレックスは、もともとの買取査定金額が高いので修理をした後であっても、修理費用を引いて買取価格を付けることができます。
また、製造終了後であっても何十年間は販売された時計の部品をすべて保管することで有名なロレックスは、壊れたとしても正規の部品を使用した修理ができます。そしてロレックスの時計の部品は広く流通しているので入手することも難しいことではありません。これもロレックスが動かなくなった後でも買取してもらいやすい要因の1つでしょう。
部品自体に希少性がある
ロレックスの時計に使用される部品はすべて自社で製造されており、自社の部品を他社のブランドに流用させることはありません。ロレックスの時計は、製造終了後に何十年かは修理用の部品が保存してあるとはいえ、ロレックスの時計は丁寧に扱えば何十年にもわたって利用することができる丈夫な時計です。
まれに、ロレックスの時計を持つ人々の中にはメーカー修理が不可能になった部品を求める方もいますが、ロレックスほど流通量が多い時計であれば、他の部品を流用したり、部品そのものを作り出す技術者がいたりと、何とか直すことができるものと言われています。このようにロレックスの時計に使用されている部品の希少価値が高いこと、部品が入手できなかったとしても何らかの方法で直せることも、買取してもらいやすい理由の1つでしょう。
どんなロレックスの時計が高値で買取してもらいやすい?
2000年から2019年までのロレックスのデザインのトレンドは、色合いがシルバーよりもゴールドで、文字盤が大きいタイプが好まれていました。つまり、存在感のある派手なロレックスの時計が人気と言えます。
また、ロレックスは落ち着いたベーシックなデザインのドレスウォッチタイプと、派手なデザインで文字盤が大きいスポーツモデルの2つに大きく分けられます。そうしたロレックスの時計の中でも、最近はスポーツモデルの人気がとても高いです。モデル名でいえば、デイトナ、サブマリーナ、GMTマスターといった時計の人気が高いですね。
さらに、生産数がもともと少ないものは希少性が高く、プレミアが付くこともあるでしょう!ちなみに、一般的には古いと価格は徐々に落ちていくものではありますが、ロレックスの時計の中には「アンティーク品」とか「ヴィンテージ品」として扱われるものもあります。
それは、1970年代以前に製造された一部の時計が、こうした特別の扱いを受けることがあります。ロレックスのデイトナと呼ばれる時計の中で、6239 6241 6262 6264と呼ばれる時計などは、発売されてから50年以上たっていますが、このようなアンティーク品は、買取値が当時の定価よりも大幅に上昇している例もあります。
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ロレックスの場合、査定の前にオーバーホールや修理は必要?
まずオーバーホールとは、機械式の腕時計を数年間に使用して、メンテナンスのために分解・清掃・組み立てをすることで新品の状態に戻すことです。ロレックスの買取で、買取査定に出す前に事前に自分でオーバーホールや修理を済ませておけば、高値で買取をしてもらえるのではないかとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際に修理によってそれに見合うほどの査定金額が上がるかどうかは、査定を受けるまで不確実です。また、動かないロレックスを積極的に買い取る業者の中には、自社の中で修理部門を持っていることも多く、こうしたロレックス買取業者は修理費用を抑えられます。
ロレックスの買取の場合、動かない時計でも、壊れていることが買取価格に大幅な影響を及ばさないことも多いので、自分で事前に修理に出すよりもそのままの状態で買取店や質屋に持ち込むのがお勧めです。よほどひどい破損のロレックスでない限りは修理やオーバーホールはせず、まずは買取査定に出すほうがよいでしょう。
できるだけ高くロレックスの時計を買い取ってもらうにはどうするべき?
ロレックスの場合であったとしても、時計が故障しており動かない状態であれば、できるだけ高値で買取をしてもらうには最低限の準備をしておくとよいです。以下で具体的な方法を3つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
付属品を揃えておきましょう
保証書やブレスレット部分の余りコマ、外箱といった付属品をまだ残しているのであれば、買取するロレックスと一緒に持ち込みましょう。ロレックスの買取の場合は、付属品が重要な意味を持ちます。特に保証書は非常に重要なので忘れずに一緒に持ち込むことをお勧めします。
なぜなら保証書は、買取に出す時計がロレックスで作られ、正規のルートで取引されたものであるということの証明になるからです。業者によっては熟練した鑑定士がおらず、保証書がないために買取額が大きく下がってしまうことがあるかもしれません。また、熟練鑑定士がいる場合でも、保証書は安心材料になるため、できるだけ一緒に査定に出すようにしましょう!
できる限り汚れは取っておきましょう!
ロレックスの時計を高値で買取してもらうには、査定の前に汚れを取っておくのも効果的です。基本的に業者は顧客から買い取ったものはクリーニングに出します。そのため、クリーニング代が抑えられる綺麗な品物に関しては、買取価格がアップする可能性が高いでしょう。
また、「大事に使っている」ということを鑑定士に見せた方が買取価格が上がる可能性もあります。それでは、どのようにロレックスの時計を掃除するのか、具体的なお手入れの方法をタイプ別に以下で見ていきましょう。
ステンレスベルト編
時計のベルトがステンレス製の場合、まずは歯ブラシでコマの間やバックルの内側、裏蓋などの細かい部分の汚れを取り除きましょう。汚れがしつこい時は、歯ブラシを水で濡らしたり、アルコールを付けて拭いたりするのもおすすめです。ただし、時計が防水仕様の場合であっても、本体に水が侵入すると故障の原因にもなるため、水を使用する際は注意が必要です。水を利用するときは、竜頭が締まっていることを確認し、水の利用は最低限度にとどめましょう。
落ちにくい汚れには爪楊枝を使用すると効果的です。汚れが頑固で落ちない場合は石鹸水や中性洗剤を混ぜた水を使用するのもおすすめです。しかし、サビの発生を防ぐためにも、使用後は必ず水気を拭き取ってしっかり乾燥させるようにしてください。
革ベルト編
時計のベルトが革の場合は、水の使用は避けましょう。革は水分によって硬さや色が変化するため、水で洗うことで価値が落ちてしまう恐れがあります。そこで、そんな革ベルトには革ベルト専用クリーナーがおすすめです。
万が一ない場合は、中性洗剤を水で薄めて柔らかい布に染み込ませてから使用するのもよいでしょう。拭いた後に乾かす際には、日光の当たらない風通しのよい場所を選んでください。日光に当てておくと革が変色する恐れがあります。
買取にベストなタイミングは円安
一般的な輸入品の物価の動向と同様に、円安になると海外ブランド商品の価格は円安になった分、上昇します。円安になると輸入品の価格が上昇する仕組みと同じで、外国製の中古品買取市場でも買取価格は上がるのです。
この仕組みは、世界的に有名なロレックスも例外ではなく、円安になるとその分買取価格は上がる傾向にあります。しかし、このような円安の影響が買取価格に大きく影響するのは、デイトナやサブマリーナといった人気のある一部のスポーツモデルに限定される場合が多いです。
スポーツモデル以外のデイトジャスト、デイデイト、オイスターパーペチュアルなどのドレスウォッチの場合、円安が大きな買取価格の上昇につながることは少ないですが、為替の円安がロレックスの買取価格の安定に寄与していることは間違いありません。
動かないロレックスって買取してもらえる? まとめ
こちらのページでは、今回は動かないロレックスの買取についてご紹介しました。こちらのページの内容を通して、ロレックスは動かない場合でも買取してくれる業者が多いことや、少しでも高値で買取してもらうための方法などをご理解いただけたのではないでしょうか?
須賀質店では、動かないロレックスについては積極的に買取をおこなっており、その買い取り実績も多数あります。また、時間が合わない、リューズが取れてしまった、べセルがない、ガラスが割れているロレックスの買取も、多数おこなったきました。
須賀質店は創業100年の歴史を持ち、様々な状態のロレックスの買取を経験した熟練の鑑定士が、ロレックスの買取相場を精査して業界最高値をご提示する体制を整えています。ロレックスの買取をご検討中の方は、お気軽にご相談ください!