パネライラジオミールブラックシールPAM00183を買取
パネライラジオミールブラックシールPAM00183を買取しました。
パネライと聞くと新興時計メーカーのイメージが付きまといますが、実はかなり古くから創業している会社で、1860年にジョヴァンニ・パネライがフィレンツェに設立した精密機械メーカーがパネライのルーツになります。その後、イタリア海軍向けに時計の製造を始め、長年つくり続けてきました。一般向けに時計を売り出したのが1993年と最近からですので、新興ブランドのイメージがついてしまっているのかと思います。
今回買取したのはラジオミールの時計です。パネライはルミノールマリーナの時計のイメージが強いかと思います。レバーのついたリューズガードに分厚いケースのルミノールマリーナがパネライの中では一般的で人気も高いかと思いますが、ラジオミールの時計も人気のある時計です。ラジオミールは大型のクッション型のケースに一般的なリューズがついただけのシンプルな時計ですが、非常にスタイリッシュで人気モデルです。ラジオミールという名前の由来は夜光の塗料にラジオミールというものを使っていたのでラジオミールという時計になったようですが、現在では放射性物質のため蛍光塗料のラジオミールは使われておりません。
買取いたしましたラジオミールはブラックシールというモデルです。ブラックシールといっても黒いシールが貼ってあったりするというわけではなく、黒いアザラシという意味のようでイタリア海軍時代の部隊が名前の由来のようです。今回買取いたしましたPAM00183の時計はかなり使い込んでいて、ケースにキズが多くありました。ベルトと尾錠も社外品に変えられていましたが、パネライは人気ですのでその状態で買取で20万円となりました。
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