ウブロの偽物を見分けるには?スーパーコピーが多い理由や安く買う方法も解説
ウブロはビッグ・バンやクラシック・フュージョンといった時計で知られる人気の高い時計ブランドです。「成功者の時計」と呼ばれる一方、偽物も多く出回っています。老舗質屋である当店にも、「ウブロの偽物の見分け方を教えてほしい」といった質問が寄せられます。そこで今回は、ウブロの偽物と本物の見分け方や、スーパーコピーが多い理由を解説します。「手元のウブロが偽物かもしれない」と不安に感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
1ウブロとはどんな時計?
ウブロは、異素材の融合をコンセプトにした時計ブランドです。1980年にイタリア人のカルロ・クロッコ氏によって創業されますが、バーゼルフェアで発表したクラシックで「時計界の異端児」と呼ばれました。これは、クラシックがゴールドケースにラバーストラップを組み合わせるという、当時の常識から逸脱したものだったためです。
一時経営が低迷しますが、2005年には時計界のスティーブ・ジョブズと呼ばれるジャン=クロード・ビバー氏によってビッグ・バンが生み出され、息を吹き返しました。
船窓をイメージしたベゼルは、ウブロの時計の特徴です。ロレックスやオメガなどと並んで人気を集めているものの、その分偽物が多く出回っています。
2ウブロの偽物が出回る理由
ウブロの偽物が出回る理由は、高まる需要と定価が高いためと考えられます。
ウブロは経営が低迷する2004年にジャン=クロード・ビバー氏をCEOに招き、その結果ビッグ・バンを生み出し、ブランドの知名度を一躍高めることに成功しました。ウブロの復活劇としてこのエピソードは広く知られていますが、これ以外にも多彩なパートナーシップ戦略を行ったこともブランドイメージを高めたとされています。
ファッションやスポーツ、アートなど幅広い分野のトップで活躍する人々がウブロを愛用することで、いつしか「ウブロ=成功者の時計」と呼ばれるようになりました。100年以上の歴史を持つブランドが多い時計界のなかではウブロは新興ブランドに分類されます。そんななかでも、現在では成功のステータスシンボルとして扱われるようになっています。
その一方でウブロが人気になればなるほど、「買いたいけど買えない」という方が増えたのも事実。ウブロの時計は、スタンダードなビッグ・バンのステンレスモデルでも、定価150万円を超えておりゴールドモデルとなると300万円をゆうに超えます。残念ながら、需要と価格が高ければ高いブランドほど、偽物は増える傾向にあります。
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3偽物が多いウブロの人気モデル
ウブロは偽物が多いブランドですが、すべてのモデルの偽物が存在するわけではありません。人気が高いモデルのほうが、偽物の流通量は増える傾向にあります。ここでは、とくに偽物が多いウブロの人気モデルをご紹介します。
3.1ビッグ・バン
ウブロの代表モデルであり、現在でも圧倒的な人気を誇っています。その分偽物の出回りも多く、ブランドのなかでもっとも偽物を見かけるモデルでもあります。ウブロの原点であるクラシックの特徴を踏襲したデザインを取り入れています。
ジャン・クロード・ビバー氏が打ち出した「フュージョン(融合)」をコンセプトとしており、伝統的な素材と先進的な素材を融合しているのが特徴です。
チタンやセラミック、ゴールドといった素材を組み合わせたケースとベゼルを基本としており、なかにはブルーセラミックやサファイアといった変わり種モデルもラインナップされています。ブランドの代表モデルであることはもちろん、著名人が愛用していることでも知られています。
3.2クラシック・フュージョン
1980年に登場したクラシックをブランドコンセプトであるフュージョンによって進化させたモデルが、クラシック・フュージョンです。一番の特徴は、船窓からインスピレーションを受けたベゼルデザイン。高級感あふれる優雅な雰囲気に、ウブロらしい先進的かつ斬新な要素が加えられています。
スポーツウォッチの要素が強いビッグ・バンと比べると、ドレッシーな雰囲気でスーツやフォーマルシーンでも着用しやすいと言えます。また、村上隆やフェラーリとのコラボモデルや、ムーンフェイズ搭載モデルなど、幅広いコレクションをラインナップしています。スタンダードな3針モデルでは定価100万円を切っており、手が届きやすい価格なのも魅力です。
3.3スピリットオブビッグ・バン
ラウンドケースが特徴的なウブロのなかで、トノー型を採用している異彩モデルが、スピリットオブビッグ・バンです。ビッグ・バンのハイエンドラインであり、多層構造のケースには、異素材や異文化などの融合が具現化されています。
ウブロの特徴であるH型のベゼルのビスはそのままに、縦型ケースになったことで、左右の「耳」が際立つようなデザインになりました。ビッグ・バンの持つスポーティさと力強さを受け継ぎながらも、よりクラシックなデザインに仕上がっています。
「時計界の異端児」と呼ばれたウブロのなかでも、さらに異彩を放つ存在として、強い存在感を放っています。「人とはかぶらないウブロがほしい」という方から人気を集めています。
3.4キングパワー
キングパワーは、ビッグ・バンシリーズの派生モデルとして登場したモデル。48mmという大型のケースを採用し、セラミックやカーボンなどウブロの特徴である異素材を組み合わせています。ウサイン・ボルトとのコラボレーションモデルをはじめ、限定モデルも数多くラインナップしています。
また、ダイバーズウォッチであるオーシャのグラフィックでは、ヘリウムガスエスケープバルブと6.5mmものサファイアガラスを備えることで、4000mもの防水性を実現したモデルもあります。ビッグ・バンよりも力強くインパクトのあるモデルとして、一部のファンから根強い人気を集めています。
4時計の偽物におけるランク付け
一口に、時計の偽物といっても、さまざまなランクのものがあります。多くは、「Aランク」「Sランク」「Nランク」に分けられており、それぞれ下記のような特徴があります。
Aランク→素人が見ても偽物と判断できる粗悪な素材を使った偽物
Sランク→それなりの素材を使っており素人では判断が難しい偽物
Nランク→高品質な素材を使っており、プロでもしっかり鑑定しないと判断が難しい偽物。いわゆるスーパーコピー
昔であれば、コピー品といえばAランクのような、素人でも判断できる粗悪な品物が大半でした。しかし技術が向上するのに伴い、コピー品の精度も増している傾向にあります。なかにはブランドに所属していた時計師が関わるような場合もあり、年々その見極めは高度になっています。
とくにNランク、いわゆるスーパーコピーと呼ばれるランクの偽物は、本物に極めて近い素材を使っているため、素人での判断はかなり難しいとされています。
5偽物を回避するには?
ウブロの偽物はオンラインサイトやネット通販を中心に、多数出回っています。ここでは偽物を回避する方法をご紹介します。
5.1中国産・韓国産は避ける
ウブロをはじめとした高級時計やブランドバッグの偽物の多くは、中国で作られていることがわかっています。そのため、中国や近接国である韓国にはとくに多くの偽物が出回っています。中国や韓国で販売されているブランド品は、正規店以外は偽物である可能性が高く注意が必要です。また、これらの国以外でも偽物は多く出回っています。旅行では財布の紐が緩みがちですが、正規店やよほど信頼できる店舗以外では買わないようにしましょう。
5.2個人売買はしっかりチェックする
近年は、フリマアプリやネットオークションの普及によって個人間の売買が以前よりも活発になっています。製品を買いやすくなった反面、偽物と知らずに販売してしまったり悪質な業者によって販売されていたりといった事例も散見されます。もちろん本物も販売されていますが、個人間でのやり取りのためトラブル発生のリスクが、通常の店舗で買うよりも圧倒的に高く注意が必要です。
5.3格安での販売はないと思っておく
偽物を買わないためには、まずはほしい時計の相場を把握しておくことが重要です。中古では定価よりも安く販売されていますが、市場原理として一定の需要に見合った価格がつけられています。中古相場が60万円なのに、6万円で販売されるようなことはありません。このような時計は間違いなく偽物であるといえます。このような相場から逸脱した本物の時計はないと心得ておきましょう。
6偽物の時計を所持するデメリット
そもそも偽物の時計はなぜ所有してはいけないのでしょうか。ここでは偽物の時計を所持した際のデメリットを解説します。
6.1懲役または罰金刑になる
偽物の時計を販売目的で所持していた場合、商標法に違反したとして10年以下の懲役、1000万円以下の罰金、またはその両方の刑罰が科されます。また、偽物のブランド品は海外で製造されているため、それを購入すると偽物を輸入することになります。そうなると、商標権だけでなく「商標権を侵害する製品を輸入してはならない」と規定されている関税法にも違反することになります。法を犯してまで偽物を入手する価値は一切ありません。
6.2社会的信用を失う
「偽物の時計をしていてもバレないから大丈夫」そんな安易な考えで偽物を買ってしまう人は多くいるようです。しかし、時計に詳しい人が見ればすぐに偽物だと分かります。「偽物の時計をつけている人」に信頼を寄せる人は残念ながら多くありません。それだけですべての信頼が失墜することはなくても、さまざまな場面で影響を及ぼすでしょう。バレたときの恥ずかしさや社会的信用を失うリスクを負ってまで偽物を買うメリットは少しもありません。
7所持している時計が偽物とわかったらどうする?
海外やネット通販で安く購入した、親や親戚からもらった、プレゼントされた、こうした時計が偽物とわかった際は、速やかに処分しましょう。前述の通り、偽物の時計は商標権や関税法に違反しているものです。海外旅行に行った際に、空港で偽物の時計を輸入しようとしたとして没収されるリスクもあります。偽物の流通量が増えているため、年々こうした取締は強化されています。偽物は違法な製品であるということを忘れないようにしましょう。
8ウブロの本物・偽物を見分ける方法
ウブロの時計を本物か偽物かを見分けるにはどこを見れば良いのでしょうか。ここでは見分ける方法をご紹介します。
8.1光を当てる
偽物のウブロは、光を当てるとガラスが反射して文字盤が見えにくくなります。これは、本物のウブロでは施されている無反射コーティングがされていないために起こることです。無反射コーティングとは、ウブロをはじめとした多くの高級時計に施されているもので、光の反射を軽減することができる処理です。
日当たりの良い場所でスマホやゲーム機などの電子機器の画面が反射して、手で影を作りながら確認するという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
こうしたことを防ぐために、本物のウブロでは、光の反射を防ぐための無反射コーティングがガラスに施されていますが、偽物では何も加工されていません。時計に光を当てると、ガラスが反射して文字盤が見えづらい場合、偽物の可能性があります。
8.2ラバーベルトの臭い・バックル
「ウブロのラバーベルトは、バニラの匂いがする」と聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。これは、2004年以前のモデルに採用されていた一部モデルのラバーストラップに香りがついていたことから、こう言われるようになりました。しかし香りがついているウブロのモデルは限られたものであり、現在のほとんどのモデルには香りはついていません。そのため、現行モデルであるにも関わらずラバーストラップからバニラの匂いがする場合は偽物である可能性が高いです。
また、バックル部分も偽物を見分けるポイントになります。偽物のウブロは、バックルの表側のネジが非対称で、金具の厚みがなく細く薄いという特徴があります。仕上げも粗くザラザラしていたり凹凸があったりします。偽物は、目に触れない部分の作り込みがとくに雑に作られていますが、本物は細かい部分まで作り込まれています。
8.3文字盤の作り込み
文字盤もルーペで見ていくと、偽物か本物かの判断が付きやすいポイントになります。とくに文字盤のロゴを細かくチェックすることが重要です。ポイントは、文字の書体やロゴのバランス、インクの盛り具合です。
本物では、書体が統一されておりインクもたっぷり使われているので、ルーペで見ると文字盤から盛り上がっているように見えます。しかし偽物では書体が統一されていなかったりインクを少量しか使っておらず、かすれていたりします。
また、カーボン型押し文字盤は、とくに違いがわかりやすくなっています。本物では型押しで作られているため凹凸がありますが、偽物ではプリントされているだけのため、凹凸がなく平坦な印象です。
実物を見ればわかりやすいですが、写真だけでは判断するのは難しいため、信頼度が高い会社以外での購入は控えるようにしましょう。
8.4ベゼルのネジ
ウブロの特徴であるH型のネジも偽物を見抜くポイントとなります。偽物の時計は、少しでも安価に作るため、ネジをはじめ細かいパーツで手を抜いた作りになっています。
そのため偽物のネジは、左右にずれていたりしっかりとハマっていなかったりします。また本物ではネジ穴が角ばっていて表面が綺麗に仕上げされているのに対し、偽物ではネジ穴が丸みを帯びていて仕上げも雑に作られています。
裏蓋のネジはとくにその傾向が顕著になっています。ひどいものではネジ穴とネジの大きさがあっておらず、隙間が大きく空いているものもあります。当然ですが、本物ではこのようなことはありえません。
何度も述べていますが、偽物は細かい部分や目に見えない部分はとくに作りの粗さが目立ちます。判断がつきにくい場合は、通常ではなかなかじっくりと見ない部分を見てみるとわかりやすいでしょう。
8.5クオーツ式のメンズモデル
時計のムーブメントも偽物を見抜くポイントになります。ウブロのメンズモデルには、機械式ムーブメントを搭載したモデルしか存在しません。クオーツ式時計は存在しますが、レディースウォッチか男女兼用モデルのみのラインナップとなります。
2005年以降は自社製ムーブメントであるウニコを開発し、現行モデルの多くに搭載されています。そのため、現行のメンズモデルにもかかわらずクオーツムーブメントが搭載されている場合は偽物であると言えます。
時計のムーブメントを見分けるには秒針の動きに注目しましょう。クオーツムーブメントは、1秒毎にカチッカチッと動きますが、機械式ムーブメントは、1秒毎ではなくスーッとなめらかに動きます。
こちらの記事ではブランド品の偽物の見分け方をより詳しく解説しているため、こちらもあわせて参照してみてください。
偽物の時計(コピー時計)の見分け方とは?ネットで中古を購入する際のポイントなども
9持っているウブロが本物かどうか、プロに見てもらうには
ここでは、ウブロが本物かどうかプロに判断してもらうための方法をご紹介します。
9.1専門店の査定に出す
1つ目の方法は、鑑定を専門に行っている企業に依頼する方法です。数は多くないですが、ブランド品鑑定の専門店があります。多くはインターネットで申込をし、時計を配送して鑑定会社が鑑定を行い、結果を時計とともに発送して受け取るという流れになります。
鑑定会社の鑑定を受けられますが、これはあくまでも鑑定会社が判断したもので、100%本物、偽物と断定できるものではありません。またこうした鑑定会社への依頼は無料ではなく3,000~5,000円ほどの費用がかかります。会社によって価格は違うため、事前に確認しておきましょう。
質屋や買取店でも査定できますが、取引できる金額をお伝えするという形になり、本物か偽物かを明言することはできません。本物か偽物かを判断できるのは、時計を作ったブランドであるウブロだけという考え方をしています。
9.2オーバーホールを依頼する
本物か偽物か判断できるのは、時計を製造したブランドであるウブロだけ。ではウブロに鑑定を依頼することはできるのかというと、それも難しくなってきます。基本的にブランド側は「本物か偽物か鑑定してほしい」とユーザーに言われても対応してくれることはありません。
ブランド側に修理やオーバーホールの依頼をした場合、「当ブランドのものではないため受付できません」と言われることがあります。こうした場合、偽物であると言えます。しかしケースにダイヤモンドをつけたり修理した際にブランド以外のパーツが使われていたりする場合も、同様に受付を断られてしまいます。そのため、ブランド側に修理・オーバーホールの受付を断られたからといって、一概に偽物であると断言するのは危険です。あくまでも目安の一つとして考えるようにしましょう。
10ウブロを安く購入するポイントは?
ウブロは定価が高く、なかなか手が出ないブランドですが、安く購入する方法もあります。
10.1並行輸入店で購入する
定価よりも安く購入する方法として、並行輸入品を購入するという方法があります。並行輸入品は、海外のブランド直営店や正規代理店で販売されたものを業者や個人が購入し、日本に輸入して販売される製品のことです。正規品とは流通ルートが異なりますが、合法的な手段なので安心して利用できます。並行輸入店は、こうした製品を専門に取り扱っているため、ある程度規模の大きい法人であれば信頼できると言えるでしょう。
とくにウブロは、並行輸入品が定価に比べて安いことで知られています。平均して定価の7割程度の価格で、正規店と同様の新品の時計を購入することができます。ただし、一部の限定・希少モデルは定価よりも価格が高い場合があります。
10.2中古時計を購入する
新品にこだわらないのであれば、中古時計もおすすめです。ウブロは人気が高く、中古市場でも多数のモデルが出回っているため、ほしいモデルを見つけやすいというメリットがあります。また生産が終了した廃盤モデルや限定モデルを入手できる可能性があります。中古時計というと、キズが付いていたり汚れていたりといった印象があるかもしれませんが、ほとんど新品と変わらない状態のきれいな時計もあります。
ただし、中古時計は外側が綺麗でも内部のムーブメントの状態はわかりません。そのため、きちんと事前に内部までチェックしている、アフターケアがしっかりとしている店舗で購入するようにしましょう。
中古時計の購入は下記の記事で詳しく解説しているため、こちらもあわせて参照してみてください。
質屋で中古時計を購入時の注意点は
10.3リセールバリューを考えて購入する
リセールバリューとは、時計を売却するときに購入時からどれだけ差があるかという指標になります。その時計の需要が高い、または流通量が少ない希少モデルほどリセールバリューが高くなります。ウブロは人気が高いため、リセールバリューが高いブランドです。
いつか時計の買い替えたいと考えているのであれば、購入時の価格が高くても、リセールバリューを考えればかなりお得であると言えます。リセールバリューはモデルによってパーセンテージが変わってきます。やはり、クラシック・フュージョンといったモデルに比べてビッグ・バンのほうがリセールバリューは高い傾向にあります。リセールバリューを考えて購入する方は、モデルや人気の度合いも考えて購入すると良いでしょう。
11ウブロを高く売却するポイントは?
同じウブロでも、ポイントを抑えるだけで高く売却できます。ここでは重要な3つのポイントをご紹介します。
11.1査定時には付属品も一緒に持ち込む
付属品とは、ウブロの箱や保証書、ブレスレットの調整で外したコマや替えベルトのことです。ウブロの付属品と、並行輸入店や中古店が発行している付属品は別物ですので注意しましょう。
とくに保証書は、ウブロの時計が本物であることを証明するものになるため、とくに重要です。プロの鑑定士であれば、保証書がなくても本物か偽物か見抜けますが、それを購入するエンドユーザーには判断ができません。そのためこうした付属品がついているほうが需要は高く高値で売却できるため、買取額が高値になる傾向にあります。
昔購入した時計であっても、箱や付属品がないか今一度確認してみましょう。
11.2査定前に汚れを拭き取る
査定依頼前に、時計についた汚れをしっかりと拭き取ることも高価買取につながるポイントです。鑑定士も人間ですから、やはりきれいな時計は少しでも高く買取したいという気持になります。反対に時計の汚れがひどいと「あまり思い入れのない時計なのかな」と感じてしまいます。また、状態が悪いと内部のムーブメントに悪影響が出ている可能性があるため、査定額が下がる可能性もあります。
柔らかい布で簡単に汚れを拭き取るだけで、印象は大きく変わるため、ぜひ事前にやってみてください。また、現在使っているウブロの査定を検討している方は、時計の使い方や保管に気を配っていただくと、高価買取につながりやすいです。
11.3ウブロの買取実績が豊富な質屋・買取店に依頼する
一番重要なのはウブロの買取実績が豊富な店舗に依頼することです。ウブロの査定額は、依頼する店舗によっても変わってきます。ウブロの買取実績が少ない店舗では、「このモデルがいくらで売れるのか」というデータが少ないため、赤字を避けるために安い買取額で買い取って業者やエンドユーザーに売却します。
一方、買取実績が豊富な店舗では、どのウブロのモデルがいくらで売れたかというデータや最新情報をしっかりと把握しています。そのため売却するギリギリの価格で買取するため、高値で買取することができるのです。
査定を依頼する際には、その店舗が過去にウブロをどのくらい買取しているか事前に調べておくようにしましょう。
質屋やブランド買取店で「買取できない」と言われる理由は?
12中古時計の査定・売買なら”須賀質店”
須賀質店は、大正9年に創業して以来100年以上続いてきた老舗質屋です。ウブロをはじめ、さまざまな高級時計の買取を行ってきました。豊富な実績をもとに、たしかな査定力と多数の販路を開拓することで、高価買取を実現しています。
これまでのデータだけでなく、日々全国の業者向けオークションの結果の収集・分析や、買取業者や外国人バイヤーからの相場情報を入手することで、最新情報を反映した査定を行っています。また、莫大な費用がかかる大規模な広告や固定費、在庫を抱えるリスクを伴う小売店を設けずコストを抑えることで、浮いたお金を買取額に上乗せしています。
ウブロの時計も多数買取実績がありますので、売却を検討している方は、お気軽にご依頼ください。
質屋の店頭で販売されている商品は、すべて本物なのか
13まとめ
ウブロの偽物と本物の見分け方をご紹介しました。ウブロは世界的に人気の高いブランドのため、偽物も多く出回っています。偽物の時計の所持は懲役または罰金刑になるリスクもあるため絶対に購入しないようにしましょう。偽物を買わないためには信頼できる企業で購入することが重要です。定価よりも安く購入したい場合は、並行輸入店や中古時計も視野に入れてみて下さい。
須賀質店ではウブロの高価買取を行っていますので、売却を検討している方はお気軽にお問い合わせください。