世界三大時計ブランドの1つ、パテックフィリップのワールドタイムを高価買取
須賀質店五反田本店にて、パテックフィリップのワールドタイム、5130G型を買取いたしました。
今回買取しました時計は、世界三大時計の1つでもある有名なパテックフィリップの時計です。
パテックフィリップと言えば、最近ではノーチラスやアクアノートの相場が急激に上昇しており、数年前の相場よりも倍以上に上昇しており、いま最も勢いがある時計ブランドとも言えるでしょう。
今回の紹介するワールドタイムは、文字盤に世界各国の都市の名前が記載されており、簡単な操作で各国都市の時刻がすぐに分かる、世界中を移動する方には実用的な時計だと言えるでしょう。
こちらの機能は、モデル名と同じくワールドタイムと呼ばれ、現在では多くの時計ブランドでも使用している機能ですが、ワールドタイム機能を最初に開発したブランドはパテックフィリップなのです。
パテックフィリップの最初のワールドタイムが発売されたのは1930年代であり、原型のワールドタイムから、現在のフォルムになったのは2,000年頃に発売された5110シリーズのワールドタイムが始まりです。
それから2006年、2016年にモデルチャンジが行われ、パテックフィリップのワールドタイムは現在でも高級時計として一目置かれた存在となっています。
今回は、中古品市場でも出回る数が比較的少ない、パテックフィリップのワールドタイムについて、老舗の質屋が解説します。
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目次
パテックフィリップのワールドタイムについて
冒頭でもお話したように、今回買取しましたパテックフィリップのワールドタイムは、世界各国の都市の時刻がすぐに分かる、ワールドタイム機能を備えた時計です。
パテックフィリップが世界初のワールドタイム機能を備えた時計を作ったのは、1930年代であり、当時は航空網の発達などから、即座に他の国の時間を知る時計が求められていました。
当時から、他国の時間帯を知るための手段として「GMT機能」を備えた時計は多く使用されていました。
即座に各国の時間帯を知ることができるワールドタイムは、世界中を回るビジネスマンなどにとってまさにうってつけの時計と言えるでしょう。
1930年代に発売されたワールドタイムの初期モデルは、当時の時計業界を賑わせ、実用的なワールドタイム機能によって世界中から注目を浴びました。
それからワールドタイムは、何度もモデルチェンジを繰り返しより使いやすい、利便性の高い時計を目指してきました。
大きな変化を生み出したのは、現在のワールドタイムの基盤的存在である5110シリーズです。
5110シリーズからは、10時方向にあるプッシュボタンを押すだけで短針と文字盤に記載されている都市名の部分が連動して動くようになります。
そのため、プッシュボタンを操作して自分がいる都市を12時方向に移動させるだけで、その都市を基準に各国の現在時刻を知ることができるようになりました。
2,000年に発売された5110シリーズは、2006年に廃盤となり新しく5130シリーズが登場し、現在では5230シリーズが最新モデルとなっています。
それぞれの違いは、針のデザインや、サイズの大きさなど小さな違いではありますが、現代のニーズに合わせたデザインに変化しているとも言えるでしょう。
次では、パテックフィリップのワールドタイム3モデルの細かな違いや、買取相場について紹介します。
パテックフィリップ ワールドタイムの違いについて
先程もお話した通り、5110シリーズのワールドタイムが2000年に発売され、現在まで2回のモデルチェンジが行われました。
ムーブメントや機能には違いは無いものの、ケースサイズや針のデザインなどが異なっており、デザインの好みで、廃盤となったワールドタイムを求める人も少なくないようです。
ここでは、モデルチェンジしたワールドタイムの違いと買取相場を紹介します。
①5110シリーズ 買取相場2,000,000円前後
現在のワールドタイムの初期モデルとも呼べる5110シリーズです。
プッシュボタンのみで世界各国の時間帯が分かる機能はとても利便性が高く、現代でも引き継がれている機能です。
5110シリーズは、ケースサイズが37mmと、モデルチェンジされた他の2つのワールドタイムと比べると最も小ぶりなサイズといえます。
2006年に生産が終了されたモデルとは言え、現在でも根強い人気があり買取相場はゴールドが使用されたモデルの場合、2,000,000円前後になるでしょう。
②5130シリーズ 買取相場2,400,000円前後
2006年にモデルチェンジされた5130シリーズです。
5130シリーズ発売当初はサイズの大きな時計が主流であったため、前モデルに比べ2.5mmサイズアップがなされ、約40mmととても存在感があります。
文字盤中心部は1700年代に高級ブランドブレゲで考案され、現在でも多くの高級時計の文字盤に使用されているギョーシェ彫りが施され、針は短針に円がデザインされた特徴的なデザインになっています。
高級感と個性的なデザインを併せ持つ5130シリーズも、5110シリーズ同様に廃盤となった現在でも人気が高く、買取相場はゴールドが使用されたモデルの場合、2,400,000円前後になるでしょう。
③5230シリーズ 買取相場2,800,000円前後
現行型であり、ワールドタイムの最新モデルとも言える5230シリーズです。
2016年に発売された5230シリーズは、前モデルからサイズがダウンし、38.5mと小型化されました。
5110型と5130型には、素材にプラチナが使用された高額モデルが存在します。
買取相場もゴールドが使用されたモデルよりも高額な傾向があり、中古品市場でも出回ることがとても少ないと言えるでしょう。
ただ、5230シリーズからはプラチナモデルは発売されず、ローズゴールドとホワイトゴールドの2種類のみのラインナップとなりました。
前モデルとの代表的な違いはリューズガードの有無と言えるでしょう。
以前までの2つのモデルには存在したリューズガードが無くなり、よりシンプルなデザインに近づいたと言えるでしょう。
現行モデルということもあり、中古品市場ではとても人気が高く、買取相場は2,800,000円前後になるでしょう。
ここまで3モデルのワールドタイムについて解説してきましたが、次はいよいよ今回買取しましたワールドタイムについて解説します。
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今回買取しましたワールドタイム5130G型の買取金額について
今回買取しましたパテックフィリップのワールドタイムは、現行の1つ前のモデルである5130シリーズでした。
素材にはホワイトゴールドが使用されており、付属品として内箱と外箱、そして保証書も合わせてお持ちいただきました。
時計本体には目立ったキズもなく、動作不良も見られませんでした。
ワールドタイム機能など複雑機構と呼ばれる機能を有する時計は、とても精密な作りをしているため、ぶつけた際や落としてしまった際などに不具合を起こしてしまい、動作不良に繋がる可能性があります。
今回買取しましたワールドタイムはとても高額なモデルの時計になるため、万が一動作不良の場合には、修理費用もとても高額になってしまいます。
査定時に動作不良が見つかった場合、査定員は修理に必要な金額を計算し、買取金額から差し引く形になるため、今回のような複雑機構を有する時計は日頃から丁寧に扱われることをお勧めします。
パテックフィリップ5130G型は、査定時に動作不良もなく、査定の上でのマイナスポイントもなかったため、須賀質店五反田本店にて、2,400,000円という高額で買取いたしました。
須賀質店は希少なモデルの時計でも高額で買取いたします
今回買取しましたパテックフィリップのワールドタイムは、時計好きの方からすれば有名なモデルだと思いますが、高級モデルであるが故に中古品市場でもそれほど多く出回っている時計ではありません。
そのため、熱心ではない買取店であれば、市場でも出回っていない高級モデルであるが故に、高額な買取金額をつけづらいと判断し、弱気な買取金額を付けるかも知れません。
しかし、須賀質店では幅広い市場データを収集しており、希少性の高いモデルの時計であっても高額な買取金額を付けられる可能性が充分にあります。
須賀質店は100年以上都内で営業を続ける老舗の質屋であり、これまで希少性の高いモデルも数多く取り扱ってきました。
他の買取店では取り扱い不可と言われた時計や、買取金額に納得がいかなかった時計などは、ぜひ須賀質店へお持ち下さい。
数々の買取実績と、熟練した査定員を抱えた須賀質店であれば、お客様の期待に答えた買取金額をお出しできる可能性が充分にあります。
皆様のご利用を査定員一同お待ちしております。
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