タグホイヤーのモナコ(CAW2111型)を高価買取~五反田本店~
須賀質店五反田本店で、タグホイヤーのモナコ(CAW2111型)を200,000円と高価買取です。
タグホイヤーはロレックスやオメガに次ぐ知名度がある時計ブランドで、エントリーモデルから高級モデルまで幅広いラインナップを展開しています。スポーツ界との関わりが深いブランドで、近年はスマートウォッチを発売するなど革新的なイメージもあります。
今回買取したモナコは、1969年タグホイヤーの前身であるホイヤー社がモナコで行われる「モナコグランプリ」へのオマージュとして発表しました。
何と言ってもスクエア型(四角型)のデザインが目に留まる時計ですが、実は世界で初めてのスクエア型の防水時計でした。そしてもう1点、モナコは世界で初めて自動巻きクロノグラフを搭載した時計でもありますので、とても革新的な時計であることがわかります。
発売直後の人気はいまひとつでしたが、ハリウッドスターのスティーブ・マックイーン氏が『栄光のル・マン』という映画で着用し、瞬く間に人気モデルの仲間入りを果たしました。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
タグホイヤーのモナコ(CAW2111型)査定ポイントを解説
タグホイヤーには数多くの人気モデルがあります。モナコ同様にレース界との関わりが深い「カレラ」や「フォーミュラ」、ダイバーズウォッチの「アクアレーサー」、人間工学に基づいたブレスレットが特徴的な「リンク」などが有名です。
今回買取したモナコは、自動巻き式のクロノグラフを備えており、レザーストラップタイプのお品物です。
まず自動巻きの査定について解説します。電池で動くクォーツ式と違い、ゼンマイを巻かなければ動かない自動巻き(機械式)時計は、止まっている状態でも問題はありません。
多くのモデルは止まった状態からの始動時にリューズを回して手巻きでゼンマイを巻き上げる事が可能で、それ以降は着用時の動きでローターが回転してゼンマイを巻き上げ動き続ける事ができます。
査定時に止まっている状態であれば、上記のいずれかでゼンマイを巻いて動作確認を行います。
ゼンマイを巻いても動き出さない状態やゼンマイが巻けない場合は、査定時には故障扱いとして査定が行われます。
その場で腕時計を分解して正確な理由を判断する事は出来ませんが、おおよその修理費用額を本来の査定額から差し引き、お客様のご案内させていただきます。
また、自動巻きの時計は1日に数十秒の誤差は許容範囲とされています。査定時にはタイムグラファーという専門機器を用いて時計の誤差を確認します。
この場合も、目安として1日に1分以内であれば許容範囲と判断しますが、それ以上の誤差がある場合は修理かオーバーホールの必要性があると判断して費用が査定額から差し引かれます。
この他にも針の運針に問題が無いか、カレンダーの早送りや切り替えに問題が無いかを確認して自動巻きの査定を行います。
次にクロノグラフの査定についてです。クロノグラフとはストップウォッチ機能付きの時計の事です。
レースのラップタイムを計測する為に搭載されたのが始まりで、アポロ13号でオメガのスピードマスターが活躍したエピソードも有名な話です。
便利な機能でメカ好きな男性に人気の高いクロノグラフ。デザインもシンプルな3針タイプとは違った印象を与える事ができるので愛用者が多いのですが、複雑な機構を小さな腕時計のケース内に収めている為、シンプルな3針時計と比べるとどうしても故障のリスクが上がってしまいます。
60秒計の針がリセット時に正位に戻らない、30分計の針が1分ごとにカウントしない等の細かい不具合から、プッシュボタンが正常に押しこめずにクロノグラフが使えない、プッシュボタンを押しても反応しない等の故障も見たことがあります。
こういった状態では修理が必要になりますが、クロノグラフは複雑機構ですので修理費用が高額になります。
腕度時計において「デザイン」は非常に重要なポイントですが、クロノグラフを活用する場面が少ない方が購入を検討する場合、故障のリスクやランニングコスト面を把握した上での購入をお勧めします。
最後に、レザーストラップの査定ポイントを解説します。腕時計はベルトの素材によって印象も大きく変わります。日本で一般的に普及しているのは金属製のブレスレットタイプです。
ステンレススチールやチタン、金(ゴールド)などケース素材と同じ素材で作られている事が多く、耐久性が高い点が利点です。
一方、金属製の為重量感がある場合が多く、キズや破損等で修理や交換となると費用が高額になる欠点があります。
今回買取したモナコの様なレザーストラップやラバーベルトの場合、金属製のブレスレットに比べると耐久性が劣ります。
利点は多くのモデルで社外性のストラップに簡単に変更ができるので、自分好みの色や素材のストラップに着せ替えができます。
レザーストラップは汗や雨などの水分に弱い欠点がありますが、付け替えが容易に行えるため劣化してきたら新しいストラップに交換して気分を変える方も多いでしょう。
ここで注意していただきたいポイントは、交換した純正のストラップを処分せずに保管しておいていただきたい事です。
純正のレザーストラップは腕時計において「付属品」となります。カラーや素材が全く同じ純正ストラップに交換された場合は良いかも知れませんが、社外品のストラップなどに交換されるお客様も多いと思います。
その場合、純正のストラップを処分してしまうと、「付属品の欠損」として扱われて査定額が下がる可能性があります。
ベルトを止める尾錠やバックル部分も同様です。普段ご自身で使用される際は社外品でも全く問題ありませんが、売却時は外した状態でも構いませんので純正のストラップや尾錠を忘れずにお持ち下さい。
上記の査定ポイントはタグホイヤーのモナコに限らず、多くの腕時計で共通しております。腕時計の売却をご検討中の方は参考になさってみて下さい。
タグホイヤーのモナコ(CAW2111型)買取についてまとめ
今回の記事ではタグホイヤーのモナコ(CAW2111型)買取について解説してきました。この記事を書いている須賀質店では、タグホイヤーをはじめロレックスやオメガ・ブライトリング等の有名ブランド、オーデマピゲやパテックフィリップ等の雲上ブランド、セイコーやシチズンなどの国産ブランドと幅広い買取実績がございます。
腕時計以外ではブランドバッグや財布・ブランドジュエリーを含む貴金属製品・スマートフォン・タブレットPC・カメラなど取扱いアイテムも大変豊富です。
複数点の買取も大歓迎ですので、「バッグと時計を同時に売却したい!」という場合もお気軽にご来店・ご相談下さい。
五反田本店、渋谷営業所、池袋営業所と都内に3店舗展開している須賀質店では、新型コロナウイルス感染予防対策を行い営業しております。
店頭入り口に手指消毒剤の設置、店内とカウンターの清掃・消毒、店内の換気、スタッフのマスク着用と検温などを行っております。
査定内容については勿論、店頭での時間もお客様に満足していただけるように努めておりますので、売却をご検討中のお客様はどうぞお気軽にご来店下さい。
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