キャッツアイ付きのプラチナリングの買取を詳細に解説 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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キャッツアイ付きのプラチナリングの買取を詳細に解説

最終更新日 2024年6月21日

指輪 宝石 買取須賀質店渋谷営業所で、キャッツアイとダイヤモンドの付いた指輪を買取いたしました。

 

今回の指輪の買取金額は、50,000円となっております。

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

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キャッツアイについて

 

キャッツアイというのは本来は宝石の名前ではありません。冒頭の画像のように、縦に光の線の入る効果の事で、これをキャッツアイ効果と言います。

 

この効果は原石に元々含まれているのでは無く、針状のインクルージョン(内包物)を持つ宝石に対して、そのインクルージョンに平行になるようにカボションカット(ドーム型)を施すと、このような効果が現れます。

 

そのため、エメラルドキャッツアイ、タンザナイトキャッツアイ、アクアマリンキャッツアイ等、様々な種類の宝石にキャッツアイというのは存在しています。

 

ただ、その中で最もの美しく、有名なのがクリソベリルという種類の宝石であるため、宝石名としてキャッツアイと呼ぶ場合には、基本的にはクリソベリルキャッツアイの事を指しています。

 

クリソベリルキャッツアイは、高値で取引される事もある宝石ではあるのですが、ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、サファイアのような四大宝石と比べると、値の付く個体が少なく、高値とは行かないような場合が多くなります。

 

指輪の買取について

 

指輪の買取について、まずはブランドジュエリーかノンブランドかの確認をします。ブランドジュエリーであれば製品としての買取金額、ノンブランドであれば素材としての買取金額を付ける事になります。

 

ノンブランドの指輪の素材としての買取金額というのは、枠の金属、金やプラチナの金額となる事も多いのですが、使われている宝石があるのであれば、その宝石にももちろん値段を付けています。

 

商品によっては、宝石の買取がメインになる場合もございます。

 

ただ、宝石はどんな物でも高値が付くというわけでもありません。一切値段の付かない宝石というのも大変多く、例えばパワーストーンという呼ばれ方で売られているような物は、買取という意味ではほとんどの物に値段は付きません。そうなった場合は、宝石が付いた指輪であっても、金属のみの買取金額を提示する事になります。

 

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キャッツアイ付きの指輪の買取を細かく紹介させていただきます

 

キャッツアイ メレダイヤ 買取今回買い取った指輪は、枠の素材がPt900(90%のプラチナ)、中石のクリソベリルキャッツアイが4.31ct、周りのダイヤモンドが1.38ct、指輪全体で11.5gというお品物でした。

 

まずは、枠の金属のお値段を出していきます。11.5gというのは、プラチナの重さでは無く指輪全体の重さです。プラチナの重さとするためには、キャッツアイやダイヤモンドの重さを引かなければいけません。カラットは元々重さの単位で1ctは0.2gですから、キャッツアイとダイヤモンドの合計をグラムに換算すると、合計は1.138gとなります。

 

プラチナリング 買取指輪全体の重さ11.5gから宝石の重さを引いて、10.3gこれがプラチナPt900の重さとなります。

 

貴金属買取のグラム単価は相場の変動に合わせて毎日変更しております。今回の買取実施日は5月28日で、Pt900の買取は3810円/gとなっています。

 

3810円×10.3g=39,000円となりました。

 

続いて、宝石についてどのような査定になったのでしょうか。

 

キャッツアイは4.31ctで、これはある程度大きさのあるものと言えます。ちなみにカラットという単位自体は重さの単位ですが、大きさとした方が分かりやすいため、そのように解説していきます。

 

宝石は種類によって、どれくらい大きさがあれば値が付きやすいのかという基準が違ってきます。1ctあればそこそこ大きいと言える宝石もあれば、1ctでは小さいとなってしまう宝石もあります。

 

同じ大きさでも、種類が違えば値の付き方も大きく変わります。

 

そして大きさだけでは無く、綺麗さも重要になります。大きいだけではダメですし、どれだけ綺麗でも、小さすぎる物には高値は付きません。

 

今回のキャッツアイはどうなのでしょうか?

 

キャッツアイは、高値が付くには比較的大きさが必要で、1ct程度であれば小さすぎてほとんど値が付きません。今回は4ct以上あるので、大きさの段階で一切値が付かないというような大きさではありません。

 

そして、重要になる質ですが、残念ですが良いとは言えませんでした。黄色が薄く、光の線もぼやけてしまっているような印象です。

 

続いてダイヤモンドの査定です。ダイヤモンドは宝石の中でも一番値の付きやすいものであると言えます。

 

このように小さなダイヤモンドが多数使われているような場合メレダイヤと呼ばれ、合計のカラット数を表示します。メレダイヤの場合、カラットは大きさと言うよりも量と認識していただくと分かりやすいと思います。メレダイヤ1.38ctでいくらかという査定になります。

 

メレダイヤの査定でも一粒一粒の大きさと質によって金額は違います。

 

今回の指輪のメレダイヤは、カットの種類でテーパーダイヤ(細長い棒状のカット)と呼ばれるもので、実はこちらもダイヤモンドの中では値の付き難いものです。

 

買取金額としては、キャッツアイとダイヤモンドの合計で10,000円といたしました。キャッツアイがあまり値の付くものでは無かったため、ダイヤモンドと合わせてという事で、少し上乗せした査定になっております。

 

さらに、プラチナの39,000円と宝石の10,000円を足すと49,000円となるのですが、キリが悪かったため、切り上げて50,000円という査定にしております。

 

以上が今回買い取らせていただいた指輪の査定の詳細となります。

 

キャッツアイやダイヤモンドは中々値の付き難いものではありましたが、須賀質店では貴金属の買取を高値に設定していますし、今回の宝石であれば査定を0円とするところもあったかと思いますので、高値を付ける事が出来たと思います。

 

宝石付きの指輪の買取を通してのまとめ

 

今回は指輪の買取をご紹介させていただきました。

 

ノンブランドジュエリーの買取の場合、まず何より貴金属の買取が高いところこそ、一番の高値を付けるお店である事が多くなります。

 

キャッツアイやダイヤモンドの査定をメインでご紹介いたしましたが、須賀質店では貴金属の買取にも、もちろん力を入れております。

 

買取金額が毎日変動するのが貴金属の相場であるため、ホームページ上で金とプラチナ、それぞれの様々な含有率の買取単価を公開しています。

 

プラチナの買取相場←はこちら

金の買取相場←はこちら

 

こちらもご覧になってみてください。

 

また、宝石の査定というのは、査定をする側に知識が求められます。値が付かない宝石というのも多いからこそ、宝石にちゃんと値段を付けて買取をしてくれるお店を探すと良いでしょう。

 

須賀質店のご紹介

 

最後になりましたが、弊社、須賀質店のご紹介を少しさせてください。

 

大正9年に創業して、現在では100年を超える年月続いている老舗の質屋になります。

 

東京都内に三店舗、本店の五反田、渋谷と池袋に営業所、どの店舗も駅から歩いてすぐの場所にあるので、都内または近郊にお住まいの方であれば、交通の便もよく来店していただきやすいでしょう。

 

また、明るい店内で、初めての方でも入りやすい雰囲気になっております。

 

何か売りたい物があるという方は、是非須賀質店にご相談ください。まずはお問い合わせを、メール、ライン、お電話にてお待ちしております。

 

コロナウイルスの蔓延する現在の世の中の状況では、外出する事を嫌がる方もいらっしゃるかと思いますが、そんな方でも宅配による買取も行っております。ご希望の方には、簡単な査定の後にキットを送らせていただきますので、こちらもお気軽にお問合せください。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。