カルティエのバロンブルーを高価買取~池袋営業所~
東京五反田に本店がある須賀質店池袋営業所で、カルティエのバロンブルーLM(型番:W69016Z4)を340,000円と高価買取です。
カルティエといえば1847年フランスのパリで創業し、元々は王族など富裕層に愛用されていましたが、現在では世界中の方から人気があるハイブランドとして君臨しております。
取扱いアイテムは、今回買取した腕時計をはじめジュエリー、レザーグッズ、雑貨などがあり、各ブティックやオンラインショップを通じて購入する事ができるようになっております。
また、リユース品も人気のあるブランドですので、新品よりもリーズナブルな価格でお探しの方や、廃盤品でブティックではもう売っていないお品物等は中古品販売店などをお探しになってみて下さい。
今回はカルティエの腕時計の中でも人気シリーズであるバロンブルーを買取ましたので、内容を詳しく解説していきたいと思います。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
カルティエのバロンブルー買取について
今回買取したバロンブルーですが、2007年に誕生した比較的新しいシリーズです。直訳すると「青い風船」というモデル名からもわかる通り、凸レンズのようにふくらみを帯びたケースが特徴的です。
リューズガードも含めて「丸」を意識したデザインで、文字盤もリューズに沿って軌跡を描くローマ数字がオリジナリティを演出しています。リューズにはカボションカット(丸みのあるカット)のブルースピネルがセットされ、まさに青い風船です。
サイズ展開はレディース(SM)、ボーイズ(MM)、メンズ(LM)と展開があり、男女共にエレガントな手首を演出できペアウォッチとしても楽しめるシリーズとなっております。
今回買取したモデルはLMサイズ(型番:W69016Z4)で、自動巻きムーブメントを搭載しているモデルとなります。ケース径は42mm、ステンレススチール製のケースにアリゲーターレザーを使用したストラップ、風防はサファイアクリスタルと高級感も申し分ありません。
バロンブルーシリーズはサイズ以外に素材や機能、ダイヤモンドの有無など多彩なラインナップがあります。
それぞれの違いによって買取相場は当然異なりますので、お持ちのバロンブルーが幾らで買取となるのか気になった方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせの際、保証書などに記載がある型番がお分かりであれば、お品物が特定できますのでより正確な査定額をお伝えする事が可能です。
型番が分からない場合でも、店頭で拝見させていただいた際にはしっかりと査定額をお伝えさせていただきますのでご安心下さい。
カルティエのバロンブルーLM(型番:W69016Z4)査定ポイントの解説
ここからは今回買取したカルティエのバロンブルーLM(型番:W69016Z4)の査定ポイントについて解説していきます。
まず腕時計を査定する際に共通するポイントとして「外装面の状態」と「内装面の状態」です。
当たり前の事ですが、腕時計として買取を行いますので、「着用に問題が無く(外装面)」「しっかりと動く(内装面)」事を確認しなければなりません。
先ずは外装面。わかり易くお客様も気にされる事が多い「キズ」について解説します。
バロンブルーシリーズはケースがポリッシュ(鏡面)仕上げされていますので、ちょっとしたスリキズも目立ってしまいます。「使っているうちにスリキズが沢山ついてしまったので高額査定は期待できない・・・」と思われるかも知れませんが、そんなことはありません!
スリキズ程度であれば、磨き直しを行うと削り取る事が出来るので見た目は新品同様のピカピカな状態に戻ります。
中古品として買取った腕時計の殆どは、再販される前にオーバーホール(機械のメンテナンス)が行われて店頭に並びます。殆どの業者はオーバーホールとセットで磨き直しも行いますので、買取相場は磨き直しを行う事を考慮した価格となっているのです。
その為、スリキズ程度であれば買取価格に影響を与える事はないと考えられるのです。しかし、磨き直しでも消えない様な深いキズや、打痕キズは注意が必要です。
場合によってはケースを交換する必要があるかも知れませんので、そういった場合は修理費用が高額となります。費用は買取価格から差し引かれる事になりますので、査定額がかなり低くなってしまう可能性もあります。
浅い擦り傷であれば問題ないが、深いキズや打痕キズは注意が必要であると覚えておいて下さい。
外装面では、風防(ガラス部分)の状態やベルト・バックルについても確認を行います。先ず風防ですが、近年の高級時計で多く使われているサファイアクリスタル風防は、キズが付きにくい素材として知られています。
今回買取したバロンブルーにも使用されていますが、「絶対にキズがつかない」という訳ではありません。キズ以外では風防のフチがカケてしまったり、大きな圧力が加わった際は割れてしまう事もあります。
サファイアクリスタルは高価な風防素材ですので、交換が必要と判断されると査定額に与える影響も大きくなります。
また、「レザーベルトやバックルについては純正品かどうか?」という事がポイントになります。一般的なレザーベルトは水分に弱い素材ですので、日々の着用による汗の影響や、雨や手洗い時の水はね等により劣化が進んでしまいます。
劣化したベルトは新しいものに交換される方が多いですが、「ブランドの純正品は高いから」「純正品は気に入ったカラーや素材がない」と社外品に交換されるケースも多いと思います。
社外ベルトに交換したお品物を査定する際、外した状態であっても純正品のベルトやバックルを是非ご一緒にお持ちください。
使用感がある状態であっても、純正のベルトやバックルが無いと「付属品の欠損」という判断をせざるを得ないのです。ベルト交換をした際には古いものを捨てずに保管する事をお勧めします。
バロンブルーをはじめカルティエの時計においては、リューズの装飾に使われているスピネルなどの宝石の状態も確認しなければなりません。バロンブルーの場合、独特のリューズガードがある為宝石が割れたりするケースは稀でしょう。
しかし、通常のリューズが出っ張った形状である場合は、宝石部分をぶつけてカケてしまったり、リューズからとれてしまう事もあります。こうした状態の時計は修理費用が査定額から差し引かれてしまいます。
次に、内装面の状態確認=動作確認を解説します。
今回買取したバロンブルーは自動巻きムーブメントを搭載し、3時位置にカレンダー機能がついたお品物でした。
自動巻きの時計は、電池で動くクォーツ式と比べると精度面が劣ります。クォーツ式は1ヶ月の間に20秒誤差が生じるかどうかという精度ですが、自動巻きムーブメントは1日に20秒の誤差が生じても故障ではありません。
数十秒/日の誤差は許容される自動巻きムーブメントですが、須賀質店では1分以上の誤差が生じる場合などは故障扱いと判断しています。
と言っても、1日中時計をお預かりして誤差を確認するわけにもいきませんので、タイムグラファーという専門機器を使用して測定します。
タイムグラファーは自動巻きムーブメントの動作音を聞いて、1日の誤差を表すことができる機械です。この測定で1分以上となってしまったり、測定が出来ない場合(故障や磁気帯びが考えられます)は修理費用を差し引いた買取金額となります。
カレンダー機能も正常に動くかリューズをまわして確認させていただきます。24時を過ぎた時点でカレンダーが切り替わるか、カレンダーの早送りができるか等を確認します。
今回のバロンブルーLMにおいては、以上の確認を行いました。モデルにより確認するポイントや方法が異なりますが、多くの腕時計に共通する事となりますので参考になれば幸いです。
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