タグホイヤーのカレラヘリテージ(CAS2110)を池袋営業所で高価買取
須賀質店池袋営業所で、タグホイヤーのカレラヘリテージ(型番:CAS2110)を120,000円と高価買取です。
タグホイヤーは高級時計界でも人気が高まっているブランドで、特に今回買取したカレラシリーズは最も人気のあるシリーズと言えるでしょう。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
タグホイヤーのカレラヘリテージ(型番:CAS2110)の説明と買取について
タグホイヤーは入門機から高級機まで取扱いが幅広く、価格面も並行輸入品であれば100,000円以下で購入でき大変人気があります。
ムーブメントの種類も大変豊富でクォーツ式、機械式、その中でも3針モデルからトゥールビヨン搭載モデルと、好みに合う1本が必ず見つかるブランドと言えるでしょう。
今回買取したカレラヘリテージ(型番:CAS2110)は、文字盤にフランケ装飾を施したブラックカラーで、インデックスはアラビア数字のシルバーカラーと視認性が高いデザイン。
クロノグラフ機構を搭載したキャリバー16自動巻きムーブメント仕様で、縦に三つのカウンターを配したスポーティー&エレガンスな1本です。
2011年ごろから発売され、現在は公式ホームページには記載が無い為販売終了モデルとなります。確認できた国内定価は599,500円、並行輸入品の実売価格は350,000円~300,000円程度で販売されていました。
現在では中古品を取扱っているお店が何件か確認でき、250,000円~200,000円程度が販売価格となっています。
今回は付属品が一切ない時計本体のみを120,000円で買取させていただきました。状態としては通常使用のスリキズが外装に多数ありましたが、時計としての機能に問題はありませんでしたのでABランク程度となります。
カレラリーズは、「ホイヤー01」や「キャリバー1887」などの自社製キャリバーを搭載したモデルと、今回買取したCAS2110型に搭載されている「キャリバー16」など汎用ムーブメントを搭載したモデルにわかれます。
新品時の販売価格も異なりますが、機能的に同じであれば自社製キャリバーを搭載したお品物の方が買取価格は高額になります。
更に「ホイヤー02T」というトゥールビヨン機構を搭載したお品物もあり、こちらはカレラシリーズの中でも高額査定となるお品物です。
この様に、一括りに「タグホイヤーのカレラ」といっても、使われているムーブメントによって買取査定額は大きく変わります。ムーブメントの確認方法はそれほど難しくなく、多くのお品物では裏面に記載がある型番を確認します。
ギャランティーカード等があればそちらにも型番が記載してあるでしょう。型番がわかれば、インターネットでその型番を検索すると簡単に搭載されているムーブメントを調べる事ができます(自動巻きのローター部分にキャリバーの記載がある場合も多いです)。
ムーブメントの違いと重複する点が多いですが、時計の機能でも買取相場が変わってきます。先ずは機械式orクォーツ式の違い、その中でも3針モデル・GMTモデル・クロノグラフモデル・トゥールビヨンモデル・・・と多くの種類があるカレラシリーズ。
クォーツ式よりも機械式、その中でも3針などシンプルな機能よりクロノグラフつき、更には複雑機構のトゥールビヨン搭載モデルという順番に相場が上がっていきます。
外装面ではケースやブレスレットの素材によって査定額がかわります。これは使われている素材の価格と比例しており、金(ゴールド)素材が一番高く、チタン、ステンレススチールの順番になります。
他のモデル、他のブランドにおいても、殆どの腕時計にはステンレススチールが使われており、チタンや金(ゴールド)が使われているお品物は割合としては非常に少ないです。
更に一部モデルではダイヤモンド装飾が施されている場合もありますが、当然ながらダイヤモンドつきのお品物の方が高い査定額となります。
カレラシリーズをはじめとするタグホイヤーの時計では、多くのモデルでブレスレットモデルとレザーストラップモデルが併売されています。
他のブランドではブレスレットモデルの定価が高い場合が多いですが、タグホイヤーの場合はブレスレットモデル・レザーストラップモデルの定価が同じである場合が殆どです(ステンレススチールの場合)。
では中古市場での評価はどうなのか?大きな金額差はありませんが、ブレスレットモデルの方が高い人気であり、査定相場もほんの少し高くなります。
レザーストラップはブレスレットタイプと比べ、どうしても劣化のスピードが早い消耗品扱いになります。素材やコーティングの有無にもよりますが、毎日使い続けると半年~1年で交換時期を迎えます。
一方ブレスレットタイプであれば、定期的に交換しなければならない事はありません。壊れてしまった場合は交換が必要ですが、通常使用であれば、キズがついても壊れるという事は殆どないでしょう。
腕時計はご自身の気に入ったモデルを買う事が一番ですが、中古品として売却する事を考えれば、カレラはブレスレットモデルの方が良いかも知れませんね。
買取査定前に自分で時計の状態チェック~不備があると査定額が下がるかも知れません~
ここまでお読みいただいて、タグホイヤーのカレラをはじめとした腕時計を売却しようと決心したお客様は、是非ご来店の前に腕時計の状態をチェックしてみて下さい。
未使用品が一番の高額査定になる事は当然ですが、使っていてもあまり査定額に響かない場合と、逆に数回しか使っていなくても大きく査定額に影響を与えてしまう場合があります。
例えばブレスレットやケースについてしまったスリキズ。実は「キズがあるからマイナス○○円」という事は殆どありません。
仕事やプライベートで腕時計を着用していると、どんなに気を付けていても細かい擦り傷はついてしまいますよね。今回買取したカレラヘリテージにもスリキズはありました。
買取った腕時計を中古品として販売する場合、殆どは一度オーバーホールが行われてから店頭で販売されます。
オーバーホール時にケースやブレスレットの磨き直しもセットで行われる事が多く、磨き取る事ができるキズであれば査定額には影響がないのです。
但し大きくへこんでしまっている場合や、地面に落してできた深いキズなどは、磨き直しでも消える事が無い為査定額に影響を与えます(それだけ大きなダメージが加わった時計は、機械内部にも不具合が生じている事も考えられます)。
次に時計が正常に動き、各機能に不具合が無いかも確認してみて下さい。
今回のカレラヘリテージの場合、自動巻き・クロノグラフ・カレンダーの各機能に不具合が無いかを確認します。
自動巻きはローターによってゼンマイが巻き上げられる機械式時計です。軽く振った際にローターがしっかり回転するか、リューズ操作で時・分・秒の各針が正常に動くか、手巻きでゼンマイが巻き上がるかを確認します。
ご自身で確認する場合、ここまでの確認で不具合が無ければ問題ありませ。しかし買取のプロである須賀質店では、査定の際に機械内部の音を聞いて精度を確認するタイムグラファーを用いた確認も行います。
数十秒/日の誤差が当たり前の機械式時計ですが、1分以上のズレが確認できる場合や機械の音に異変がある場合は故障扱いとなる可能性があります。
クロノグラフ機能はストップウォッチの様に経過時間を測る事ができる機能です。大変便利でメカニカルなそれは男心をくすぐりますが、複雑な機構はどうしても不具合が出る割合が多くなります。
プッシュボタンは正常に押せるか、計測中に各針が正常に動作するか、リセット時に全ての針が正位に戻るかを確認してください。須賀質店の経験上、「30分計の針が動かない症状」や「リセット時に針が戻らない症状」が多く発生する不具合です。不具合があればこちらも故障扱いとなり、査定額に影響を与えます。
カレンダー機能については、早送りができるか、24時を経過した時点でしっかり切り替わるかを確認してみて下さい。
クロノグラフやカレンダー等、機能が多くなるほど部品点数が増え機械自体も複雑になっていきます。どうしても故障するリスクが上がってしまいますので、売却時以外にも定期的に確認して、不具合が出たら早めに修理した方が良いと思います。
軽傷であれば修理費用も高額にならないと思いますので、日頃から愛機の状態をチェックしてみて下さい。
タグホイヤーの買取事例←こちら
タグホイヤーの買取事例②←こちら
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