ルイヴィトンのバッグの買取についてお話しします! | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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ルイヴィトンのバッグの買取についてお話しします!

最終更新日 2020年12月2日

ルイヴィトンのバッグの中には、定価よりも高値で取引されるものもあります。
しかし、買取価格はどのように決まっているのでしょうか。
そこで今回は、買取価格の決め方と、高値で買い取りされる商品の特徴について説明します。
買取に出すことをお考えの方は、ぜひご覧ください。

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□買取価格の決め方について

ヴィトンバッグの買取価格は、基本的に商品の状態、買取相場、市場人気度、定価などを考慮して決められます。
それに加えて、全体のコンディション、変色や変形がないか、劣化の程度、傷や破れ、擦れ、ほつれなどの有無も考慮されます。
一般的に、ルイヴィトンの商品は長期に渡って人気であることから流行に左右されにくく、中古市場での価格は安定していると言えるでしょう。

しかし、それでも一時的に同じアイテムが中古市場にあふれていると相場は下がり、逆に品数が少ないと相場が上がる場合が多いです。
このように、買取相場は多少なりとも変動します。
この程度の変動はあるものの、ルイヴィトンのバッグは、大まかに買取価格が決まっています。

買取価格の決め方について確認してきたところで、具体的に定価に対してどれくらいの金額で取引されるのか確認していきましょう。

まず、人気のあるアイテムできれいな商品であれば、定価の8割程度で買い取られます。
これ以外のアイテムは、定価の2割~6割くらいが相場です。

また、傷がひどかったり、擦れや破れ、色褪せなどがひどかったり場合は、数千円程度になってしまうケースもありますが、買取を拒否されることはほとんどないでしょう。
これは、ルイヴィトンが中古市場で根強い人気があるからです。
ルイヴィトンは、購入後20年~30年たっても買取が可能なほどの人気を誇っています。

ちなみに、ルイヴィトンの商品は、定価と中古価格は必ずしも比例しません。
新品と中古市場では需要に違いがあるため、中古市場で人気の高い商品が、高額買取を期待できる商品です。
また、一般的にルイヴィトンの定番商品は値段が変動しにくいのですが、同じルイヴィトンでも流行に左右されやすいアイテムは相場が下がる傾向にあるので、注意しましょう。

□定価よりも高値で取引されるプレミアバッグ

ルイヴィトンの中には、定価よりも高値がつくプレミアバッグもあります。
たとえば、2017年に発売されたシュプリームとのコラボ商品は、一時的に定価以上の高値になったことがあります。
また、モノグラム商品の中には、限定品で生産終了となったために希少価値が上がり、高値となったケースもあります。

このように、限定品は高値になりやすい傾向がありますが、あまり一般受けしないような商品や、奇抜なデザインのアイテムは、かえって値下がりすることが多いため注意しましょう。
ルイヴィトンの中でもキーケースや、モノグラム、ダミエ、アズールの革小物は常に高い需要があるため、比較的高い相場が続いています。

*現時点での高値商品

現時点で高値で取引されているのは、モノグラムのリュック「モンスリ」や巾着バッグの「ノエ」などです。
モンスリは、発売時期も不明確なほど昔からある定番商品です。
以前は使いにくいという不評があり、大量に中古市場に流れたために値下がりした時期もありました。
しかし、現在では安定して高値で取引されています。

そのきっかけとなったのは、2016年に「パームスプリングス バックパック MINI」などのリュックが大流行したことです。
これにつられて昔からあるリュックも売れ始め、モンスリも売れるようになりました。
モンスリは小物入れの部分が使いにくくて不評だったのですが、現在は電子マネーが多く使われるようになり、紙幣や小銭が不要となったので、モンスリの欠点が目立たなくなりヒット商品となりました。
モンスリはあまり使われていない状態で売られることも多かったため、中古市場でもきれいな状態で残っている場合が多く、高値で取引されています。

ノエはもともと、シャンパンやワインのボトルを入れるための袋でしたが、現在ではオシャレなアイテムとして多くの女性に親しまれています。
現在販売されているノエは、2017年にリニューアルされたアイテムで、巾着型バッグの火付け役となったものです。
ノエは新型も旧型も見た目がそっくりなので、新型の高騰につられて旧型の相場も上がっていると言えるでしょう。

*高値がつくのは定番商品

高値がつきやすいのは、奇抜なデザインの商品よりも、モノグラムなどの定番商品です。
ブランドイニシャルをあしらったモノグラムは、ひと目でルイヴィトンとわかる定番商品ですから、ブランド自体がある限り廃れることはないでしょう。
中古市場では、ひと目でブランド名がわかる商品の方が人気が高いので、モノグラムを超えるものは、なかなかありません。

モノグラムは1896年に誕生しており、100年以上の歴史があります。
代表的な「モノグラム・キャンバス」のほか、 「マルチカラー」や「ヴェルニ」なども人気です。
また、新しいモノグラムも次々と誕生しており、「進化系モノグラム」として注目を集めています。
最近ではSNS上でロゴブームが起きており、ひと目でブランド名がわかることがさらに重要になっているので、ますます需要が高くなっていくでしょう。

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□高値での買取が期待できる商品の特徴

せっかくルイヴィトンの商品を売るなら、できるだけ高く売りたいですよね。
高値で買取されるバッグは、新品のようにきれいな状態で、 新しく発売されたアイテムである場合が多いです。
また、人気のあるモデルであることも欠かせません。
さらに、人気のアーティスとのコラボ商品も高値になることがあります。

ルイヴィトンを高値で買い取ってもらうには、購入時から意識しておくべきことがあります。
それは、バッグをきれいに使うことと、付属品をすべて保管しておくことです。
購入した商品が人気のモデルであったり限定商品であったりする場合は、なるべく早く買取に出す方が高値になるので、決断を早めにしましょう。

買取価格は、定価ではなく中古市場の人気度で決まります。
定価がそれほど高くなくても、中古市場の動向によって意外な高値がつくのも買取の面白いところです。
買取に出す商品は新品に近い方が高値になりますが、普段よく使うものはどうして傷や擦れができてしまいます。
傷や汚れに関しては仕方ない部分も大きいので、購入時についていた付属品や箱、袋などをなるべく多くつけることで、査定額を減額されない工夫をしましょう。

また、査定額を大きく減額される原因の1つに、イニシャルがあります。
高いバッグを買えば、自分のイニシャルを入れたくなりますよね。
店舗でもサービスでイニシャルを彫ってくれる提案をしてもらえるでしょう。
しかし、イニシャルがあると査定時に大きなマイナスになることは覚えておいてください。

さらに、修理に出す際に正規店以外で修理すると、正規品以外のパーツを使われることがあります。
こちらも査定額ダウンの原因になるので、注意しましょう。

□まとめ

今回は、ルイヴィトンのバッグの買取価格の決め方と、高値での買取が期待できる商品の特徴を説明しました。
買取価格は、さまざまな側面を考慮して総合的に決められます。
また、商品を高く売るためにも付属品をしっかりと保管しておき、できるだけ綺麗な状態で維持するように注意しましょう。
ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。質屋のシステムやビジネスモデルについて、初めてご利用する方にもわかりやすく解説することを心がけています。質屋でお金を借りることは、銀行や消費者金融からお金を借りる手法にはないメリットがあるのです。現役の質屋でしか語れない「質屋の便利な使い方」について、当Webサイトで解説しています。