【事例】カレンダータイプの純金カードを高価買取
須賀質店五反田本店で、2020年11月9日に純金カードを3枚買取いたしました。貴金属の取り扱いを行う会社で大手と呼ばれる所はいくつかありますが、田中貴金属、徳力、三菱マテリアル等が挙げられます。こういった大手の会社が作っている金製品に純金カードという物があります。
薄いカード状の金にラミレート加工をして、そこに様々な文字や絵柄を印刷すると言うものです。記念品や贈答用として重宝されているようで、純金カードの名刺等を注文して作る事が出来きます。
指輪やネックレス、インゴット等の普段目にする金製品とは大きく違い、何よりもペラペラのカード状であるため、金製品と認識しないで持っている方も多いようですが、れっきとした金製品であり、純金です。
しかし、加工の仕方が特殊であるため、貴金属の買取を行っているお店でも、純金カードは取り扱いしていない、というところも多く、売るのに困る貴金属なのです。
ここでご紹介させて頂くのは純金カードの買取実績であり、須賀質店は他店では嫌がられてしまう純金カードも、喜んで買い取らせて頂いております。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
純金カードの買取を解説
本来の貴金属の買取では、持ち込まれた商品の重さを量る事で、金が何グラムで、幾らという査定を行うのですが、純金カードの場合は少し違ってきます。
カードの重さを量っても、金が何グラムかという事が分かりません。どういう事かと言うと、金の周りをラミレートで覆っているため、金だけで何グラムなのかを量る事が出来ないのです。単純に重さを量ってしまうと、そのほとんどは金でも何でも無い、ラミレート加工の重さを量っている事になります。
純金カードの買取では他の金製品の買取と違い、直接重さを量るのでは無く、カードに記載されている金の重さを基にして買取金額を出していきます。
画像にあるカードの下部を見てください。
0.6g FINE GOLD 999.9 MITSUBISHI MATERIALSという記載があります。これが、金であるという事であり、金が何グラムなのかを表しています。
MITSUBISHI MATERIALSの記載は見て分かるように、この純金カードを作って販売した会社の名前です。
FINE GOLD 999.9、これが純金であるという意味の表記になります。この記載は、純金カードだけでは無くインゴットや金貨にも使われている表記です。
そして、0.6gと記載されているのが、この純金カードに使われている純金の重さになります。
他の金製品の場合は、こういった金のグラム数といった情報は実際にその場で量って確認しますし、金かどうかというのもある程度自分の目で見て判断する事が出来ます。しかし、これらの情報を全てカードに記載してある事だけを見て確認する純金カードは、買取が難しく、それも断るお店が多い理由となっているのでしょう。
純金カードの買取を行う上で、記載されている情報と言うのは、大事な事なのです。
例えば、キズや汚れが付いてしまって、記載されているはずの情報が見えなくなってしまっているような場合があると、買取はどうなってしまうのでしょうか。
実は以前に一度だけ、純金カードにこれらの記載が一切入っていない物を見た事があります。そうなってしまうと、買取出来る物なのか、何グラムでいくらになるのかという事を確認する術がありません。その記載の無い純金カードの買取はお断りするしかありませんでした。キズや汚れで見えなくなってしまっているような場合も同じような判断になります。
そして、純金カードが純金であるという判断が出来るのは、三菱マテリアルのような有名な企業が製造しているという信頼もあるので、聞いた事の無い業者が作っている物であれば、買取が出来ない場合もあります。
実際の純金カードの査定
先ほどの解説で少し書かせて頂きましたが、改めて今回の買取の純金カードについてご紹介いたします。
三菱マテリアル製の純金カードです。他にも純金カードの製造販売をしているところはいくつもあると思うのですが、買取依頼の純金カードはほとんど三菱マテリアル製の商品です。
純金カードと検索してみると、出てくる情報の大半が三菱マテリアルであるため、純金カードの製造で最も有名なのが、三菱マテリアルなのかもしれません。
純金カードは3枚ありました。片面が一年のカレンダーで、片面が干支の動物が描かれている定番商品です。
純金カードの買取で多いのは、このカレンダーのタイプと、記念品として作られたであろう純金カードの名刺です。
1999年、2006年、2010年の3枚ですが、2010年の寅年のカードだけ少し記載の重さが異なっていました。これが記載の重さを確認しなければいけない理由の一つでもあるのですが、同じようなサイズのカードでも純金の重さが異なります。
商品の大きさとしては大体同じ位に見えるのですが、0.5g、0.6g、1.0gの商品を見た事があります。
金の重さが違えば買取金額が違う、これは当然の事です。
今回の純金カードの買取を実施した11月9日は24金の買取金額は1gで6,510円となっていました。その金額に重さを掛けた金額での買取となっております。
買取金額は、0.5gの物が1枚3,200円、0.6gの物が1枚3,900円となりました。0.5gが2枚、0.6gが1枚、合計3枚の買取なので、10,300円で買取いたしました。
純金カードは買取をしないという対応をするところもある中で、須賀質店はしっかりと純金の価格での買取をしております。
そして今回の買取は、直接のご来店ではなく郵送での買取の事例となっております。コロナ禍という現在の世の中の状況もありますが、外出の難しい方でも買取が出来るように、須賀質店では郵送買取も行っております。
郵送買取をご希望の方は、まず須賀質店にお問い合わせをお願いいたします。
お問い合わせでのお見積りにご承知いただければ、配送用のキットをお送りいたしますので、必要書類と合わせてご返送頂ければ、ご自宅にいながら売却のお手続きが完了いたします。
貴金属の郵送での買取の場合、手数料が1口につき1,500円かかりますのでご注意ください。
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純金カードの買取を通してのまとめ
今回は純金カードの買取をご紹介させていただきました。
こういった買取は、今回のように須賀質店のサイト内でご紹介の記事を載せさせていただいていますが、純金カードの記事では珍しい商品として紹介させていただく事が多くなっています。
しかし、先ほども言いましたが、純金カードは取り扱い対象外としているお店が多いようで、須賀質店の純金カードの買取事例も増えてまいりました。基本的には指輪やネックレス等の商品と同じように、金製品として買い取らせていただきます。
大正9年に創業しているため、100年周年を迎える須賀質店は、今までに様々な買取事例があります。そのため、他店では出来ない商品の買取でも可能です。他にも、保証書等が無い事が理由で、他店で断られてしまったという時計の買取事例等がございます。
もし、他店で断られてしまい、売りたくても売れずに困っているような物がありましたら、須賀質店にご相談ください。
須賀質店は、東京都内の五反田、渋谷、池袋の3店舗で営業をしております。どの店舗も山手線の駅を降りて頂いて、徒歩5分以内の場所にございますので、交通の便も大変良くなっております。
また今回の事例のように、郵送での買取も行っており、お問い合わせ頂く方法も、電話、メール、LINEに対応しております。
貴金属だけでは無く、売りたい物があるという方はお気軽に、須賀質店にご相談ください。
100年続く質屋として、丁寧な対応と、高価査定で御迎えいたします。
今回の金、プラチナの買取の詳細は以下の通り
金属の品名 | 重量 | 数量 | 単価 | 買取金額 |
純金カード | 1.6g | 3 | 6,510円 | 10,300円 |
【2020年11月9日 須賀質店の金・プラチナ買取価格表】
金属の品名 | 買取価格 | 金属の品名 | 買取価格 |
24金インゴット | 6,700円 | プラチナ1000インゴット | 3,070円 |
24金 Au1000 | 6,510円 | プラチナ1000 | 2,980円 |
22金 Au916 | 5,910円 | プラチナ950 | 2,820円 |
20金 Au833 | 5,390円 | プラチナ900 | 2,710円 |
18金 Au750 | 4,970円 | プラチナ850 | 2,560円 |
14金 Au583 | 3,680円 | – | – |
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