ロレックスをお持ちのかたへ!動かない状態でも買取してもらえるのかをご紹介!
ロレックスは高級時計ですから、誰でも大切に取り扱います。しかし、どんなに大切に扱っても、ある日突然動かなくなることがあります。ロレックスも機械である以上、絶対に壊れないということはありません。
しかし、毎日使っている時計が突然壊れたら、慌ててしまうでしょう。ここでは、ロレックスが動かなくなる原因や、修理に出す際の注意点について解説しましょう。また、動かない状態でも、買取してもらえるかどうかについても触れています。
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□ロレックスが動かなくなる原因
ロレックスが動かなくなる原因には、以下のようなものがあります。
*潤滑油切れ
潤滑油は、時計内部の各パーツを円滑に動かすのに欠かせません。そのため、潤滑油が切れるようなことがあると、時計の動きが鈍くなったりまったく動かなくなったりします。また、油切れの状態が長く続くと、パーツに無理な力が加わって破損するおそれもあります。
こうなると本格的な修理が必要となり、修理費も高くなるので、なるべくこのような状態は避けたいものです。こういう状況を避けるには、定期的に油を差すことが大切です。油を差すのは時計修理専門店でもできますが、なるべくならロレックスの正規代理店で行うようにしましょう。そのほうが安心ですし、正規代理店の技能士なら、故障しそうな箇所を事前に見つけられる可能性もあります。
*電池切れ
クオーツ時計が止まったら、まず最初に電池切れを疑いましょう。電池の寿命は時計のモデルによって変わるので、自分が持っているロレックスの電池交換時期を、把握しておくことが大切です。
*内部パーツの損傷
ロレックスは精密機械ですから、強い衝撃を加えると内部パーツが損傷することがあります。パーツが損傷すると、その部分が動かなくなるのはもちろん、破損した破片が他のパーツに絡まってしまうこともあります。こうなると、あちこちで動きが悪くなったり止まったりするので、早急に修理に出すようにしましょう。修理に出すのはロレックスの正規代理店が望ましいので、なるべく正規代理店に出すようにしたいものです。
□修理を民間業者に依頼するなら優良業者を選ぼう
ロレックスを修理するなら、正規代理店に出すのが理想的です。しかし、正規代理店は修理代が高いので、躊躇する方も多いでしょう。それなら、民間の時計修理専門店に出せば、修理費用はかなり安くなります。
ただし、民間の業者は修理の技術にばらつきがあるため、どの修理業者でも良いわけではありません。ロレックスのような高級時計を修理に出すなら、正規代理店と同等のクオリティを持つ業者に出したいです。民間の修理業者なら、正規代理店の半額か7割程度の料金で修理してもらえるので、料金の面では大変お得です。
しかし、安心できる業者に修理を依頼するためには、まず優良な修理業者を探すところから始めなければなりません。また、ロレックスに純正品以外のパーツを使われると、ロレックスとしての価値が下がるので注意が必要です。
しかし、ロレックスはパーツの流通量が多いため、よほどのビンテージ物でない限り、純正品以外のパーツが使われる可能性は低いと見ていいでしょう。だから、民間の修理業者に依頼しても問題はありませんが、気になるようでしたら、純正パーツを使っているかどうか確認することをおすすめします。
修理技術の確かな優良業者を探すには、まず優良時計店と提携している工房を選ぶようにしましょう。また、修理店としての規模が大きく、1級技能士がいる店を探してください。1級技能士がいるかどうかは、修理業者のホームページを見ればだいたいわかります。
また、業者のホームページだけを見るのではなく、その業者を利用した人の口コミも参考にするといいでしょう。ちなみに、修理店としての規模の大きさは、修理業者を選ぶ際の大きな目安となります。小さい修理店でも高い技術を持つ業者もいますが、高級時計の修理には数百万円の設備が必要となります。
それだけの設備を揃えるのは、小規模の修理店には無理なので、規模の大きさも、優良企業を選ぶポイントとして重要となるのです。また、最新の設備が導入してあっても、それを使いこなせる技術者がいないと意味がありません。そのため、1級時計修理技能士がいる修理店を選ぶことが大切なのです。
1級時計修理技能士は、1級から3級まである時計修理技能士の最高クラスなので、当然ながら高い給料が支払われます。そのため、あまりに修理代が格安な店には、まず1級時計修理技能士はいないと見ていいでしょう。1級時計修理技能士がいるかどうかは、業者のホームページでもわかる場合が多いので、修理を依頼する前にチェックしてみましょう。
1級時計修理技能士がいるような、優良時計修理業者にオーバーホールを依頼すると、正規代理店と変わらないクオリティが得られるので、安心して修理に出せます。正規代理店と変わらないレベルでオーバーホールできて、しかも料金が格安なら、こちらに依頼するのが当然でしょうね。ただし、民間の時計修理業者の場合は、保証期間が正規代理店より短い場合が多いようですが、それほど大きな問題ではないでしょう。
ちなみに、優良時計店でロレックスを購入した場合は、その時計店を通してオーバーホールに出すことにより、優良な修理業者に修理してもらうことができます。つまり、信頼できる優良時計店なら、提携している修理店も信頼できるので、すべてをまかせられるということになります。
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□ロレックスは動かない状態でも買取してもらえる
ロレックスを買取に出す前に、自分でオーバーホールに出してから買取店に持ち込む人がいますが、これではかえって赤字になってしまいます。ただし、オーバーホールに出した時計を買取に出すと、査定額が上がるのは間違いありません。買い取った業者はそのまま時計を販売できるので、修理やメンテナンスが必要ない分、査定額も上乗せしてもらえます。
しかし、査定額が上がっても、オーバーホール代のほうが高くつくのが実情です。このため、ロレックスを買取に出すなら、修理もオーバーホールもしないで、そのまま出すことをおすすめします。
ちなみに、オーバーホールしても、査定額は1万円程度しか上がらないのですが、それはなぜなのでしょうか。その理由は、個人がオーバーホールに出すのと、業者が出すのとでは、最初から料金が違うからなのです。買取業者は買い取った商品を、できるだけ安い料金でオーバーホールして再販したいので、自社で修理工場を持ったり、他の修理業者と提携したりしています。
当然ながら、自社の工場や提携先の修理業者に依頼すれば、格安の「業者価格」でオーバーホールができるでしょう。しかし、一般の人がオーバーホールする場合は、業者価格は適用されないため、高い料金になってしまうのです。
せっかく高い査定額を期待してオーバーホールに出しても、結果は逆にマイナスになってしまうので、買取の際は修理も何もせずに査定に出すようにしましょう。ロレックスを買取に出す際に大切なのは、オーバーホールすることではなく、購入時についていた箱や付属品、保証書などを揃えて出すことです。
□まとめ
ロレックスが動かなくなる原因には、潤滑油切れ、電池切れ、内部パーツの損傷などがあります。ロレックスを修理するには、正規代理店に出すのが理想ですが、かなりの料金がかかります。そのため、ロレックスの修理は、民間の優良時計修理店に依頼するほうが断然お得です。優良な時計修理店を見つけるポイントは、ある程度の規模があり、1級時計修理技能士がいる店なら間違いないでしょう。
ロレックスの修理には高額な設備が必要で、1級時計修理技能士にも高い給料を払わなければなりません。そのため、安い料金で修理を請け負うことはできないはずなので、格安を謳う業者は避けたほうが無難です。動かないロレックスを買取に出す場合は、オーバーホールしないでそのまま出さないと、かえって赤字になってしまうので注意しましょう。