他社製品の革ベルトが使用されたエルメス セリエを東京の質屋が高価買取
須賀質店渋谷営業所にて、エルメスのセリエを買取いたしました。今回買取した時計は、電池式の時計であり、ベルト部分はエルメスでは無い他社製のベルトが使用されていました。
エルメスと言えば、お財布やバッグといった革製品が人気のブランドではありますが、実は中古品市場では時計も人気が高いのです。
今回は、エルメスの人気時計の相場と、セリエの買取金額についてご紹介します。
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エルメスの人気時計とその相場
エルメスはそもそも、アイコンに馬のデザインがされているように、始まりは乗馬に使用する革製品を製造していたブランドでした。
その後、バッグやお財布などと行ったファッションアイテムを手掛けはじめ、1920年頃には、スイスの他のブランドとコラボレーションし、エルメスの時計は誕生しました。
それから現在にかけてエルメスの時計は老若男女から幅広い人気を受け、中古品市場でも人気の高い商品になっています。
エルメスの時計で主要なモデルを挙げるとすれば、クリッパーやHウォッチでしょう。
船の窓からインスピレーションを得たと言われているクリッパーは、普段遣いに使えるモデルの他に、ダイバーズウォッチや文字盤周囲にダイヤモンドを埋め込んだ高額モデルなど数多くのモデルが販売されています。
Hウォッチは、エルメスの頭文字である「H」型のケースが目を引くデザインです。
Hウォッチもクリッパーと同じように数多くのモデルがあり、Hの部分にダイヤモンドが敷き詰められたモデルは販売価格が800,000円を超える高額モデルになります。
クリッパー、Hウォッチの他にもエルメスの人気の時計は多くありますが、今回はこの2つのモデルの相場を紹介します。
商品画像 | 商品名 | 参考買取金額 |
クリッパー
クォーツ CL4.220型 |
25,000円前後 | |
クリッパー ダイバーズ
自動巻き CP2.94型 |
120,000円前後 | |
Hウォッチ
クォーツ HH1.210型 |
40,000円前後 | |
Hウォッチ
クォーツ ベゼルダイヤ HH1.230型 |
180,000円前後 |
今回買取した時計について
今回買取しました時計、セリエは文字盤の真ん中部分に金色でエルメスの刻印がされている時計です。
エルメスのセリエは時計のみでなく、ジュエリーでも商品展開されているシリーズモデルです。
時計の文字盤中心部分を主なデザインとしてネックレスやブレスレットなど数多くあります。
今回買取したセリエの金色の部分はメッキでしたが、同じモデルでも金を使用したモデルもあります。
中には、ブレスと時計のケース部分に金が使用されており、ベゼル部分にダイヤモンドが埋め込まれている高額モデルもあります。
冒頭でもお話したとおり、今回買取したセリエは、電池式の時計であり、革ベルトは他社製品の物は取り付けられていました。
長い間時計を愛用している場合、革ベルトが劣化してしまい、他社製品のものに付け替えるという事自体は珍しいことではありません。
しかし、時計の売却に来店される方の中には、他社製のベルトを使用しているが買い取ってもらえるかといった質問を受けます。
他社製品のベルトを使用していた場合、買取金額はどのように変わるのか、さらにエルメスのセリエを高額で売りたい場合はどうすればいいのかを次に紹介します。
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エルメス セリエを高額に売却するには
①ベルトは純正品
今回買取したセリエの革ベルトは、他社製品であると紹介しましたが、買取時には他社製のベルトが付いている時計よりも、純正のベルトが付いている時計の方が高額がお付けできます。
特に、エルメスは革製品で有名な高級ブランドであるため、使用されている革ベルトもとても上質なものです。
そのため、エルメスの革ベルトが使用されている時計の方がより高額がお付けできます。
もしも、革ベルトをラバーベルトなどに付け替えている方は、売却時には革ベルトも合わせて持っていくことをお勧めします。
わざわざベルトを付け替える必要は無く、他社製のベルトが付いている時計と、純正のベルトを持っていけば、査定時には純正ベルトが取り付けられた時計として査定できます。
②故障や破損に注意
時計を使用している際に、ふとどこかにぶつけてしまうことは誰しも経験があると思います。
時計の場合、細かなキズ程度では買取金額に影響はありませんが、文字盤を保護するガラスが割れてしまったり、針を動かすリューズ部分が折れてしまった場合などは買取金額に影響します。
ガラスが割れてしまったり、リューズが折れてしまっている時計は買取後に修理を行い売却をします。
そのため、査定員はかかる修理代金を計算し、買取金額から引いてご提示します。
そのため、本来お付けできるはずの買取金額を大きく下回ってしまったり、最悪の場合買取金額がお付けできないという可能性も0ではありません。
そのようなことにならないため、使用されている時は時計に強い衝撃を与えないよう、保管時など気をつけることをお勧めします。
エルメス セリエの買取金額について
今回買取しましたエルメスのセリエは、クォーツ式の時計であったため、電池切れが心配されましたが、動作は問題ありませんでした。
さらに目立ったキズなどもなく、お品物状態としては美品と呼べるものでした。
ただ、先程からお話している通り、唯一のマイナスポイントが革ベルトでした。
今回他社製の革ベルトを付けていたエルメスのセリエは、キズや動作に問題は無かったため10,000円で買取いたしました。
今回、革ベルトが他社製であったことはマイナスポイントではありましたが、大幅に買取金額を下げるという結果にはなりませんでした。
わずかに買取金額に影響はあったものの、10,000円という金額は問題なくお付けでき、お客様にも納得していただいて買取成立となりました。
【まとめ】 須賀質店では動作不良の時計も買取を行います
今回買取しました時計は、電池式の時計であったため、査定員はまず最初に電池切れが起きていないかの確認をしました。
査定時に電池式の時計が止まっていた場合、査定員は動作不良として壊れている時計として扱います。
電池交換をすれば動くのだから、動作不良と判断するのはおかしいと思う方もいるかも知れません。
しかし、時計は精密機械であるため、電池切れ以外に止まってしまう理由がいくつも考えられます。
さらに、電池切れであったとしても、その状態を長い間放置されていると、電池から液体が漏れてしまい時計内部の機械に影響を与えてしまいます。
その場合、時計を分解して修理する必要があるため、電池交換だけでは治りません。
そのため、電池式の時計の場合、電池切れが原因であった場合は事前に修理されてから買取店にお持ち頂くことをお勧めします。
ただ、電池切れ以外の理由で止まってしまった場合、状況によっては修理せずにお持ち頂いた方が良い可能性があります。
須賀質店は創業100年を超える老舗の質屋であるため、様々な業者と協力して少しでもお客様に高額な買取金額を提示したいと考えています。
須賀質店は時計修理業者とも業務提携をしているため、お客様が個人で修理を依頼するよりも須賀質店で修理したほうがリーズナブルな金額で済ませることが可能です。
そのため、結果的に動かない時計であっても須賀質店に売却すればよりお客様の利益になるかもしれません。
須賀質店は様々なブランドの時計を買取しており、壊れて動かなくなってしまった時計でも買取を行っています。
時計の売却を検討されている方はぜひ須賀質店をご利用下さい。