ロレックスの買取はどこがいい?店の選び方から保管方法まで一挙に紹介!
ロレックスを買取に出す場合、どこがいいのか悩んでしまいます。買取店は、どのように選べばいいのでしょうか。また、買取に出すなら、買取相場についても知っておきたいものです。ロレックスはほとんど買取可能ですが、中には買い取ってもらえないケースもあるようです。それはどのようなケースなのでしょうか。ロレックスの正しい保管方法についても解説しましょう。
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□ロレックス買取時の価格が変動する理由
中古市場では、ロレックスの相場が毎日のように変動しています。特に人気商品のデイトナ、サブマリーナー、GMTマスター、エクスプローラーなどは目まぐるしく変わっています。また、中古の価格は、必ずしも新品の価格と連動していないところが、ロレックスの特徴でもあります。
とはいえ、新品の価格と連動するケースもあるので、新品の価格を一応の目安にすることはできるでしょう。このように、ロレックスの中古価格がわかりにくいのには理由があります。実は、中古ロレックスの価格を決めているのは、並行輸入品の価格と中古市場の流通量、人気の度合いによって決まっているのです。
また、ロレックスは海外製品ですから、為替相場によっても価格が変動します。これらの要素が複雑に絡み合って、中古ロレックスの価格が決まっているのです。また、人気アイテムが突然販売中止になったりすると、新品では手に入らなくなるため、急に中古市場に参入する人が増えます。
こうなると、そのモデルだけでなく、他のロレックスも釣られて急騰することがあります。このような要因があるので、中古ロレックスの価格を予想するのは困難なのです。ただし、一般的に古いロレックスは値動きがゆっくりな傾向があり、新しい機種ほど変動が激しいということは言えそうです。
こうした中古ロレックスの価格変動が、そのまま買取価格にも影響するのは言うまでもありません。上記の価格変動要因をすべて分析するのは無理ですが、為替相場などは簡単に調べられるので、買取に出す際の参考にするといいでしょう。
□ロレックスでも買取できない場合がある
買取できないというと、まず思い浮かぶのは壊れた場合ではないでしょうか。壊れたといっても時計の状況はさまざまで、ガラスが割れたとかクロノグラフの故障、ブレスの破損、文字盤の傷、ケースの破損、時計の針が動かない、リューズが取れたなどが挙げられます。これらの中で買取に影響するのは、文字盤の傷とケースの破損、針が動かない故障などです。
こういった故障があると、買取時に査定額が大幅に低くなる可能性があります。買い取った店は修理して再販するわけですが、故障の度合いによってはかなりの修理費がかかるため、その分を査定額から引かないと赤字になってしまいます。そのため、買取店も査定額を下げざるを得ないのです。
ちなみに、破損がひどい場合は時計単体としての再販はできませんが、使える部品だけを取り外して中古市場に流通させることもできます。そのため、ロレックスはほとんどの場合、買取可能と考えてもいいでしょう。ロレックスは世界中にコアなコレクターが多いので、どんなに壊れた商品でも需要があります。
だから、買取店としても1つでも多くロレックスを仕入れたいのが本音なのです。しかし、ほとんど買取可能なロレックスでも、買取してもらえないケースもあります。それは、アフターダイヤと呼ばれる、購入後に時計の表面に華美な装飾を施した時計です。
アフターダイヤはロレックスの正規品ではないため、一部の買取店を除いて買取を拒否されると考えたほうがいいでしょう。ただし、時計の表面に装飾がしてあってもブレスに装飾がなければ、ブレスだけ買い取ることはできます。同様に、時計の中の部品を取り外して流通させることもできるので、アフターダイヤは絶対に買取不可というわけでもありません。
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□ロレックス買取店はどこがいい?
ロレックスの買取店は、どのような基準で選べばいいのでしょうか。ネットで検索すると多くの買取店が出てくるので、選ぶのに困ってしまいます。買取店を選ぶ目安の1つとして、自社で修理工場を持っている買取店がおすすめです。
自社で修理すれば修理費が安くなるので、壊れたロレックスでも高値をつけてもらえる可能性があるからです。自社工場を持っているかどうかは、サイトに記載がある場合もありますが、書いてなければ問い合わせてみるといいでしょう。また、優良な買取店を探したいなら、実際に店舗を回って見てみることも大切です。
実際に店舗を見てみないと、サイトの情報だけではわからないこともあるからです。ただし、実際に行ってみるとなると、近場の買取店しか見ることができませんがそれは仕方がありません。店によってさまざまな特色があり、じっくり時計を見て査定する店もあれば、ザックリした感じですぐに査定額を提示する店もあります。
査定の様子を見るだけでも、その店のロレックスに対する想いが伝わるので、一度は実際に買取店を訪れることをおすすめします。最終的にどの買取店にするかは、自分で決めることになりますが、買取店との相性もあるので、いくつかの店舗を見た上で決めるといいでしょう。サイトを見て決める場合は、できるだけロレックス専門店を選ぶほうがいいのですが、他の時計を扱っていても、高級ブランドを中心に扱う店なら問題ないでしょう。
□ロレックスの正しい保管方法
ロレックスを保管する場合は、いくつか注意すべき点があります。基本的に、時計は毎日使うことを前提に作られています。そのため、長期間使わずに保管すると、内部構造の動きに影響が出ることがあります。
ロレックスは高級時計なので、普段使うのはもったいないといった理由で、保管する人がいます。しかし、日常使わなくてもなるべく定期的に、ゼンマイを巻いて動作させるようにしましょう。
*磁気の近くに保管しない
ロレックスは、磁気を帯びるとムーブメントの動きに影響が出るので、絶対に避けなければなりません。家庭内で磁気を発するものは、テレビ、電子レンジ、パソコン、オーディオなどです。これらの機器から10センチ程度離せば問題ないとされますが、できるだけ近づけないほうがいいでしょう。
ただし、パソコンを使用する際に、ロレックスを腕につけていても問題ありません。あくまでも、保管する際にはなるべく離したほうが無難ということです。
間違っても、ロレックスを電子レンジの上や、オーディオスピーカーの上に放置するようなことは、しないようにしましょう。万が一、ムーブメントなどが帯磁して動作がおかしくなったら、時計店に持っていけば磁気抜きをしてもらえます。
*タンスに保管時の注意点
ロレックスを、タンスの中に保管する人もいるでしょう。タンスの中に樟脳が入っていると、ロレックスの文字盤が変色することがあるので注意が必要です。
*振動を避ける
ロレックスは精密機械なので、振動する場所に保管するのは避けましょう。机の端などのように、うっかりすると落としてしまうような場所に置くのは論外ですが、近くに工場などがあって細かい振動が床を伝わってくるような場所も、保管場所には向きません。
*日光が当たる場所
日光が当たると、時計内部に熱がこもるため、潤滑油が劣化したり文字盤の塗料が変色することがあります。また、日光が当たらなくても、熱がこもりやすい場所も厳禁です。コンロのそばやストーブの近くには置かないようにしましょう。
*リューズの回転はゆっくりと
日常使っている際にも、注意すべき点があります。リューズを巻くときは勢いよく巻いたりしないで、リューズをゆっくり回しましょう。リューズは丁寧に扱わないと、リューズそのものが損傷したり、内部の歯車を摩耗させてしまいます。
*スポーツ時は外す
軽いスポーツ程度なら大丈夫と思っていると、意外に強い衝撃が伝わっていることがあります。軽いキャッチボール程度の運動でも、ロレックスを外して行うようにしましょう。
□まとめ
ロレックスを買取に出す際には、いくつか知っておくべきことがあります。ロレックスは買取時の価格が変動しますが、それには複数の要因が複雑に絡み合っています。ロレックスは海外製品ですから、為替相場の影響も受けるので、買取に出す際は為替相場を見て売り時を判断しましょう。また、ロレックスを保管する際は磁気を避け、振動を与えないことが大切です。