買取ならエルメスがおすすめの理由についてご紹介します!
エルメスの商品が高く買い取ってもらえるのはなぜでしょうか。エルメスは言わずと知れた高級ブランドですが、エルメスの人気の秘密はその歴史にあるようです。エルメスにはどんな歴史があり、それがどう人気につながっているのでしょうか。この記事ではエルメスを高く買い取ってもらうコツや、買取ならエルメスがおすすめな理由も解説します。
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□エルメスの買取価格はなぜ高いのか
エルメスは、中古市場での取引価格が高いことで知られています。中古市場で人気があるから取引価格も高くなり、それに伴って買取価格も高くなります。しかし、中古市場で人気があるのは、エルメスに限ったことではありません。
それなのに、なぜエルメスだけが、他のブランドより取引価格が高いのでしょうか。その理由は、中古市場でエルメスが品薄だからです。バーキンやケリーは新品でも手に入りにくく、直営店でも買えないことはエルメスファンならよく知っています。
予約してから1年も2年もたってやっと購入できるほど品薄ですから、中古市場に出回らないのも当然なのです。もちろん、エルメスが中古市場で人気なのは、品薄だけが理由ではありません。高い縫製技術に裏打ちされたクオリティの高さがあるからこそ、それに見合った値段がつけられるのです。
エルメスのバッグは、他のブランドバッグと違って、1人の職人が1つのバッグ作りのすべての工程を担当します。全工程を手作業で行うので、流れ作業やパーツごとに分業で作るわけではありません。1人の職人が最初から最後まで、何カ月もかけて作るからこそ、独特の風合いのあるバッグが出来上がるのです。
縫製も機械は使わず、創業当時からの伝統的な手法であるエルメスステッチを使って、1針1針丁寧に塗っていく手法にこだわっています。バッグには製造後、製造刻印が刻まれますが、これは正規品である証しであると同時に、メンテナンス時には、製作した職人に戻され修理されるのです。現代には珍しく、どこまでも職人技にこだわり職人を大切にしていることが、エルメスの大きな特徴と言えるでしょう。
他のブランドは、ここまで職人にこだわったシステムではないので、エルメスの商品が他のブランドとは1味違うのは当然のことで、それが中古市場でも高い評価を受ける理由となっています。エルメスのバッグは高級ブランドであるだけでなく、実用性に富んだ丈夫な作りになっているので、母娘2代で使っている人もいるほどです。ちなみに、バーキンやケリーが入手困難なのも、1つずつ職人が手作りしているからなのです。
機械による量産をよしとせず、職人による手作りの丁寧な仕事に徹したことが、世界中で高い評価を受けています。エルメスの買取価格が高いのは、こうした背景があるからなのです。
□エルメスバッグの人気の秘密は歴史にあった
エルメスは最初、馬具製作メーカーとしてスタートしましたが、その後バッグの製造を手掛けるようになり、世界的なブランドへと発展していきます。1837年、エルメスはパリのランパール通りでティエ・エルメスにより創業されました。その後、1880年に2代目のシャルル・エミール・エルメスが、現在の本店所在地に移転します。
最初は馬具メーカーとしてスタートしたエルメスも、交通手段が馬車から自動車に変わっていくのを見て、馬具だけでなくカバンや財布などの製造も手がけるようになります。1892年、エルメスの最初のバッグである、オータクロアが発売されました。馬鞍を入れるためのバッグでしたが、このデザインがのちにケリーやバーキンに受け継がれていきます。
1923年になると、初めてファスナーを使用したボリードが発売されました。そして1935年に、ケリーが発売されます。ケリーは当初、サック・クロアという名前で発売されました。
しかし、モナコ王妃のグレース・ケリーが写真を撮られた際、妊娠していたお腹を咄嗟に抑えたバッグが雑誌に掲載され、話題となりました。それがサック・クロアだったのです。のちにエルメスはモナコ王室の許可を得て、サック・クロアをケリーと改名しました。
1969年には、エルメスのイニシャルである「H」を留め金にした、コンスタンスが発売されました。コンスタンスは、故ケネディ大統領夫人ジャクリーヌが愛用したバッグとして有名です。1984年には、フランスの女優ジェーン・バーキンにちなんで名づけられたバーキンが発売されました。バーキンは、エルメスの5代目社長デュマが、バーキンと同じ飛行機に乗り合わせたことがきっかけで、誕生しました。
このように、エルメスを代表するケリーもバーキンも、思いもよらない偶然から生まれたのです。いまや押しも押されもしない、世界的なブランドとなったエルメスですが、その精神は創業当時から変わらず受け継がれています。機械による大量生産をよしとせず、どこまでも職人による手作りにこだわった手法は、世界中の愛好家に高く支持されています。
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□エルメスを高く買い取ってもらうには
エルメスは、人気商品であれば、定価の70~80%で買い取ってもらえることもあります。しかし、あまり人気のない商品は、定価の20~30%程度にしかなりません。エルメスを高く買い取ってもらうには、買取に出す前にメンテナンスをしましょう。
ただし、ここで言うメンテナンスは、自分でできる程度でかまいません。あまりお金をかけると、査定額によってはかえってマイナスになることもあります。ここで行うメンテナンスは、買取に出す商品を少しでも見栄えよくするためのものです。
たとえば、レザーはレザークリーナーを使えばある程度見た目がよくなります。同様にシルバーのアクセサリー類は、シルバー洗浄することによって見栄えをよくすることができます。このように、商品の素材に合った方法で、メンテナンスすることをおすすめします。
ただし、メンテナンスのやり方によっては、かえって素材を傷めることもあるので注意しましょう。やってしまってから元に戻すことはできないので、少しでも不安があるならメンテナンスしないほうが無難です。また、エルメスを高く買い取ってもらうには、商品によっては買取に出す季節も考慮する必要があります。
たとえば、サンダルを買取に出すなら、5~6月頃が最適でしょう。サンダルの需要が高まるのは夏ですから、夏直前に買取に出せば高値で買い取ってもらえます。これとは逆に、秋になってサンダルを買取に出しても、査定額は低くなってしまうでしょう。
秋に出したのでは、すでにサンダルが売れる時期を逸しているので、来年の夏まで倉庫に保管しなければならないからです。また、サンダルのような季節物でなくても、何かの理由で一時的に人気が高まるアイテムもあります。たとえば、有名な女優がドラマで使ったバッグが、高値となる場合がありますが、このような人気は一時的なものですから、ドラマの終了とともに元の買取価格に戻るのが通常です。
このように、一時的に人気が出たアイテムは、時期を逃さず売ることで高値の買取が可能となります。また、エルメスは製造年が新しいアイテムほど高く売れる傾向があるので、高値の査定をつけてもらうには、なるべく早く売ることも大切です。エルメスのバッグには製造年が刻印してあるので、それを見ればいつ製造されたものかわかります。
エルメスは、マルジェラ期と呼ばれる1997~2003年に製造されたアイテムが、特に人気があります。ビンテージ物は高値がつきやすいのですが、マルジェラ期のアイテムは特に高値が期待できます。
□まとめ
買取ならエルメスがおすすめと言われるのは、その歴史に理由がありました。エルメスは創業当時から、熟練職人による手作りにこだわってきたブランドです。機械による大量生産をよしとせず、1つ1つ手作りで仕上げる昔ながらの製法が、他のブランドの追随を許さないアイテムを作り上げました。
手作りだから市場に出回る数も少ないため、中古市場でも品薄なので価格が上がります。そのため、エルメスは買取価格が高いのです。