ルイヴィトンの買取前に修理は必要?やるべきことを解説します!
長年使ったルイヴィトンのバッグや財布を買取に出す場合、傷や汚れ、不具合などを事前に修理をしたほうがいいのでしょうか。なるべく高値で買取してもらうためには、傷や汚れ、不具合などがないに越したことはありません。ここでは、皆さんがお持ちのルイヴィトンを買取に出そうと決めた後に、ルイヴィトンの高価買取を狙うためにぜひやっておいた方が良いことについて解説いたします。
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目次
壊れているルイヴィトンは買取ってもらえないのか
所有しているルイヴィトンを、質屋や買取専門店に買取に出した場合の買取査定額は、商品の状態によって変わります。バッグや財布などの表面に軽い傷や色焼け、色褪せなどがあると、本来つくべき買取価格の10%から、商品の程度によっては30%くらい買取査定額が下がります。
また、長期間使用しなかったルイヴィトンのバッグを、湿気のある場所に保管していたために、「内ベタ」という状態になってしまったバッグは、修理に時間と費用がかかるためかなり買取査定額が下がってしまいます。
こちらで言うところの「内ベタ」とは、バッグなどの内側の加工部分が、湿気のためにベタベタになった状態のことです。バッグの内側にある、特殊加工部分がベタベタになると、ルイヴィトンのブティックに持ち込んで、該当箇所を好感しない限り修復できないのです。
このような状態のルイヴィトンバッグを買取に出しても、高く査定してもらえないため、修理してから買取に出そうと考える人もいるかもしれません。しかし、状態の悪いルイヴィトンバッグを修理してから買取に出すという方法は、あまりおすすめできない買取方法です。その理由は、修理代のほうが高くなってしまう場合があるからです。
程度の悪いルイヴィトンのバッグや財布の買取を考えたときに、まず修理してから買取に出すという方法を考えるよりも、事前に買取店や質屋ででバッグの状態見てもらって、買取査定価格を出してもらうといいでしょう。
ルイヴィトンの買取をおこなう店舗や質屋はたくさんありますが、どこをポイントに選んだらいいのでしょうか。ルイヴィトンのような高級ブランドバッグは、かなりひどい状態の商品でも買取価格がつけられる場合が多く、こちらのサイトの運営会社 須賀質店でも状態の悪いルイヴィトンのバッグや財布の買取は積極的におこなっていますが、買取店によっては買取を断られる場合もあります。
状態の悪いルイヴィトンの商品の買取を断られる理由はいろいろあると思いますが、大きな理由のひとつに「状態が悪かったり、壊れ方のひどいルイヴィトンの転売ルートを持っていない」という理由があります。買取店や質屋は、店頭買取や郵送買取で買取した商品を換金して利益を出し、店舗の運営をするわけですが、買取した商品の換金先、転売先をたくさん持っている店舗の方が、様々な状態のブランド品をより高値で売却できるので、どのような状態のブランド品でも積極的に取り組むことができるのです。
こうした理由から、もし皆さんが持っているルイヴィトンのバッグや財布の状態が悪かったり、壊れ方のひどいルイヴィトンを買い取ってもらいたかったら、「どのような状態でも買取します」と宣伝している店舗を選ぶことをお勧めします。実際にオークション市場やECサイトを見ていると、「こんなひどい状態のルイヴィトンが売れるんだろうか」と思うような商品の買取を、積極的に進めている買取店は存在します。
また、少しでも高く買取査定してもらうためには、複数の買取店で査定してもらうことをお勧めいたします。ルイヴィトンのバッグや財布は人気があるので、ネットオークションやメルカリなどで売ることが可能です。しかし、素人間の取引になるうえに、インターネット上ではバッグの状態が十分に伝えられないこともあり、トラブルやクレームの発生になる場合もありますから、状態が悪いルイヴィトンの商品は買取店に出すほうが無難でしょう。
壊れていたり、状態の良くないルイヴィトンでも買取可能な商品とは
壊れていたり状態の良くないルイヴィトンであっても、買取が可能である話をいたしましたが、現役の質屋で買取や質入れで多数のルイヴィトンを扱っている立場として、すべてのルイヴィトンがこうした対象にはなっていないように思います。
ルイヴィトンの商品の中でも、壊れていたり状態が悪くても買取可能になる確率が高い商品とそうでない商品に分かれるということですね。こうした違いはどのような理由で分かれてくるのでしょうか。
その理由は、ルイヴィトンの中でも定番の種類(ライン)は状態が悪くても比較的買取価格がつけられる印象が強いです。具体的に言えば、モノグラム、ダミエのラインは、ルイヴィトンの中でも定番のラインなので、壊れたり状態が悪くとも買取価格が付きやすいといえます。
状態の悪さや、汚れなどが目立ちにくい色をしたラインも、壊れたり状態が悪くとも買取価格が付きやすい条件といえます。このように考えると、モノグラム、ダミエは買取価格が付きやすいラインといえますし、ダミエグラフィット、モノグラムエクリプス、モノグラムマカサーなども、買取価格が付きやすいラインといえるでしょう。
製品画像 | ライン名 | 商品名 | 型番 | 定価 |
モノグラム | ジッピーウォレット | M41895 | 87,000円 | |
モノグラム | ポルトフォイユエリーフ | M61654 | 66,000円 | |
ダミエ | ポルトフォイユエミリー | N41626 | 55,000円 | |
ダミエ | ポケットオーガナイザー | N63145 | 38,000円 | |
モノグラムエクリプス | ポルトフォイユミュルティプル | M61695 | 53,000円 | |
モノグラムエクリプス | ジッピーXL | M61698 | 134,000円 | |
ダミエグラフィット | ジッピーオーガナイザー | N63077 | 97,000円 | |
ダミエグラフィット | ポルトフォイユブラザ | N62665 | 67,000円 |
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ルイヴィトンの買取前には手入れをしておこう
ルイヴィトンのバッグや財布をできるだけ高値で買い取ってもらうためには、事前に手入れをするのがおすすめです。「手入れしたところで、買い取り額は変わらない」と考える人も多いかもしれません。しかし、買取に出すバッグや財布を手入れすると、意外に高価買取査定につながるのです。
これは、少し手入れするだけで商品の状態の見た目が良くなるからです。こちらで言うところの「見た目」というのは、パッと見た外観と言い換えても良いかもしれません。見た目が良くなれば、ていねいに使われてきたんだ、といった印象を持たれやすく、当然買取査定額もアップします。
バッグの中を掃除して髪の毛やほこりを取り除く、または外側の汚れを濡れた雑巾でふき取るだけでも「見た目」は変わってくるので、ぜひやってみましょう。ほんの少しきれいにするだけでも、汚れたままより査定がよくなります。
また、査定する鑑定士も人間ですから、汚れたまま買取査定に出されて気持ちのいいはずはありません。鑑定士が気にするのは「きれいでないルイヴィトンのバッグや財布⇒ていねいに扱われていなバッグや財布⇒自分では気が付かない、傷や汚れを見落とす可能性がある」という感覚になることです。
担当する鑑定士がこうした感覚になってしまえば、高い買取査定額を期待しても無理でしょう。もし皆さんが持っているルイヴィトンのバッグや財布の買取で、高価買取査定を希望するのであれば、買取に出す人の「姿勢」も査定額に反映されるということを知っておくのも良いと思います。
買取前の手入れといっても、皆さんができる範囲の普段の掃除程度でいいのです。まず、バッグの内側をしっかり確認しましょう。内側の隅にホコリやゴミがたまっていることが多いので、きれいに取り除いておきます。外側は全体をビニール地のPVC処理してある商品であれば、ぬれたタオルなどで拭いて汚れを落としましょう。
金具は、タオルを軽く湿らせて汚れを拭き取れば光沢が出ますから、これだけでも印象がよくなります。ファスナーがついていれば、スムーズに開け閉めできるかどうか確認しましょう。もしスムーズでなければ、ロウを塗るなどして滑りをよくしておいてください。
持ち手部分も手垢などで汚れやすいので、濡れたタオルなどできれいに拭いてください。ただし、ルイヴィトンには持ち手部分には「ヌメ革」と呼ばれる素材が使われている場合が多く、ヌメ革は濡らしたり強くこすったりすることは厳禁です。素材の取り扱いに注意して、ヌメ革などデリケートな素材は慎重に扱いましょう。
ルイヴィトンのバッグや財布の買取価格を下げる原因は、傷のほかに色褪せや色焼けもあります。バッグや財布を長年使っていると、どうしても色褪せしたり色焼けしたりしてしまいますが、これは太陽光によるものです。
外で使っているときに太陽光に当たるのは仕方がありませんが、保管しているときは太陽光を避けるような場所を選びましょう。直射日光を当てるが良くないことはご存じと思いますが、昼間に部屋が明るければそれは太陽光によるものです。このような、間接的な太陽光でも色褪せや色焼けの原因になりますから、使わないときにはできるだけ、暗く涼しい場所に保管することをおすすめします。
ルイヴィトンの修理であれば、正規店にお願いしよう
ルイヴィトンのバッグや財布を修理するのであれば、正規店のブティックにお願いすることをお勧めします。正規店のブティックにお願いすれば、メーカーの工房に持ち込まれて、ルイヴィトンの修理になれた技術者がメーカーの修理過程に沿った修理をおこない、高価買取につながるはずです。ブランドメーカーのバッグや財布をリペアする店は、正規店以外にもありますが、正規メーカーならルイヴィトンバッグのことを詳しく知っているので、修理の質が違います。
たとえば、ステッチ1本にしても生地の縫製にしても、正規メーカーの技術者しか知らない手法がありますから、他のリペア店とは細かい部分で差が出てしまうのです。また、修理に使用する材料は社外に流通することがないので、正規メーカー以外の修理店で修理した製品は、使われる材料やパーツが異なってしまいます。
質屋の店頭で買取や質入れをおこなっていると、いつも手にしている感覚と異なるバッグや財布を手にすることがあります。ルイヴィトンの製品であれば、特にバッグに使われている持ち手部分の革の質感、ショルダー部分の触り心地、プルタブの形状や柔らかさに違和感を感じる商品が持ち込まれることがあります。
そこでお客様にお聞きすると「壊れてしまったので、ルイヴィトン以外の修理店で直したんです」と回答されることが多いですね。正規メーカーでの修理は、時間もお金もかかるので、ルイヴィトン以外の修理を受けてしまったルイヴィトン製品は、わずかですが流通しています。
ここで、買取や質入れでルイヴィトンのバッグや財布を多数あつかっている現役質屋が、正規メーカー以外でリペアした場合のメリットとデメリットをご紹介しておきましょう。正規メーカー以外のリペアは修理費用が割安に済むというのがメリットといえます。一般の修理店が正規メーカーの修理料金より高い価格設定をしていれば、修理を希望する人はみな正規メーカーに行ってしまうので、これは当然のことです。修理費が割安であることは良いことですが、そのかわり正規メーカー以外のリペアでは、大幅に買取価格が下がる可能性がありますから注意しましょう。
前述しましたように、正規メーカーの技術者しかできないリペアの技術があるので、正規メーカー以外でリペアするとその部分だけ縫製が異なる場合が出てきます。また、リペアに使われる部品の質感が異なる場合も考えられます。これでは全体のバランスが悪くなるので、高級ブランドバッグであるルイヴィトンとしての買取価値は大きく下げざるを得ないというのが実情です。
買取店や質屋から見ると、正規メーカー以外で修理を受けたルイヴィトンのバッグや財布は、改造品として考えざるを得ないので、買取に出すと正規店でリペアしたものに比べて、本来付けられる買取価格の半分から10分の1くらいの価格まで下がってしまうこともあるので注意しましょう。
ルイヴィトンの買取前に修理は必要? まとめ
最後までお読みいただきましてありがとうございました。ルイヴィトンのバッグや財布は、高級ブランド製品であり価値が高く人気もあるので、壊れていても買取してもらえます。現役の質屋として買取や質入れでルイヴィトンの製品をたくさん扱っているのでわかるのですが、ルイヴィトンの製品の中でも壊れていたり状態があまりよくなくても買取できる商品と、できない商品は分かれてくるように思います。
ルイヴィトンの商品の中でも、モノグラムやダミエ定番ラインの商品は、壊れたり状態が悪いバッグや財布であっても、買取価格が比較的付きやすい製品といえます。エピやヴェルニ、ダミエアズールといった明るい色系の製品は傷や状態が判りやすいので、壊れたり状態が悪くなってしまうと買取できなくなる可能性が高いですね。
また、壊れたり状態が悪いルイヴィトンは修理したりしないで、ご自身で出来る限りきれいにするにとどめて買取店や質屋に買取に出すのがお勧めでした。正規メーカーの修理を受けてきれいに直しても、かかった修理代以上に高く売れるかどうかわからないので、壊れたり状態が悪いルイヴィトンの高価買取ができる店舗を探すのが大切です。
こちらのサイトを運営している須賀質店では、ブランドバッグの買取は積極的に取り組んでいる質屋です。特に壊れたり状態が悪いルイヴィトンであっても、売却できる特別のルートをいくつか開拓してきました。もし、皆さんがルイヴィトンの高価買取を希望していて、その状態があまりよくなかったり、一部壊れたりしているのであれば、ぜひ須賀質店に買取の相談をしてみてください。