【事例】18金 ルビーとダイヤモンドつきの指輪を五反田本店で高価買取
須賀質店五反田本店でノンブランドのリングを24,000円で買取りました。こ18金イエローゴールド製のリングに、合計0.90ctのルビーと0.79ctのメレダイヤがついたお品物になります。
今回買取した指輪のデザインはルビーの中石があり、中石を際立たせるようにメレのルビーとダイヤがセットされたものです。中石のルビーは0.4ct程度と思われます。
メレとは、中石を引き立てる脇石などの小粒な石の事を指します。宝石は研磨で精製する前に、形を整えるために一部分を切り落とします。その切り落とされた小さな石を集めて加工したものがメレと呼ばれます。
大きさの明確な定義はないのですが、一般的に0.1ct以下のものを指すことが多いようです。
今回は中石とメレの査定の違いを説明していきます。
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中石とメレでは同じctでも査定額が変わる?須賀質店が解説します
ダイヤモンドなどの宝石がついたジュエリーの場合、宝石の種類やその重さ「Carat(カラット)」を裏面など目立たない場所に刻印で表している事が多いです。この刻印の事を「石目」と呼び、「0.59ct」や「D 1.000」などで表されています。
ここではダイヤモンドを例としてお話しますが、ctも同じ刻印の場合でも、中石とメレでは査定額が変わる要素を説明します。
まず石のクオリティーが違えば、査定額も大きく変わります。ダイヤモンドでは「4C」と呼ばれる評価基準がありますが、その評価が高いものほど高額査定となります。
この4Cの一部と重複するのですが、中石とメレで査定額が変わる要因では「大きさ」があります。中石は1つで○○ctとなりますが、メレは小さな石を全て合わせて○○ctと表記されます。総量では同じctでも1粒が小さいメレの場合は査定額が低くなります。
参考までに0.50ctのダイヤモンドで、Iカラー・SI-2クラリティー・Goodカットの1粒石と、同程度のクオリティーで総量が0.50ctのメレダイヤを査定した場合、1粒石は40,000円前後の買取、メレダイヤは5,000円~10,000円程度の買取となるでしょう。
1粒石の大きさが大きいほどこの差額も大きくなります。1粒石、メレダイヤともに買取は可能ですが、査定額に差があるという事になります。
18金 ルビーとダイヤモンドつきの指輪買取についてのまとめ
今回の記事では18金 ルビーとダイヤモンドつきの指輪の買取について解説しました。指輪にセットされたルビーやダイヤモンドがある場合、購入時は宝石がついていない指輪よりも当然高い価格で販売されています。
これらの指輪を売却しようと考えた際、この記事を書いている須賀質店などの買取店に持ち込むと査定額はどうなるのか。今回のお品物でいうと残念ながらルビーには査定額をお付けする事ができず、ダイヤモンドに3,000円の査定額をお付けした査定となっています。
恐らく、宝石店などでの販売価格は、ルビーやダイヤモンドの有無で100,000程度変わっているかも知れません。ジュエリーを購入するときに「売ったらいくらか」を考えて購入する方は殆どいないと思いますが、中古市場に売却する際はさほど金額が変わらないという事も珍しくありません。
勿論、上質なクオリティーの宝石や大粒のダイヤモンドがセットされている場合は買取金額も高額になりますが、この場合は新品のはんばいかかくもかなり高額なお品物という事になるでしょう。
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