故障してしまっているピエールクンツの時計を高価買取
須賀質店五反田本店で、ピエールクンツ、スポーツクロノグラフの時計を買取いたしました。全体が黒を基調としたデザインとなっていますが、使用されている金属はステンレスです。金のように合金の割合で色を変えているのではなく、PVD加工と呼ばれる方法で表面を黒くしています。改造品としてPVD加工させた時計もよく見かけますが、今回のお品物は純正でPVD加工された商品となっています。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
ピエールクンツとは、そして壊れた時計の買取
1959年にスイスのベルンで生まれ、時計学校で時計の製作を学び、製作者として名を馳せるようになった人物がピエール・クンツです。老舗時計ブランドで技術者として、複雑機構の開発と製作を担当していましたが、フランクミュラーに才能を見出され、フランクミュラーウォッチランド社の技術者になりました。その後、同社の後押しを受け、自身の名前を冠するブランドを立ち上げる事になり、現在でもピールクンツは、フランクミュラーウォッチランド社の展開するブランドの一つとなっています。
レトログラードと呼ばれる機構を作る事に長けていたピエール・クンツは、自身のブランドでもレトログラードの商品を多数販売しています。時計の針は円を描くように動くものですが、レトログラードは扇状に動いて終わりに到達した時に、始まりの部分まで飛ぶように戻る構造となっています。
今回お持ちいただいたのは、G403型という型番の時計なのですが、買取を行う上で大きな問題が一つありました。搭載されているクロノグラフの針が正常に動かなくなってしまっていたのです。レトログラードのクロノグラフという、かなり複雑な機能の故障という事で、時計の故障の中でも比較的大きな故障であると言えます。
さらに、ピエールクンツはフランクミュラーと同様に、正規店でのメンテナンスを受けるにはその国で購入した保証書がなければならず、平行輸入品等では正規のメンテナンスを受ける事が出来ないのです。
保証書はお持ちでは無いという事で、故障している事も含めてどこへ行っても買取を断られてしまったとの事でした。確かに、直る保証が出来ない時計である以上は買取が難しいのは事実です。しかし今までにも、このような時計の取り扱いのある須賀質店では故障した時計の買取としてしっかりとお値段を付けさせていただきました。他店では0円であったピエールクンツの時計を、須賀質店五反田本店で、100,000円で買取いたしました。
壊れているピエールクンツの時計の買取とまとめ
壊れてしまっている時計を買い取った後どうするのかというと、直してから売る事になります。
例えばネックレスや指輪の場合は、切れていようが、折れていようが貴金属の値段での買取となる場合は、金額に変わりはありません。
しかし、時計はそうはいきません。そして、機械式の時計というのは、故障してしまうと簡単に直るものではありません。最悪の場合は新しい時計を買う以上の金額が掛かってしまう事になります。
故障している時計の全てではありませんが、今回のピエールクンツの時計も、かなり多くのお店が買取をしたがらない商品であったと思います。
しかし、須賀質店は老舗の質屋であり、いままでの経験もあるので、今回のピエールクンツの時計は買い取る事ができました。故障している時計でも何でもとは言えませんが、他店で断られてしまった故障中の時計でも須賀質店であれば買取可能かもしれません。いままでにも他店で断られたという時計の買取を何度も行っております。壊れた時計の買取は須賀質店までお願いいたします。
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