フランクミュラー ロングアイランド1150SC型の時計を買取
須賀質店池袋営業所でフランクミュラーの時計を28万円で買い取りました。こちらの時計はフランクミュラーのロングアイランドというシリーズの時計になります。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
天才時計師「フランク・ミュラー」を須賀質店が解説します
正式な会社名は「フランク・ミュラー・ウォッチランド」。前身のテクノウォッチ社を経て1998年からこの名前となります。設立者であるフランク・ミュラー氏は独立時計師アカデミー会員(現在は脱退)の技術師であり、時計界では超有名な「天才・ブレゲ」の再来とも評される素晴らしい技術を持った人物です。
ブランド創設前はコレクターや博物館から依頼されたパテック・フィリップなどの修復作業と独自の創作活動を行っていました。1986年のバーゼルフェアで、当時28歳のフランク・ミュラー氏はトゥールビョン付きの腕時計を創り上げ一躍脚光を浴びました。
同ブランドの時計はその印象的なデザインで、殆どのアイテムは一目で同社のものだとわかるデザイン性があります。ケースの形は一般的なラウンド(丸型)よりも、トノー型(樽型)やレクタンギュラー(長方形)、スクエア(正方形)などのアイテムが多く、文字盤には「ビザン数字」と呼ばれるアラビア数字のインデックスを備えたアイテムが印象的です。
低価格帯のアイテムには汎用の機械式ムーブメントやクォーツ式ムーブメントを採用していますが、高級ラインにはトゥールビョン機構や永久カレンダー機構などの複雑機構を搭載した時社製ムーブメントを搭載しています。
今回のフランクミュラー ロングアイランド1150SC型査定額とポイントについて
今回買い取りしたロングアイランドは、付属品が無い状態でしたが買取28万円査定となりました。フランクミュラーらしいロングアイランドはレクタンギュラー(長方形)と腕にフィットする美しいカーブが特徴的なお品物です。
機能は秒針のない2針タイプですので、とてもシンプルな機械の時計です。腕時計の機械は機能がが多くなるほど複雑になり故障するリスクも高まります。シンプルな機械は故障のリスクも下がり、メンテンスも行いやすい特徴があります。
査定時には正常に動作するかを確認しますが、2針タイプの場合は時間がズレずに動いているかの確認のみです。外装は全体の使用感(キズや風防の欠けなどがないか)、革ベルトの劣化具合などを確認します。
フランクミュラーの時計は並行輸入品の場合はメーカーでの修理取扱いを一切受け付けない対応をとっています。簡単な修理やメンテナンスであれば時計修理業者でお対応可能ですが、複雑機構の修理やパーツ交換などがあるとメーカー以外では対応ができない場合もあります。
こうなると事実上修理する事ができない時計となってしまいますので、査定額に与える影響も非常に大きくなります。この記事を書いている須賀質店ではできる限りの査定額を提示しお客様にご満足いただけるように努めております。査定時にご不明な点などもお気軽にご質問ください。皆様のご来店心よりお待ち申し上げております。
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