【事例】外国製24金インゴットを買取
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
外国製24金インゴットを買取
須賀質店五反田本店で24金のインゴットを買取しました。須賀質店では金の買取に関しては、他社よりも高い買取価格を提示することで積極的な買取をおこなっています。そのお蔭か、金に関しては製品になった指輪やネックレス、ブレスレットはもちろん、今回の様なインゴット(延べ棒)も多数買取に持ち込まれてきます。
今回の韓国製の24金インゴットは合計262gあり、須賀質店五反田本店で9月26日に1,198,000円で買取いたしました。24金インゴットの買取価格としては若干安い感じもいたしますが、その理由はこの後にご案内いたします。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
24金の製品と24金インゴットは何が違うの?
24金の指輪やネックレスと、24金インゴットは何が違うんでしょうね。同じ24金なので違いはないと思われるかもしれませんが、実はきちんとした違いがあるのです。
金は指輪やネックレスといった製品に加工する作業中に、わずかですが不純物が混じってきます。そのために、24金の製品に限らず、18金の製品でも14金の製品でも、正確な金の割合になっていることはほとんどありません。
例えば、18金は75%が金で残りは銀や銅といった、別の金属が混ぜられたものですが、75%という割合には上下に若干のブレがあるものなのです。24金の製品は100%金の製品であるはずですが、多少の不純物が混じっています。
これに対して24金インゴットは、精錬の段階で極力不純物を排除しているので、かなり100%に近い割合の金に仕上がっています。24金インゴットには9999といった刻印が打ってあることが多いですが、99.99%の金である、ということの証でもあります。
外国製の24金インゴットは買取できない場合が多い
最近の金買取の現場では、外国製の24金インゴットの買取を断られる例が増えていると言います。須賀質店では買取の他に質入れでも24金インゴットを取り扱いますが質入れでも断られる例が増えているのです。
この理由は、金の密輸が増えていることと大きく関係があります。海外で金のインゴットを購入し日本の関税を通らず密輸で日本に持ち込まれた場合、質屋や金買取店で買取する時に金の買取価格+消費税を受け取ることになるので消費税分が上乗せされたことになるのです。
例えば海外で金5kgを2500万円で購入し、日本の税関を通らず密輸で国内に持ち込んだとします。日本でこの金5kgを売却すると消費税8%込みで2700万円で売却できることとなり、200万円を得ることが出来るというスキームです。
こうした違法な手法は許されるものではなく、税関のホームページでも大きく取締りについて公表しています。⇒ストップ 金密輸
今のところ24金インゴットについては、外国製のもので500gを超えるものについては、その取扱いをストップしている業者が多いのが実情の様です。
外国製24金インゴットを買取 まとめ
金の密輸にかかわる脱法行為によって、現在では外国製の24金インゴットを売却するのは、かなり難しくなったといえます。特に500g以上の外国製の24金インゴットで、大量に店頭に持ち込まれた場合は買取を断れれることが多いでしょう。
今回須賀質店が外国製の24金インゴットを買取出来た理由は、日ごろから金の売却先よりいろいろな情報を取得できていたということが有ります。またお客様も何度か取引のある信頼できる方であったことと、この外国製の24金インゴットを預からせていただき入手先を調べることが出来たことがあります。
外国製のインゴットの買取をお考えの方で、他社で買取を断られた場合は、ぜひ須賀質店にご相談になってみてください。店頭で即日の買取は出来ませんが、預からせていただくことで買取出来る場合が有ります。
金買取(取扱い品目一覧)←こちら