アランシルベスタイン キャリッジクロックの時計を買取
須賀質店渋谷営業所で、アランシルベスタイン、キャリッジクロックを買取いたしました。現在ではあまり見かける事の無い機械式の置時計です。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
キャリッジクロックとは
19世紀前半のナポレオン1世の頃に広く作られるようになった携帯用の置時計で、ただの置時計では無く、精度等の点で優れた物をキャリッジクロックと呼びます。
元は、当時の戦時下において将校に時間を守らせるために、一人ひとりに持たせた事が普及のきっかけになったと言われています。フランスで流行し、その後広くヨーロッパの貴族の間で旅行用として重宝されるようになりました。
日本には明治時代に伝わっていて、日本では枕時計という名で呼ばれています。
アランシルベスタインとは
創業者のアラン・シルベスタインは1950年にフランスのパリで生まれ、インテリアデザイナーとなった人物です。使用していたクロノグラフの時計が故障した際に、代替品を探し求めましたが、気に入る製品を見つける事が出来ず、自分で製作しようとした事がきっかけで時計のデザインを始めました。
1987年にバーゼルフェアに3本の時計を出展しましたが、当時は見向きもされず、唯一買い付けをしたのが日本の企業で、その事がきっかけでアラン・シルベスタインは非常に親日家となっています。
幾何学的なデザインや多彩な色使いが特徴で、基本的には全てが限定モデルで、全く同一のものが再度生産される事はありませんでした。
現在の時計ブランドとしてのアランシルベスタインは、残念ながら活動休止というような状態で、2012年頃を境に活動をしていません。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
>アランシルベスタイン、キャリッジクロックの買取
今回お持ちいただいたアランシルベスタインのキャリッジクロックは、ゼンマイを付属のカギを指して巻くタイプの手巻き式時計です。
アランシルベスタインというブランドのお品物自体もあまり見かける事の多い物ではありませんが、キャリッジクロックというのはさらに珍しいお品物になります。
キャリッジクロックにはアラーム機能が搭載されているため、任意の時刻にベルが鳴るようにセット出来るようになっているのですが、今回お持ちいただいたお品物は、時刻を設定する部分のネジが壊れてしまっていてアラームの時刻を設定出来なくなってしまっていました。
元々がかなり珍しいお品物である上に、さらには故障している、アランシルベスタインが活動していない等の理由が重なりお値段をお付けする事がかなり難しいお品物となってしまっていました。
実際に、須賀質店にお持ちいただく前に複数の中古品買取を行っている店舗を回られたそうですが、断られてしまったという事でした。
しかし、およそ100年の歴史のある須賀質店では、様々な経験、お取引があるので、他店では断られてしまうようなお品物であっても買取が可能でした。
故障のある分あまり高価査定とはいきませんでしたが、しっかりとお値段を付けさせていただきました。須賀質店渋谷営業所で、30,000円で買取いたしました。
もしも壊れている時計の買取等で断られてしまった場合は須賀質店の買取査定をお試しください。
まとめ
大切なものや愛着のあるもの、普段から使っているものでもいつか買い替える時やいらなくなる時がくるかもしれません。そんな時に須賀質店いらしていただければお客様のお役に立てる事があると思います。大正9年創業で、およそ100年続く須賀質店では、池袋、五反田、渋谷どの店舗にいらして頂いても熟練のスタッフが常駐しています。100年で積み重ねたデータと、最新の相場を駆使してお客様に満足していただける買取査定が出来るように日頃から研鑽を重ねていますので、是非一度、買取査定だけでもいらしてみてください。また、電話のお問い合わせも受け付けておりますので、ご連絡をお待ちしております。