0.351ctのダイヤモンドを高価買取 中古品市場におけるダイヤモンドについて解説 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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0.351ctのダイヤモンドを高価買取 中古品市場におけるダイヤモンドについて解説

最終更新日 2024年6月21日

ダイヤモンド 指輪 高価買取

須賀質店渋谷営業所にて、ダイヤモンド付きのリングを買取しました。

 

今回買取りましたリングには、0.351ctの大きさのダイヤモンドが使用されており、周りにはメレダイヤと呼ばれる小粒のダイヤモンドが0.59ct分使用されていました。

 

ダイヤモンドの大きさは、0.1ct未満の大きさのものもあれば、1ct、2ctを超える大粒のものも存在します。

 

大きさのみで買取金額が決まる訳ではありませんが、より大きなダイヤモンドの方が買取金額は高額が期待できる傾向にあります。

 

もちろん、0.1ctやそれ未満のダイヤモンドであっても、大きさ以外のスペックが良ければ、買取金額をお付けできる可能性が充分にあります。

 

しかし、ダイヤモンドの中には、大きさが充分にあるものでも、買取金額が大きく下がってしまったり、最悪の場合買取金額をお付けできないこともあります。

 

ダイヤモンドと言えば、高額な買取金額をイメージされる方も多いと思います。

 

今回は、ダイヤモンドの買取を検討されてている方へ、買取金額に大きな影響を与えてしまうダイヤモンドの特徴について解説します。

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ダイヤモンドのスペックについて

買取金額に影響を与えてしまうダイヤモンドについて解説する前に、まずはダイヤモンドに買取金額を付ける上で重要なスペックについて紹介します。

 

ダイヤモンドのスペックは、世界で最も信頼されているダイヤモンドの鑑別機関であるGIAが定めた4Cと呼ばれる国際基準によって定められます。

 

4Cとは、ダイヤモンドの大きさ、色味、透明度、形の4つの項目からなる国際基準であり、査定員はこれらを正確に見極めて買取金額を導き出します。

 

簡単に説明すると、ダイヤモンドは大きく、無色透明に近く、透明度が高く、綺麗な形に加工されていると高額な買取金額が付くことが期待できます。

 

ただ、ダイヤモンドは天然石であるため、大きくて綺麗なものは希少であり、小さく、黄色みのあるダイヤモンドの方が多いです。

 

今回は、解説の上で重要なダイヤモンドの透明度について詳しく紹介します。

 

ダイヤモンドの透明度の基準はクラリティと呼ばれます。

ダイヤモンドの成長過程で紛れた不純物や、小さなキズなどをまとめて内包物と呼び、内包物の大きさや位置などでクラリティの評価は変わります。

 

内包物が少なくても、ダイヤモンドの目立つ位置に大きくあるものや、内包物のサイズは小さいものの全体的に多くあるダイヤモンドは、どうしても評価が下がってしまい、買取金額にも影響してしまいます。

 

 

クラリティの基準は上の画像のように区分分けされており、査定員が普段使用している10倍ルーペを使用しても内包物が確認できないダイヤモンドもあれば、ルーペを使用せずとも肉眼で内包物が確認できるダイヤモンドも存在します。

 

内包物がより少なく、透明度の高いダイヤモンドはより希少性が高く、中古品市場においても高額で取引されます。

 

ティファニーやヴァンクリーフ&アーペルなどといった高級ジュエリーブランドでは、自社基準でダイヤモンドを厳選しており、一定のクラリティを持つダイヤモンド以外はジュエリーに使用しないという強いこだわりもあります。

 

このように、ダイヤモンドの内包物はより小さく、少ないものが好まれる傾向が高いです。

 

クラリティについて解説した上で、次は買取金額に大きな影響を与えるダイヤモンドについて紹介します。

買取金額に大きな影響を与えるダイヤモンドについて

 

先程紹介しましたように、ダイヤモンドのクラリティは内包物がより小さく、少ないものの方が高額な買取金額が期待できます。

 

しかし、ダイヤモンドは天然石であるため、中には内包物が大きく、キズのあるダイヤモンドも存在します。

 

そのようなダイヤモンドの見栄えを良くするために、人工的に手を加えて内包物やキズを目出せなくする方法があります。

 

今回は目立たせなくする方法のうちの2点を紹介します。

 

①含浸処理

 

含浸処理とは、キズのついたダイヤモンドに対して無色のオイルなどを染み込ませることを指します。

 

含浸処理を行ったダイヤモンドは、キズを目立たせなくすることができますが、ダイヤモンドの内側に不純物を入れてしまうため、ダイヤモンドの輝きに影響を与えてしまい、査定員が使うルーペで見ても処理が行われていることが確認できてしまいます。

 

そのため人の手が加わり、含浸処理が行われたダイヤモンドは、中古品市場でも人気が少なく、買取金額が付けられないことが多いです。

②レーザードリルホール(LDH)

 

レーザードリルホールとは、ダイヤモンドに入った内包物を目立たせなくするための処理です。

 

ダイヤモンドの内部にある内包物に向け、極小の穴を開け、その穴に酸を流し込み、内包物を漂白することで、ダイヤモンドに目立つ黒い内包物を目立たせなくすることができます。

 

レーザードリルホールは、肉眼で確認することはほぼ不可能と言えますが、専門の鑑別機関などが発行した鑑別書などには、レーザードリルホールが行われたダイヤモンドにLDHという記載がされています。

 

レーザードリルホールによって肉眼でも見える内包物を目立たせなくすることは可能ですが、中古品市場では、例え綺麗なダイヤモンドであったとしても、レーザードリルホールが行われていると、人気が伸び悩んでしまい、人気がとても落ち込んでしまいます。

 

そのため、買取金額がお付けできるケースもありますが、レーザードリルホールが行われていないダイヤモンドと比較するととても大きな価格差が生まれてしまうでしょう。

 

これら2つの処理は、決して悪いことではありません。

ご自身の持つダイヤモンドのキレイにさせたいと思う方には良い方法とも言えるでしょう。

 

しかし、中古品市場では人工的な処理が行われていない、天然石であるダイヤモンドが人気を集めています。

 

天然石であるため、綺麗なものは数が少なく、希少価値が付きます。

 

そのため、綺麗なダイヤモンドであったとしても、人工的な処理が行われているものは「処理石」とも呼ばれ、買取相場が大きく変わってしまうのです。

 

そのため、お持ちのダイヤモンド付きの指輪などをいずれは買取してもらおうと検討している方は、含浸処理やレーザードリルホールは行わない事をお勧めします。

 

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【まとめ】今回買取したダイヤモンドについて

ダイヤモンド 0.3t 買取

今回買取しましたダイヤモンドは冒頭でお話したように、指輪に埋め込まれた状態でお持ちいただきました。

 

こちらの画像はダイヤモンドのスペックを表すソーティングシートと呼ばれるものです。

 

今回買取しましたダイヤモンドは全体的にスペックが良く、0.351ctとサイズは小さめだったとは言え、色は無色透明に近く、内包物もルーペで見ても目立たない程度のものであり、形も問題ありませんでした。

 

ダイヤモンドは含浸処理やレーザードリルホールなど人工的な処理は一切されていなかったため、査定の上でのマイナスポイントは無く、須賀質店渋谷営業所にて、ダイヤモンドに対して28,000円をお付けしました。

 

今回買取しましたダイヤモンドは色味や透明度、形がとても良いスペックであったため、0.351ctという比較的小さなサイズのダイヤモンドとしては、高額な買取金額をお付けすることができました。

須賀質店では0.1ct未満のダイヤモンドであってもスペックの良いものであれば買取金額をお付けできる可能性が充分にあります。

 

他の買取店などでは、あまりにも小粒なダイヤモンドには買取金額をお付けしないこともありますが、須賀質店はダイヤモンドの買取実績がとても豊富であり、小さなサイズから大きなサイズのダイヤモンドまで高額で買取いたします。

 

他の買取店の買取金額に納得できなかった方は、ぜひ須賀質店をご利用下さい。

 

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1.668ctのダイヤモンドの買取事例←はこちら

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。