ヴァシュロンコンスタンタンのレディース時計を買取~渋谷営業所~ | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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ヴァシュロンコンスタンタンのレディース時計を買取~渋谷営業所~

最終更新日 2024年12月11日

東京五反田に本店がある須賀質店の渋谷営業所で、ヴァシュロンコンスタンタンのレディース時計であるフィディアスを200,000円と高価買取です。

フェディアスを買取

腕時計と言えば男性モデルの取扱い量が多いですが、レディースモデルも取扱いを行っております。今回買取したブランドはヴァシュロンコンスタンタン(Vacheron Constantin)というブランドです。

 

ヴァシュロンコンスタンタンは時計に詳しい方には有名な高級時計ブランドですが、一般的にはロレックスやオメガに比べると知名度は低いブランドとなるでしょう。

 

1755年にスイスのジュネーブで創業した歴史あるブランドで、創業以来一度も途切れることなく続いてきた時計メーカーとしては世界最古と言われていいます。

 

パテックフィリップ、オーデマピゲと共に世界三大高級時計メーカーの1つに数えられる事が多く、ドレスウォッチのパトリモニーやスポーツウォッチのオーヴァーシーズ等が人気です。

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

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手巻き式のレディースモデルは珍しい?~査定に影響はあるのか~

 

今回買取したヴァシュロンコンスタンタンのレディース時計であるフィディアス。ステンレススチールとイエローゴールドのコンビモデルで、ベゼルにはダイヤモンド装飾が施されたお品物です。

ダイヤモンドベゼルの買取

女性は扱いやすさから電池で動くクォーツ式の時計を好む方が多いですが、今回買取したお品物は手巻きの機械式時計でした。

 

リューズを回してゼンマイを巻き上げる手巻き式や、ローターの回転によりゼンマイを巻き上げる自動巻き式の時計を機械式時計と呼びます。

 

近年はメンズの高級腕時計に採用される事が多いですが、一般的に売られている腕時計の多くは電池で動くクォーツ式です。

 

特に女性向けの場合、電池が切れるまで動き続け、機械式時計ほどデリケートに扱う必要がないクォーツ式が多いのですが、今回は珍しい手巻き式のレディースモデル。

「レアだから希少性が評価されるのか?」と思われるかも知れませんが、その点は残念ながら今回の査定では加味されませんでした。

 

数は少ないですが手巻きのレディースモデルは現在も発売されてはいますし、クォーツ式が発売される前は、どのブランドも手巻き式や自動巻き式のレディースモデルしかありませんでしたからね。

 

しかし、ヴァシュロンコンスタンタンのお品物である事、ステンレススチールとイエローゴールドのコンビモデルである事、ベゼルにダイヤモンド装飾が施されていること等、高額査定ポイントを多数持っているお品物です。

 

須賀質店ではしっかり評価させていただき、お客様も納得の200,000万円で買取させていただきました。

 

ヴァシュロンコンスタンタンのフィディアス査定ポイント~取扱い注意点も解説~

 

ここからはヴァシュロンコンスタンタンのレディース時計であるフィディアスの査定ポイントについて解説します。

ヴァシュロンコンスタンタンの時計買取

今回のお品物は、ベゼルやブレスレットの一部に18金イエローゴールドが使用されたお品物です。18金はステンレススチールより柔らかい素材で、キズや凹み等がつきやすくなるので注意が必要です。

 

スリキズ程度であれば磨き直しで削り取る事が出来ますが、深いキズは残ってしまうので査定額に影響を与える可能性があります。特に18金の部分はステンレススチールよりもキズがつきやすい特徴がありますので、取扱いには十分ご注意下さい。

 

次にダイヤモンドで装飾されたベゼル部分についてです。ダイヤモンドは「硬い」宝石として知られていますが、それはキズがつきにくいという意味になります。

 

一方で耐衝撃性を表す靭性(じんせい)はあまり強くはありません。日常生活における「キズ」には強いが、強い力による「割れ・カケ」には注意が必要となります。

ベゼルにセットされたダイヤモンドで考えると、机や壁などにこすってしまった「キズ」はつきにくいが、同じく机や壁にぶつけてしまった際の「割れ・カケ」には弱いのです。

 

今回のお品物はベゼルのダイヤモンドに「割れ・カケ」は見られませんでしたが、過去に査定したベゼルにダイヤモンド装飾が施された時計の中には、ダイヤモンドがカケてしまっていたお品物がありました。

 

ベゼルのダイヤモンドに「割れ・カケ」がみられる場合、査定額から修理費用が差し引かれる可能性が高くなります。ダイヤモンドは高価な宝石ですし、修理も高度な技術が必要な為費用が高額となる場合も多々あります。

 

キズには強いダイヤモンドですが割れやカケの耐性は決して高くはありませんので、不用意にぶつけて割ったりしないようにご注意ください。

 

次に機械内部の故障や不具合について解説します。

機械式時計の買取

今回買取したヴァシュロンコンスタンタンのレディース時計であるフィディアスは機械式時計(手巻き式)となります。

 

手巻き式はリューズを回す作業でのみゼンマイが巻き上がりますので、定期的にゼンマイを巻かないと止まってしまいます。同じ機械式でも自動巻き式の場合、ある程度運動量があれば日常の着用によってゼンマイが巻き上げられますのでリューズを回す作業が必要ありません。

 

※自動巻き式の方が便利ですが、部品が多くなるので手巻き式より故障する可能性は高くなります。

 

機械式時計(手巻き式・自動巻き式)は細かな部品を時計職人が組み立て完成させる組み立てコストが高い時計です。

 

定期的なメンテナンスを行えば孫子の代まで使う事ができると言われていますが、5年に1度程度のオーバーホールは安くても20,000円~の金額で、ブランドや製造年代、機械の複雑さなどによって数十万円の費用が掛かる事も珍しくありません。

ブランド時計のメンテナンス

自動巻き式より手巻き式の方が部品点数が少ない為、オーバーホール料金も若干安くなります。

 

査定時にオーバーホールが必要な状態や故障があり修理が必要な状態ですと、費用が査定額から差し引かれますのでご注意下さい。

 

また、機械式時計は磁力に弱い構造です(一部ブランドやモデルは磁力に強い対磁モデルもあります)。

 

磁石に近づける事は勿論NGですが、テレビなどの家電にも磁力を発するものが多数ある為注意が必要です。

 

保管する際に指輪やネックレスのケースの近くで保管している方はいらっしゃいませんか?全てのケースが当てはまるわけではありませんが、マグネットで蓋を閉じるケースも磁力を発しますので、機械式時計に影響を与える可能性があります。

 

またフラップの開閉部分やアウトサイドポケット開閉の為にマグネットが使用されているバッグもご注意下さい。一時的にバッグに時計をしまう場合はマグネットの近くを避け、バッグの中身を探す際もマグネット部分に時計が近づきすぎると影響を受ける可能性があります。

磁力の影響をうけると誤差が大きくなったり、重症になると止まって動かなくなってしまう事もあります。

 

保管場所や一時的に外す際にしまう場所にも少し気を付けるだけで、磁力の影響を回避する事が出来ます。大切な時計を長くお使いになる際は勿論、売却時に査定額を下げない為にもご注意下さい。

 

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ヴァシュロンコンスタンタンのフィディアス買取のまとめ

 

今回の記事ではヴァシュロンコンスタンタンのレディース時計であるフィディアス買取について解説してきました。

ヴァシュロンコンスタンタンの買取まとめ

この記事を書いている須賀質店は、五反田本店・渋谷営業所・池袋営業所と都内に3店舗展開しております。各店舗にてお気軽にご来店・ご相談下さい。

 

ルイヴィトンのネヴァーフル買取について←こちら

 

ロレックスの時計買取について←こちら

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。