都内の質屋が1カラットを超えるダイヤモンドを高価買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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都内の質屋が1カラットを超えるダイヤモンドを高価買取

最終更新日 2024年6月22日

ダイヤモンド 簡易鑑別

須賀質店渋谷営業所にて、1.016カラットのダイヤモンドを買取いたしました。

 

実は、今回買取しましたダイヤモンドは、ネックレスのトップ部分に使用されていたダイヤモンドでした。

 

こちらのダイヤモンドは、査定時に査定員が目を引いたポイントがあったため、今回はダイヤモンドのみに焦点を当てて解説します。

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ダイヤモンドの査定について ~ソーティングシートを通して解説~

 

ダイヤモンド 簡易鑑別

画像にあります書式は、ダイヤモンドの鑑別機関から発行されるソーティングシート(簡易鑑別)と呼ばれるものです。

 

ダイヤモンドの買取金額は、こちらに記載されている鑑別内容がとても重要になります。

 

まず、査定員がダイヤモンドの査定をする上で確認するポイントは、ソーティングシートにかかれているCarat(大きさ)、Color(色味)、Clarity(透明度)、Cut(形)の4点を入念に確認します。

この4つのポイントは、それぞれの頭文字から「4C」と呼ばれ、ダイヤモンドのスペックを確認する上で国際的な基準として定められています。

 

査定員はこれら4Cや他の要因なども合わせて総合的に買取金額を考えています。

 

4Cそれぞれに評価のレベルがあり、大きさであるカラットは0.1カラット未満から1カラット、2カラット超えなどとても多くの種類があります。

 

0.1カラットやそれ以下のダイヤモンドは、指輪などに使用される際は大きな中石を目立たせるための脇役として使用されることが多いです。

 

中石に使用される、中でも1カラットを超えるダイヤモンドは、

 

色味であるカラーは、無色透明であればあるほど評価が高くなり、黄色など色味が強ければ評価は低くなってしまいます。

 

こちらの画像はカラーの種類をわかりやすく分類したものです。

無色であるD,E,Fカラーのダイヤモンドは希少性が高いため、高額な買取金額が期待できるでしょう。

 

無色のダイヤモンドはとても珍しく、ハリーウィンストンやヴァンクリーフ&アーペルなどといった高級ブランドでは、ダイヤモンドを自社にて選別しており、無色レベルのダイヤモンドのみを使用しています。

 

そのため、ハリーウィンストンやヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーはとても高価ではありますが、他のブランドに劣らないようなとても高いレベルのダイヤモンドを使用しているのです。

 

他にも、透明度であるクラリティ、形を指すカットを含む4Cを正確に見極めて、査定員は買取金額を付けています。

 

今回買取しましたダイヤモンドのソーティングシートにもう一度目を向けてみましょう。

 

今回のダイヤモンドは1カラットを超える大きさであり、カラーもF(無色)でありとても良いスペックでした。

 

クラリティはSI-1と、とても良いとは言いづらいですが、充分なスペックです。

最後のカットですが、ソーティングシートに「****」と書かれているのがわかりますでしょうか。

 

通常であれば、カットはExcellent、VeryGood、Good、Fair、Poorという順番でスペックが別けられます。

 

しかし、今回買取しましたダイヤモンドにはそれらの記載がありません。

 

今回買取しましたダイヤモンドのカットはなぜ「****」の記載がされているのか、次で解説します。

ダイヤモンドのカットの種類について

ダイヤモンドの形といえば、多くの方が画像にあるようなカットを想像されると思います。

 

こちらのカットはラウンドブリリアントカットと呼ばれており、17世紀頃に考えられたカットであり、それ以降ダイヤモンドといえばこの形を想像させるくらい、知名度があるカットです。

 

ダイヤモンドのカットは他にも無数に種類があります。

 

アーモンドのような形をしたマーキスカット、ハートの形をしたハートシェイプカット、四角い形をしたスクエアカットなど数多く存在します。

 

なぜ無数に種類があるのかと言うと、ダイヤモンドはそもそも原石を削り、ジュエリーなどに使用できるような形に形成します。

 

そのため、原石を削ってダイヤモンドの大きさを損ねないよう、大きさを維持しつつ、輝きを生み出せるカットを追求し続けた結果、無数にカットに種類が増えたと言われています。

 

実際に、ハリーウィンストンやカルティエ、ティファニーなど高級ブランドのジュエリーにもラウンドブリリアントカット以外のカットのダイヤモンドが使われていることは珍しいことではありません。

 

先ほどお話した4Cにおけるカットの4つのスペックは、ラウンドブリリアントカットの場合にのみ適用される項目です。

 

ラウンドブリリアントカット以外のカットが使用されている場合、ソーティングシートのカットの項目は「****」と表記され、右側にカットの名称が記載されます。

今回買取しましたダイヤモンドのソーティングシートには「PS」と記載があります。

 

PSとは、ペアシェイプカットの略称であり、涙滴型の形が特徴的なカットです。

 

カットが無数にある場合、カット毎に中古品の相場が異なるのではないかと思う人が多いと思います。

 

大まかに説明すると、ラウンドブリリアントカットと、それ以外のカットで相場は変わります。

 

中古品市場では、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドがとても人気が高いため、ラウンドブリリアントカットとそれ以外のダイヤモンドでは相場が異なります。

 

しかし、ペアシェイプカットやハートシェイプカットのダイヤモンドでもカラットが大きく、カラーやクラリティが優れたダイヤモンドであれば高額な買取金額は充分に期待できるでしょう。

 

ここまで、ダイヤモンドの査定と、ソーティングシートについて解説してきました。

 

次はいよいよ今回買取したダイヤモンドの買取金額について解説します。

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今回買取しましたダイヤモンドの買取金額について

ダイヤモンド 高価買取

今回買取しましたダイヤモンドは、既にお伝えしている通り、1カラットを超えたペアシェイプカットであり、カラーはとても良いスペックのダイヤモンドでした。

 

ペアシェイプカットではあったものの、カラット、カラーが優れている点から高額な買取金額が期待できました。

 

しかし、査定員は査定中にあるポイントに気が付きました。

それはダイヤモンドに一部欠けがあったことです。

 

ダイヤモンドはとても硬いイメージがあるかも知れませんが、落とした際などに欠けてしまうことは珍しいことではありません。

 

欠けの有無はソーティングシートに記載がされないため、査定員の目でしっかりと判断する必要があります。

 

欠けの程度によっては、買取後にダイヤモンドをもう一度カットして綺麗な状態で売却する必要があります。

 

その場合、大きさが変わってしまうため、カットの程度によっては買取金額が大きく変化してしまう可能性があります。

 

今回担当した査定員は、ダイヤモンドに欠けがあることを確認し、どの程度の欠けであるかを入念に確認しました。

 

確認した所、欠けはあるものの大きな欠けではなくとても小さなものであったため、多少買取金額には影響する形にはなってしまいましたが、大きく変える必要は無いと判断しました。

 

最終的に、須賀質店渋谷営業所にてダイヤモンドに100,000円をおつけして買取いたしました。

 

須賀質店は様々なお品物の買取を行っております

今回買取しましたお品物はダイヤモンドでしたが、須賀質店では他にも様々なお品物を買取しています。

 

質屋と言えば、昔ながらのイメージでブランド物や貴金属類のイメージが強いでしょう。

 

もちろん、須賀質店ではそれらも高額で買取しております。

 

しかし、須賀質店では今後もより多くのお客様にご利用していただくために、お客様のニーズに合わせて日々取扱商品の幅を広げています。

 

最近では生活必需品と言っても過言ではない、スマートフォンやタブレット、パソコンを取り扱い、さらにはヘッドホンなどの買取も積極的に行っています。

 

買取金額も専門店に負けることのない、高額な買取金額を期待することが可能です。

 

ブランド物や貴金属などの他に、電化製品などの売却を検討されている方も、ぜひ須賀質店をご利用ください。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。