【事例】貴金属アクセサリーを高価買取
須賀質店五反田本店で、貴金属の買取をいたしました。買い取ったお品物は三点、ブレスレット、ピアス、ネックレスになります。
画像を見てブレスレットのデザインに見覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このデザインは、カルティエのラブブレスレットという商品とよく似ています。ですが、今回お持ちいただいた商品はカルティエの製品では無く、似ているだけでどこのブランドの商品でも無い、いわゆるノンブランド品でした。
似ているけれどもブランド品では無い、このような商品の買取はどのような判断で行われているのでしょうか。詳しく解説をしていきたいと思います。
三点の合計で114,000円で買い取らせていただいております。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
ブランド品風の貴金属の買取を解説
買取結果としては、ラブブレスレット風の商品は貴金属としての査定で買い取る事が出来ています。14金、28.6gで106,000円で買取をいたしました。
ブランドジュエリーの買取では、基本的に金やプラチナといった素材の値段よりも高値を付ける事が可能です。それは、貴金属として見ていると言うよりも、そのブランドの商品としていくらになるかという買取査定をするからです。
ブランドジュエリーの買取が高いのは、デザイン料というような上乗せがあるからでは無く、その商品としての買取相場が貴金属の値段よりも高いという事です。
そのため、似ているというだけでは全く別な商品のため、貴金属としてのお値段以上に付ける事は出来ません。つまり、買取金額は金性(金の品位、含有率)と重さによって決まるという事になります。
K14WGという刻印から14金である事が分かりました。後は重さを量って28.6g、買取の実施日の5月19日では14金の買取単価が3,720円、3,720円×28.6gで106,000円となりました。
今回の商品はあくまで、“デザインが似ているだけ”で、素材もしっかりと金が使われていたので買い取る事が出来ました。ですが、これがコピー品、いわゆる偽物となると話が変わってきます。
コピー品の場合はデザインが似ているだけでなく、ブランドロゴ等の刻印も入っていて、明らかにブランドジュエリーであると誤認させるように作られています。
しかも、コピー品はほとんどの場合で、素材そのものから嘘であるため(貴金属では無い、金属ですらない)、コピー品であると判断した場合は、買取をお断りする事になります。
こちらの画像を見てください。
これは、デザインだけ見れば同じようにカルティエのラブブレスレットに見えますが、内側にカルティエというロゴが入っていて、素材は金属ではありません。
こういった商品が少なからず世の中に出回っていて、買取でも持ち込まれるため、買い取る事が出来る商品なのか、出来ない商品なのかを見極める必要があるのです。
今回のブレスレットも、金である事やコピー品として作られた物では無い事等、須賀質店の査定員が見極める事が出来たために、買取成立となっております。
18金ピアス、切れてしまっている14金ネックレスの買取を解説
今回の買取査定では三点の商品を買い取らせていただきましたが、前半で紹介したラブブレスレット風の商品の他二点、ピアスとネックレスの詳細について引き続き解説していきます。
ピアスはK18という刻印から18金であると分かりました。
ピアスは小さな商品が多く、一点ではそれほどの重さも無いのですが、今は金が高いため、こちらもしっかりと買い取る事が出来ています。左右合わせて0.7gで5月19日の相場で、3,000円で買取をしております。
ちなみに、ピアスの金性の刻印は、知らないとどこにあるのか見つけ難いのですが、耳に刺す棒の部分に入っている事が多く、ルーペ等を使わないと、肉眼では何と書いてあるのか見えないような大きさです。
最後の商品、ネックレスについての解説です。
ネックレスも最初のブレスレットと同じ14金でしたが、刻印の表記は585となっていました。これは24分率で表すか、1000分率で表すかの違いだけで、14/24か585/1000というだけで、金の含有率は一緒です。
そして、ネックレッスが切れてしまっている事は、今回の買取査定では一切影響がありません。貴金属の買取金額は重さ次第で決定するという解説をここまでしてきましたが、切れてしまっている、壊れてしまっているという商品でも当然それは同じです。
1.6gのネックレスであったため5,000円で買い取らせていただいております。
ただ、こういった切れている、壊れているという状態の貴金属の買取で注意が必要なのが、刻印の位置や、切れ端の重さです。
貴金属の買取では金性が分からなければ金額を正確に出す事は出来ません。それを知るためには刻印を確認した上で、査定員が自身の目で刻印の通りの金性であるかを見分ける必要があります。
切れてしまっているという事は、刻印の入っている部分と入っていない部分に別れてしまっている事になります。刻印の入っていない部分に関しては、査定員の目で確認という点に重点が置かれるため、見る人によって判断が異なる可能性があります。
さらに、切れ端だけで持ち込まれた場合、例え金であるという確認が出来たとしても、あまりに小さいと、買取が出来ない場合があります。
貴金属の買取については、重さを量れば金額が出るという単純な査定も多いのですが、査定員によって金額、買取の不可といった判断の変わる場合も多々ございます。
知識と経験の豊富な査定員のいるお店で買取の依頼をした方が良いと思います。
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貴金属の買取を通してのまとめ
貴金属の買取をご紹介させていただきました。
今回の買取でお持ちいただいたお品物三点は、貴金属の査定に慣れた査定員であれば、難しい判断はありません。
ですが、あまり知識や経験の無い査定員が査定をすると、分からないという理由で規定の査定よりも安く値付けをされてしまう事があります。
貴金属を取り扱う業者としては、しょうがない部分があるとは思いますが、しっかりとした知識を持っていれば出来る査定なのではと感じる部分もあります。
そこで、ご紹介させていただいたような査定の出来る須賀質店をおすすめいたします。
須賀質店は、東京都内に三店舗を構えております。本店の五反田、渋谷、池袋の営業所、どの店舗も駅から徒歩5分程度の場所にございますので、交通の便が良くお気軽に来店して頂けると思います。
また、須賀質店の歴史は古く、創業は大正9年になります。100年程営業をしている老舗の質屋ですので、それだけ永い間皆様のご愛顧を頂いていた点も、信頼して頂けるのではないでしょうか。
貴金属を売りたいという皆様のご来店を心よりお待ちしております。
貴金属買取の金額について
実は貴金属の買取というのは、どこに持って行っても一定になるというわけでは無いのをご存じでしょうか。
ご紹介している貴金属の買取のように判断による部分もありますが、実はお店によって買取の金額、単価そのものが違うんです。
ニュース等で金相場の話を耳にする事も多いので、それが売れる値段だと思い、貴金属の買取は一定であるという認識の方が多いように思います。
しかし、貴金属の買取金額というのは、世の中の相場そのものでは無く、それを反映した各お店独自の買取単価によって決まっています。
貴金属を売りたい方は、まずはネット等でどこが高いか調べてみる、電話やメールで問い合わせてみる、最後に直接お店に持って行ってみる、こういった手順を踏むとより高値で売る事が出来ると思います。
さらに、最後の直接お店に持って行くというのを複数の店舗で行い、一番高い所で売るというのが最良です。
まずは、貴金属の買取のご相談をしていただけるのをお待ちしております。
今回の金、プラチナの買取の詳細は以下の通り
金属の品名 | 重量 | 数量 | 単価 | 買取金額 |
K14WG | 28.6g | 1 | 3,720円 | 106,000円 |
K18 | 0.7g | 1 | 5,000円 | 3,000円 |
585 | 1.6g | 1 | 3,720円 | 5,000円 |
【2021年5月19日 須賀質店の金・プラチナ買取価格表】
金属の品名 | 買取価格 | 金属の品名 | 買取価格 |
24金インゴット | 6,760円 | プラチナ1000インゴット | 4,400円 |
24金 Au1000 | 6,560円 | プラチナ1000 | 4,270円 |
22金 Au916 | 5,960円 | プラチナ950 | 4,040円 |
20金 Au833 | 5,440円 | プラチナ900 | 3,890円 |
18金 Au750 | 5,000円 | プラチナ850 | 3,670円 |
14金 Au583 | 3,720円 | – | – |
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