ブルガリのコロナリングを高価買取~五反田本店~ | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
買取コラム
買取コラム

ブルガリのコロナリングを高価買取~五反田本店~

最終更新日 2024年6月22日

東京五反田に本店がある須賀質店で、ブルガリのコロナリングを70,000円と高価買取しました。プラチナ950(PT950)素材で0.41ctのダイヤモンドがついた6.4gのお品物でした。

ブルガリのコロナリング買取

現在はルイヴィトンなどで構成されるLVMHグループに属しているブルガリ。創業は1884年で、イタリアのローマにギリシャの銀細工職人ソティリオ・ブルガリがはじめました。

 

ブルガリは古代ローマの古典様式や伝統をデザインコンセプトに取り入れていましたが、フランス様式のアール・デコやアール・ヌーヴォー、ロココに影響された時期もありました。

 

一時期勢いを無くした事もありましたが、再び古代ローマ様式やギリシャ建築様式をデザインに取り入れ現在の「BVLGARI」というブランドを確立し確固たる地位を築いています。

 

日本では2023年に、東京駅前に開発される超高層ビルの39階から45階にブルガリホテルを開業する事で話題となっています。

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

須賀質店の宝石・ジュエリー買取実績を見る

ブルガリの時計

ブルガリの時計

超高級なブルガリ・スイートを含む98室の客室をはじめ、約1,500㎡のブルガリ・スパには25mの屋内プールも備えている等、他のブルガリホテルと比べても遜色ない施設となる様です。

 

イタリアの建築事務所アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールがデザインを手掛け、東京の新たなる名所として人気になる事は間違いないでしょう。

ブルガリのコロナリングについて~中古市場の評価~

 

今回買取したブルガリのコロナリングは、0.41ctのダイヤモンドで装飾されたエンゲージリングタイプのお品物でした。

 

イタリア語で’Corona’は花冠を意味しており、コロナコレクションは栄光と祝福のシンボルである花冠が花飾りや荘厳な王冠として表現されています。

 

ダイヤモンドつきのエンゲージリングは、各ブランドがラインナップする人気デザインです。ブルガリで言えばコロナリングがそれにあたりますが、他ブランドと比べて中古市場での評価はどうなのでしょうか?

コロナリングの評価

エンゲージリングタイプの場合、やはり流通量が一番多いデザインは「立爪」と呼ばれるリングです。最近ではパヴェダイヤのデザインやエタニティリングのデザインも人気がありますが、「THE 婚約指輪」である立爪タイプを選ぶ方が圧倒的です。

 

エンゲージリングを買取する際にお客様の多くが気にされる「刻印が入っているけど大丈夫?」という点があります。

 

記念に購入されるリングですので、多くのお品物には記念日やお互いのイニシャル等が刻印されているでしょう。

 

結論から言えば、買取の際に査定に影響する事はほぼありません。査定する側の意見として、エンゲージリングは刻印が入っている事が当たり前です。刻印がないお品物の方が、若干買取金額が上がる可能性があるかも知れないという感じです。

 

全てのお品物がという訳ではありませんが、買取った後に枠部分とダイヤモンドを分けて処分(それぞれの専門業者に売却)する事が多いです。特にノンブランドジュエリーにおいてはその傾向が顕著になります。

「自分買い」の需要があるジュエリーの場合、中古市場で製品として再販される事が多いですが、エンゲージリングや壊れているジュエリーなど、製品として再販が難しいと判断されたお品物は製錬等によって素材として再利用される事になります。

 

ブルガリのコロナリングについては、基本的に再販の選択をとるお品物ではありますが、ダイヤモンドの大きさやお品物の状態によっては素材として再利用されるケースもあり得ます。

 

素材として再利用の方法を買取店が選択した場合は、ブランドジュエリーとしての査定ではなく、貴金属の価値+ダイヤモンドの価値=買取金額という査定方法になります。

 

今回買取したPT950素材・0.41ctのダイヤモンドつきのお品物は、ブランドジュエリーとして査定を行いました。貴金属の価値+ダイヤモンドの価値+3,000円(ブランド価値)が買取金額となっております。

ブルガリのコロナリング査定

よりブランドを象徴するコレクションの場合、ブランド価値の金額が高くなりますが、立爪タイプはブランド価値がつき辛いお品物と言われています。

 

ブルガリのコロナリングはブランドジュエリーとして査定されますが、他のお品物に比べるとブランド価値の部分が少し弱いという評価になります。

 

今回の査定内容~ダイヤモンドについて~

 

今回買取したブルガリのコロナリングは、0.41ctのダイヤモンドつきでした。付属品はブルガリのケースと、ダイヤモンドの鑑定書がある状態での買取です。

 

ダイヤモンドつきジュエリーの場合、全てのお品物は査定時に4Cを確認します。4Cとは「Cut(カット)」「Carat(カラット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティー)」の4項目を評価してダイヤモンドのグレードを決めていく基準の事で、4項目全ての頭文字がCから始まるため4Cと呼ばれています。

ダイヤモンドのカットについて

ジュエリーと一緒に鑑定書はお持ち込み下さるお客様もいらっしゃいますが、鑑定書通りの4C判断とならない場合があります。

 

「鑑定書が偽物なのか?」と不安になるかも知れませんが、決してそうではありません。鑑定時期が古い場合、独自の判定基準を持った機関が発行した鑑定書の場合などは、私達査定スタッフが判断する4Cと結果が乖離する事があり得ます。

 

中古市場で鑑定結果の信憑性が高いとされている機関は、中央宝石研究所、GIA、AGTなどです。これらの機関が発行した鑑定書やソーティングシートであれば、査定時に判断する4Cと相違が無い割合が非常に高いです。

 

ここで、今回買取したブルガリのコロナリングに話を戻します。今回付属していた鑑定書はGIAが発行したものでした。有名ブランドのダイヤモンドに付属する鑑定書はGIAのものである事が多いですが、ブルガリもGIAの鑑定結果を持ってグレードを決定しています。

ブルガリのGIA鑑定書

GIAの鑑定書はCarat(カラット):0.41ct、Color(カラー):E 、Clarity(クラリティー):VS-1、Cut(カット):Verry Goodという評価でした。査定スタッフもルーペで実際に確認し、鑑定結果と相違がないと判断して査定額を決めております。

 

鑑定書があれば査定がスムーズに進み、より正確な査定金額を決める事が可能になりますが、必ずしも鑑定書通りの評価になるのではないと事をご承知おき下さい。

 

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

須賀質店の宝石・ジュエリー買取実績を見る

ブルガリのコロナリング買取まとめ

 

今回の記事では、ブルガリのコロナリング買取について解説してきました。ブランドジュエリーを含む貴金属の買取相場は日々変動しており、査定を行う日によっては買取額が上がった・下がったという結果になるかも知れません。

 

今なお猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響により、貴金属の買取相場が乱高下した時期がありました。現在(直近3ヶ月)では金(ゴールド)、プラチナ共に大きな相場変動がなく安定していると言えるでしょう。

この記事を書いている須賀質店では、今回買取した貴金属やブランドジュエリーをはじめ、腕時計やバッグ、財布類などの小物、カメラ、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン・・・と数多くのお品物を取扱っております。

 

ジュエリーをA店、時計をB店、スマートフォンをC店と各買取店を回る場合、時間と労力が3店舗分掛かってしまいます。

 

しかし、ジュエリーも時計もスマートフォンも1つのお店で売る事が(しかも高額査定で)できれば、時間と労力を余計に使うことなく買取取引を終わらせることが出来ます。

 

お客様に良い取引だったと思っていただけるよう、査定額は勿論取扱いアイテムも多様化できるように努めております。

 

五反田本店、渋谷営業所、池袋営業所と都内に3店舗展開している須賀質店では、新型コロナウイルス感染対策を行い、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

 

 

ブルガリのリング買取事例←こちら

 

ブルガリのリング買取事例←こちら

 

ブランドジュエリー(取扱い品目一覧) ←こちら

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。