ブラウンダイヤモンド付きの指輪の買取をご紹介 ブラウンダイヤモンドの査定について | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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ブラウンダイヤモンド付きの指輪の買取をご紹介 ブラウンダイヤモンドの査定について

最終更新日 2024年6月22日

ブラウンダイヤ 指輪 買取須賀質店渋谷営業所で、ダイヤモンド付きの指輪を高価買取いたしました。枠の素材はK18とPt900で、真ん中に大きめのダイヤモンドが一粒、その両脇に小さめのダイヤモンドが一粒ずつという商品です。

 

真ん中の大きめのダイヤモンドは2.30ct、両脇のダイヤモンドは合計で0.212ctです。これは、指輪の内側に刻印が入っていて分かるようになっています。

 

真ん中のダイヤモンドは2.30ctもあるため、これはかなり大きなダイヤモンドであると言えます。どのようなダイヤモンドで、どのような買取となったのかご紹介していきます。

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

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ブラウンダイヤモンド付きの指輪を買取

 

ここで改めてご紹介させていただきますが、今回の指輪に使われていた2.30ctの中石は、通常のダイヤモンドでは無く、ブラウンダイヤモンドでした。

 

ダイヤ ブラウン 買取ブラウンダイヤモンド1粒2.30ct、ダイヤモンド2粒0.212ct、枠K18/Pt900、総重量7.6g、以上のデータの指輪を250,000円で買取いたしました。

 

ダイヤモンドは基本的に無色透明な宝石なのですが、天然の鉱物であるからこそ完全な無色透明とはいきません。黄色や茶色が混じってしまう事が多く、その色が強くなるにつれて質が悪いダイヤモンドという判断になります。

 

ダイヤモンドの質を表す4C、4つのCの内一つはColorで、これは黄色が強くなるにつれて下がっていくグレードです。

 

しかし、黄色や茶色がある程度強くなると、それはカラーダイヤモンドという扱いに変わります。カラーダイヤモンドとは、イエロー、ピンク、グリーン、ブルーといった色を持ったダイヤモンドの事です。ダイヤモンドは無色透明だけでは無く、様々な色を持つ事があるのです。

 

カラーダイヤモンドの中でも特に希少性が高い色は、ピンク、ブルー、レッドで、これらの色のカラーダイヤモンドであれば驚くほどの高値で取引される事があります。

 

しかし、イエロー、ブラウン、ブラックは産出量も多く、質の悪いダイヤモンドと判断される事も多いため、高値にはなり難い物になります。

 

他には、天然の色では無く、後から人工的な処理で色を付けているカラーダイヤモンドもあります。放射線照射による色の改変や、コーティングといった方法が一般的で、こういった人口処理が行われていると、より一層値が付き難くなります。

 

ここまでの話で、ブラウンダイヤモンドにはほとんど値が付いていないのだろうと、皆さん感じていると思います。

 

ですが、最初に申し上げた通りに、指輪の買取金額は250,000円です。これは、ブランウンダイヤモンドに値を付けていなければなりようのない金額です。

 

枠の金属と2粒0.212ctのダイヤモンドの買取金額は、大体50,000円程になります。つまり、ブラウンダイヤモンドの買取金額で200,000円程付けている事になります。

 

なぜこのような高値で買い取る事ができたのでしょうか。

 

ブラウンダイヤモンド=買取金額0円では無いのです。

 

当然、質が良いブラウンダイヤモンドであれば、ブラウンダイヤモンドとしての高値で買い取る事が出来ます。

 

今回は、1粒で2.30ctという大きさがあったからというのもありますが、質が良かったからこその買取金額です。

 

ただ、この金額で買取をするためには、しっかりとカラーダイヤモンドの価値、価格を見極めるという技術が必要になります。

 

実は、カラーダイヤモンドに限らず色の付いた宝石の買取査定は難しく、色付きの宝石には一切値段を付けないという買取業者も多いのです。

 

これは、通常のダイヤモンドよりも単純に査定が難しいという理由があります。

 

同じ色で同じ宝石に見えても、別の種類の宝石で値段が全然違う。また、宝石の種類は高値が付く可能性がある物でも、実は天然石では無く人口石、もしくは人工的な色の改変で良く見えているだけで値段は付かない。このような事が色付きの宝石ではよく起こります。そのため、通常のダイヤモンドには値段を付けるけれども、それ以外には値段は付けないという査定方法になってしまうのです。

 

ですが、須賀質店の買取査定では出来る限りは色付きの宝石にも高値を付けれるようにと、査定員の技術を磨くようにしております。

 

宝石の価値を見抜く事が出来れば、それだけ高値での買取が可能となるのです。

 

他の種類の宝石と違い、ブラウンであれダイヤモンドならばそれなりに値段を付ける業者も多いとは思いますが、今回は須賀質店のブラウンダイヤモンドの買取をご紹介させていただきました。

 

“宝石は高価な物”こう思っていらっしゃる方も多いとは思いますが、宝石と呼ばれている石の多くは、実はそれほど高値で取引されるものではありません。

 

水晶、ターコイズ、ラピスラズリ、これらの宝石が付いたジュエリーの買取であれば、ほとんどの場合で、枠の金属のみのお値段での買取となります。

 

だからこそ今回のブラウンダイヤのように、高値で買い取る事が出来る宝石であれば高値で買い取れるようにと心がけております。

 

値段の付かない宝石も多い中で、全ての宝石を高値で買い取る事は出来ないかもしれませんが、宝石の買取を須賀質店にお任せ頂ければ、高価査定となるかもしれません。

 

2.30ctのブラウンダイヤモンドの詳細

 

こちらが、今回買取をしたブラウンダイヤモンドのソーティングです。

 

ダイヤ ソーティング 買取ソーティングというのは、専門の鑑定機関による鑑定結果を記した、簡易報告書のような物です。

 

ここまで2.30ctのブラウンダイヤモンドと言ってきましたが、正確には2.298ctとなります。これは買取査定をしている段階では指輪に入っている刻印で判断しているですが、このように若干のズレがある場合があります。

 

カラットとは重さの単位なので、ズレている0.002ctをグラムに直すと、0.0004gとなります。この程度のズレでは問題はありません。

 

VVS-2と書かれているのは内包物の有無に関するグレードです。肉眼と10倍のルーペを使って、どれだけ内包物が見えるのかで決まります。VVS-2は10倍のルーペを使っても内包物はほとんど確認出来ないくらいで、かなり良いグレードであると言えます。

 

ダイヤモンドと言えば、

 

この形を思い浮かべる方が多いと思います。

 

これは、ダイヤモンドが一番綺麗に見えるように、科学的、光学的に考え出されたラウンドブリリアントカットというカットです。

 

ですが、自然の鉱物であるダイヤモンドは全て同じカットに出来るわけではありません。内包物を避けるため等の理由で、それ以外のカットにされている物も多くあります。

 

また、デザインによっても、ラウンドブリリアントカット以外の物が使われる事もあるでしょう。

 

今回のブラウンダイヤモンドはスクエアカット、レクタンギュラーと呼ばれる長方形の形でした。

 

以上が中石のブラウンダイヤモンドの詳細です。

 

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ブラウンダイヤモンド付きの指輪の買取を通してのまとめ

 

宝石の買取については、お店、さらにはそれを見極める査定員によって金額が大きく違う事があります。

 

今回は須賀質店渋谷営業所で買取を行った、ブラウンダイヤモンドの指輪のご紹介させて頂きましたが、須賀質店ではこのように宝石を高値で買い取れるようにと努めております。

 

ダイヤモンドに限らず、宝石の付いた指輪やネックレス、売りたくなった時には是非須賀質店にご相談ください。

 

東京都内に三店舗を構える老舗の質屋が、精一杯高値を付けて買い取らせていただきます。

 

須賀質店の創業は大正9年、100年という長い年月を経てきました。

 

現在では、五反田の本店の他に、渋谷、池袋に営業所を構えております。

 

近郊にお住まいの方であればアクセスも良いと思います。売ろうかどうしようか迷っている物があるのであれば、査定、ご相談は無料で行っておりますので、お気軽のご来店ください。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。