【事例】磁石にくっついてしまう金製品の買取について紹介 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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【事例】磁石にくっついてしまう金製品の買取について紹介

最終更新日 2024年6月22日

金 磁石 買取須賀質店五反田本店で金のブレスレットを高価買取いたしました。ご存じの方も多いと思いますが、金もプラチナも磁石に反応しません。

 

つまり、磁石を近づけてみて反応があれば、それは金やプラチナでは無いという事になります。

 

金やプラチナの製品には、別の金属を使った偽物も多く出回っているため、本物かどうかを確認するために磁石を近づけてみる、簡易的ではありますが一つの検査になります。

 

ただ、今回ご紹介させて頂くブレスレットの買取は、実は磁石にくっついてしまう商品でした。

 

いったいどのような商品で、なぜ買い取る事が出来たのか、詳しく解説をしていきます。

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磁石に反応するブレスレットの買取を解説

 

結論から言ってしまうと、磁石に反応するブレスレットを10,000円で買取いたしました。

 

こちらの画像を見て頂きます。

 

18金 買取 刻印K18という刻印が入っています。この刻印は、素材が18金である、金製品であるという意味になります。

 

これはブレスレットに入っていた刻印なのですが、しかし、このブレスレットは磁石に反応があります。反応があると言うよりも、全体が磁石のようになっていて、むしろこのブレスレットに金属が反応するようになっています。

 

金が磁力を帯びるような事はありません。では、このブレスレットは一体何なのでしょうか。

 

K18と刻印が入っていても、金は一切使われていない、金製品の偽物というのは多数出回っています。そういった偽物の中には、磁石に反応するような金属が使われている事も多いので、このブレスレットはそういった偽物の類なのでしょうか。

 

ちなみに、こちらの画像はK18と入っているネックレスなのですが、磁石にくっついてしまいます。これは、金製品の偽物で、素材は金ではありません。

 

金 磁石 偽物

 

 

 

ではこちらの画像はどうでしょう。

 

ネックレス 磁石 買取こちらもK18と入っていて、磁石にくっついています。しかし、こちらは本物の金製品です。

 

何が違うのかと言うと、偽物の方は磁石に反応しているのが本体、金属部分そのものですが、本物の方で磁石に反応しているのは留め具の部分だけです。留め具の開閉部分にはバネ状の部品が使われていて、この部品には強度が必要です。金やプラチナでは柔らか過ぎるため、別の金属で作られていて、そこが磁石に反応しているのです。

 

このように、金製品であっても他の金属も使用されているため、一部分だけが磁石に反応するという事例は多々あります。ネックレスは多くの場合で、留め具だけは磁石に反応するため、磁石に反応するからといって全てが偽物という事ではありません。

 

磁石を使って金なのかを確認する時には、こういった注意点があります。

 

ちなみに、“磁石に反応しない=金”これも違います。当然金の他にも磁石に反応しない金属はあります。身近なところで言うとアルミが磁石に反応しない金属です。

 

アルミにメッキ加工をして、K18と刻印を入れてしまえば、磁石に反応しない金の偽物が出来上がります。当然こういった物も多く出回っているので注意してください。

 

磁石に反応するかどうかで貴金属を判断するのは、それ以外にも見極める要素を熟知した上での補助的な役割であるという事です。

 

磁石の反応を見るのは補助的な役割であるとは言え、“磁石に反応する”どころか“磁石になっている”ブレスレットを、K18という刻印だけを見て金だと判断して買取を行うのは容易な事ではありません。

 

同様の事例が何度もあれば、それなりの割合で金製品の偽物が混じっている事だろうと思います。

 

では、何故今回は買取を行う事が出来たのでしょうか。

 

それは、査定をした担当者が、中の空洞に磁石が入っていて、外側は18金であるという事を、確信を持って見抜けていたから買取が出来ました。

 

実は、買取が出来るのかどうか、いくらになるのか、それが決まる要因に査定をしている人物の実力は無関係ではありません。

 

金を見ても、それが金だと分からなければ買取は出来ません。そして、全ての金製品が分かりやすく作られているわけでもありません。

 

しっかりと金を見抜く事が出来たからこそ、今回のブレスレットは須賀質店で高価査定で買い取る事が出来ました。

 

金 色 買取さらに言うと、画像では分かり難いかもしれませんが、K18と刻印が入っているキャップのような部分と、本体の網目状の部分では、かなり色味に違いがありました。

 

実は、これも偽物の金製品の特長の一つなんです。極一部にだけ本物の金を使い、大部分を金に見える別の金属やメッキを使う事で、全体を金であると誤認させる。昔からある金製品の偽物のバリエーションの一つです。

 

金 偽物 金具だけこれがそんな偽物の一つです。留め具の部分だけは金ですが、全体は全く違う金属です。ここまで色が違えば分かりやすいのですが、こういった偽物も出回っています。

 

このような、偽物の横行する貴金属製品の買取であるからこそ、慎重にならざるを得ないため、査定をする人によって判断が違ってしまったりするのです。

 

色の違いに関しては、18金であれば全てが同じ色というわけではありません。イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドといった種類があるのですから、物によって少し位違いがあっても当然です。

 

その上で、キャップと本体どちらも18金であるという判断を出来る査定員がいたからこそ、須賀質店では買取が出来ました。

 

10,000円という買取金額の出し方についてですが、まず商品全体での重さを量ります。6.6gありました。

 

全てが金であれば、そのまま6.6gに18金の買取単価をかければ良いのですが、今回は中に磁石が入っています。

 

磁石の部分には、お値段はつきません。金が何グラムあるのか、これを目算で出して買取金額を決めていきます。

 

網目の部分はかなり薄く作られていたため、金だけの重さは2g程で計算しています。

 

買取実施日は2021年4月19日です。この日の須賀質店での18金買取単価は4,750円でした。

 

4,750円×2g=9,500円

 

多少の重さの誤差を考えて、10,000円に切り上げて買取を行いました。

 

疑わしい金製品の買取を通してのまとめ

 

磁石になっているという疑わしい金製品の買取をご紹介させていただきました。

 

金製品には多くの偽物が出回っているため、分かり難い作りをしている本物の金製品の買取が断られてしまう、このような事が起こってしまう事があります。

 

本物の金製品を見極めて買取を行うためには、買取を行うお店側に技術や知識が必要になってきます。

 

正しい技術や知識を持っていない査定員であれば、買取が出来ない、安値で買取を行う、このような判断になってしまいます。

 

そこで、確かな技術と知識を持った査定員のいる須賀質店に金やプラチナ、貴金属の買取をお任せ頂ければと思います。

 

須賀質店は大正9年創業で、現在では100年が経つ老舗の質屋です。

 

長く営業をしているからこそ、様々な経験から金製品が本物なのか偽物なのかといった事を見極める術を心得ています。

 

もしも、他店で断られてしまった、査定金額が思っていたよりも安かった、等の貴金属がございましたら、是非ご相談ください。

 

店舗は、本店の五反田店、池袋営業所、渋谷営業所の3店舗がございます。

 

どの店舗もJRの駅から徒歩5分以内の場所にございますので、アクセスも良く、来店して頂きやすいと思います。

 

またコロナ禍という世の中の時世柄、直接の来店を敬遠される方のために宅配での買取も行っております。

 

まずは、お電話、メール、ラインにてご連絡、ご相談をお待ちしております。

 

貴金属の買取は、老舗質屋の須賀質店にお任せください!!

 

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今回の金、プラチナの買取の詳細は以下の通り

 

金属の品名 重量 数量 単価 買取金額
K18 2.0g 1 4,750円 10,000円

【2021年4月19日 須賀質店の金・プラチナ買取価格表】

 

金属の品名 買取価格 金属の品名 買取価格
24金インゴット 6,420 プラチナ1000インゴット 4,330円
24金 Au1000 6,230円 プラチナ1000 4,200円
22金 Au916 5,660円 プラチナ950 3,990円
20金 Au833 5,170円 プラチナ900 3,830円
18金 Au750 4,750円 プラチナ850 3,620円
14金 Au583 3,530円

 

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18金ネックレスを宅配買取事例←はこちら

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。