ダイヤモンドの買取査定について。0.6ctのダイヤモンドを高価査定 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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ダイヤモンドの買取査定について。0.6ctのダイヤモンドを高価査定

最終更新日 2024年7月3日

ダイヤモンド 買取 0.6須賀質店五反田本店でダイヤモンド付きの指輪を高価買取いたしました。査定をする上で、ダイヤモンド付きの指輪という言い方では2つのパターンが考えられます。立て爪のようにダイヤモンド一粒をメインにしたようなデザインか、メレダイヤと呼ばれるような小さなダイヤモンドをいくつも散りばめたようなデザインかです。

 

今回の指輪は、立て爪と呼ばれるデザインではありませんでしたが、一粒のダイヤモンドをメインとしてデザインでした。

 

そのため、そこそこ大きなダイヤモンドが使われていたため、貴金属だけでは無く、ダイヤモンドにもお値段を付けて買い取っています。ダイヤモンドの査定についての解説をさせて頂きます。

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ダイヤモンドの価値について

 

まずは、ダイヤモンドという宝石の価値について解説させて頂きます。ダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドといった宝石に価値があるとされるのは、見た目の美しさと、その希少性が要因となります。

 

金やプラチナといった貴金属にも言える事ですが、天然の資源として採掘されるため限りがある事、さらには綺麗な宝石というのは同一の宝石の採掘量のごく一部である事、だからこそダイヤモンドには価値があり、綺麗な物であればより価値が高いとされているのです。

 

ダイヤモンドの価値を決めるには、国際基準として4Cが使われます。

 

これは、アメリカの宝石鑑定機関が提唱したもので、Caratカラット(重さ)、Cutカット(形、研磨)、Colorカラー(色)、Clarityクラリティー(透明度、内包物の有無)、これらの頭文字を取って4Cと呼ばれ、それぞれのポイントにグレードを付け、それを総合的に見て判断するのです。

 

そして、ダイヤモンドの価値を作り上げたのがデビアスという、一つの会社であると言われています。

 

ジュエリーの販売等も行っているため、ダイヤモンドに関わる所でデビアスの名前を聞いた事のある方も多いと思いますが、元々はアフリカのダイヤモンド鉱山を所有する会社です。

 

デビアスがアフリカのダイヤモンド鉱山の9割を所有し、流通を一手に担う事で、その価値を作り出し、調整してきたと言われているのです。

 

日本でもよく知られた、婚約指輪は給料の3カ月分といったキャッチコピーは、デビアスがダイヤモンドの販売戦略として広めたものだそうです。

 

ダイヤモンドの査定について

 

冒頭で述べた通りに、今回の買取は指輪をお持ちいただいていますが、ダイヤモンドに焦点を当てるため、ダイヤモンドのみの解説をさせて頂きます。

 

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Caratカラット

 

一粒石のダイヤモンド査定の最初の基準となるのが、その大きさです。4Cの中でダイヤモンドの大きさを表すのはカラットになります。正確に言うとカラットというのは1カラットで0.2gという重さの単位なのですが、ダイヤモンドは大きさを表すのに重さの単位を使用していると考えて頂いた方が分かりやすいと思います。

 

指輪の場合は、内側にダイヤモンドのカラット数を刻印しておくのが一般的です。これには、ダイヤモンドという価値のある宝石を使用しているというような保証の意味も含まれています。

 

刻印は0.64と入っていました。

 

婚約指輪に使われるダイヤモンドの平均的な大きさは0.3ct程度だと言われているので、一粒で0.64ctというのはそれなりの大きさがあると言う事になります。

 

ここまでは、指輪に入っている刻印を見るだけなので誰にでも出来ますが、ダイヤモンドの査定はここから、自分の目で見て価値基準の4Cを決めていかなければいけません。

 

どういう事かと言うと、当然ながらダイヤモンドの品質はそれぞれの個体によって違います。しかし、その品質がどこかに書いてあるわけではありません。

 

品質が分からなければ値段を出す事が出来ない、そこでどうするのかと言うと、自分の目で見て品質を判断するのです。ダイヤモンドの査定は、目で見て品質、4Cを見極める事が出来なければ高価査定、高値で買い取る事は出来ません。

 

では、お持ちいただいた物はどうだったのでしょうか。

 

Cutカット

 

カラットに続く4Cの二つ目、カットについてです。これは、ラウンドブリリアントカットという、ダイヤモンドを最も美しく見せるダイヤモンド定番のカットの際にだけ、出されるものです。

 

一般的なダイヤモンドをデフォルメした図は、このラウンドブリリアントカットが基になっています。

 

査定時にはGoodというグレードで見ています。

 

これは、Goodという呼び名とは裏腹に、悪くはない、良くはないといったグレードになります。可もなく不可もなくといったところでしょう。

 

Colorカラー

 

通常のダイヤモンドは無色透明です。カラーダイヤと呼ばれる、より希少性の高いピンクや青のダイヤモンドもありますが、それ以外は無色透明に近い方が良く、黄色味、茶色味を帯びて行くほど質が悪いとされています。

 

アルファベット順にDから始まり、黄色味を帯びて行くほどに、E、F、Gと下がっていきます。

 

今回は上から六番目のIカラーで見て査定をいたしました。

 

Clarityクラリティー

 

ダイヤモンドは自然の鉱物です。亀裂や気泡が入っていたり、不純物が入っているのは当然ですが、宝石である以上はそれがより少ない方が綺麗に見えるものです。

 

カラット以外の4Cは、鑑定機関でも基本的には人間の目で見て決めているのですが、クラリティーは10倍のルーペ、拡大鏡を使ってどう見えるかで決まります。

 

今回のダイヤモンドは内包物が多く、肉眼でも内包物が見える程でした。これは品質としてはあまり良い物ではありません。I-1というグレードで見ています。

 

査定結果と鑑定結果

 

ソーティング ダイヤ 買取ダイヤモンドは買取後に、日本でも信頼のある中宝研という鑑定機関で鑑定をしてもらっています。その結果が画像にあるソーティングと呼ばれる物です。

 

少し見づらいかもしれませんが、カットはGood、カラーはI、クラリティーはI-1と須賀質店のスタッフの査定時の想定と完全に一致しています。毎回ここまで正確に一致するわけではありませんが、ダイヤモンドの査定に慣れた須賀質店のスタッフだからこその査定結果であると言えます。

 

正直、実はこの結果はあまり品質の良いダイヤモンドでは無いという結果なのですが、だからこそ、このダイヤモンドの査定には値を付けない業者もあると思います。

 

須賀質店では、ダイヤモンドに対して、10,000円を付けて買い取らせていただきました。

 

正確に4Cを見極める事が出来たからこその高値をお付けできたと思います。

 

ダイヤモンド買取についてのまとめ

 

ダイヤモンドに限らず買取査定をする上で、査定をしている商品に対する理解度、知識の量によって買取金額は異なります。

 

何も知らない人に査定を任せても高値が付かないのは当然の事ではないかと思います。

 

ブランド品や貴金属と比べ、ダイヤモンドは特に査定をする人物の技量の差が出てしまうものなのです。

 

ダイヤモンドを少しでも高く売却したいという方は、ダイヤモンドの査定に慣れたお店、査定員に任せると良いかと思います。

 

そこで、今回のダイヤモンドの買取のように、品質をしっかりと見極める事の出来るスタッフのいる、老舗の質屋、須賀質店はいかがでしょうか。

 

ダイヤモンドを売りたい方は、五反田、渋谷、池袋にございます、須賀質店までご用命ください。

 

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。