【事例】18金のネックレス、イヤリングを高価買取 ~金の純度について解説~ | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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【事例】18金のネックレス、イヤリングを高価買取 ~金の純度について解説~

最終更新日 2024年7月4日

金 ジュエリー 売却

須賀質店渋谷営業所にて、金のネックレスとイヤリングを買取いたしました。

 

今回買取したネックレスとイヤリングはどちらも18金と呼ばれる純度のものです。

 

18金や24金など聞いたことはあるものの、実際どんな違いがあるのか、なぜ18金なのか知らない人が多いと思います。

 

今回は、18金や24金等金の純度について解説します。

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18金とは 金の純度について

 

冒頭でもお話したとおり、今回買取したネックレスとイヤリングの純度は18金でした。

 

18金の「18」は、品物に含まれている金の含有率を指しています。

 

24金が純度が一番高く、数値が小さくになるにつれて、純度も下がります。

 

なぜ「24」が純度が一番高いのか疑問に思う人もいるでしょう。

 

その理由は、金の純度が24分率で計算されているためです。

 

したがって、24金を最大値として、22金、20金、18金と純度が下がるにつれて、数値も小さくなります。

 

それぞれの値と、純度は以下のとおりです。

 

24金→99.9%以上

 

22金→91.7%

 

20金→83.5%

 

18金→75%

 

14金→58.5%

 

10金→42%

 

今回買取したネックレスとイヤリングは、全体の75%に金が使用されており、他の25%は違う金属などが使用されています。

 

18金はジュエリー類に一番使用される純度です。

 

ティファニーやカルティエなどブランドジュエリーも金が使用されている場合はほとんど純度は18金です。

 

なぜ24金ではなく、他の金属も使用されてる18金が主流なのか、理由は様々あると思いますが、その内の一つは、金の性質にあると思われます。

 

金は、銅や銀など他の金属に比べると熱に弱く柔らかい性質があります。

 

そのため、落とした際の衝撃によって変形してしまったり、欠損してしまう可能性が大きいです。

 

その欠点を補いつつ、金としての輝きを保っている純度が18金でしょう。

10金や9金の純度の場合、金の含有率が少ないため、色合いが黒ずんだ黄色であることが多いです。

 

さらに、ジュエリーに使用されることが多いものとして、ホワイトゴールドやピンクゴールドを聞いたことがある方は多いと思います。

 

ホワイトゴールドや、ピンクゴールドは、金と違う色の金属を混ぜ合わせることで色合いの違う金を作り出しています。

 

同じ純度の金であれば、金としての価値は、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドでは変化はありません。

 

しかし、中古品市場としての価値を見るとわずかに異なります。

 

先ほども紹介したティファニーやカルティエなどのブランドジュエリーでは、同じ販売価格で同じモデルの製品であっても、中古品市場ではピンクゴールドが一番高値を付けやすい傾向にあります。

 

明確な理由はわかりませんが、恐らく現在の中古品市場の流行がピンクゴールドであるためにピンクゴールドの製品がより高額で取引されているのではと推察できます。

 

査定員はどのようにして金の純度を見分けているのか

買取価格を見てください

今回買取しましたネックレスとイヤリングは純度が18金でした。

 

先程金製品の純度について紹介しましたが、次は査定員がどのようにしてお品物の純度を見分けているか紹介します。

 

純度を簡単に見分ける方法は刻印の確認です。

 

金製品のほとんどは、どのくらいの割合の金が使用されているか示す刻印があります。

 

刻印は様々な種類あり、今回買取した製品にはK18、つまり18金を示す刻印がありました。

 

しかし、査定員は刻印があったからと言って、その刻印だけを理由に買取金額をお付けすることはありません。

 

現在では金製品を語った偽物が多く出回っており、偽物の中には刻印の入ったものも多くあります。

そのため、査定員は常日頃から金製品の質感や色など細かい部分を熟知し、実際にお品物が来た際には刻印を確認しつつ、色や質感も確認して金の純度を判断します。

 

中には、金製品であるものの、刻印が無いものもあります。

 

理由は様々ですが、多いのが長年使用していたため刻印が擦れてしまって見えなくなってしまったり、指輪などは研磨処理をした影響で見えなくなってしまうことなどあるため、刻印の無い金製品は珍しいものではありません。

 

そのため査定員は、例え金の純度が無いものであっても金であるかないかを判断できなければなりません。

 

判断方法は、先ほどお話したような質感や色合いはもちろんのこと専用の計測器や道具なども用意しているため、例え刻印がなくとも金であるかどうかの確認は可能です。

このように、査定員は自らの技量や道具などを使用してお持ちいただくお品物の純度を確認しています。

 

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今回の買取金額について

18金 高価買取

今回買取しましたネックレスとイヤリングは、それぞれパールが付いていました。

 

中古品市場において、パールはお値段が付きづらいものと言わざるを得ません。

 

もちろん、高額な金額がお付けできるパールもありますが、今回のパールには買取金額をお付けすることはできませんでした。

 

今回の買取金額は素材である18金の金額がほとんどです。

 

そのため、全体の重さからパールの分は引き、金の重さのみに買取金額をおつけいたしました。

 

そして、ネックレス、イヤリング共に小粒ではあったものの綺麗なダイヤモンドが埋め込まれていたため、ダイヤモンドの分も上乗せして須賀質店渋谷営業所にて、93,000円で買取いたしました。

 

2020年に入り、金の買取造場は右肩上がりになっています。

 

新型コロナウィルスの影響などもありここ2.3ヶ月は特に上がっており、7月には過去最高額を更新している状況です。

 

そのため、今回はパールにはお値段がお付けできなかったものの、金の相場が高騰しているタイミングで売却されたため、お客様の満足いく買取金額をご提示することができました。

 

須賀質店は金の買取金額を高めに設定しています

高価買取のポイント

先程もお話したように、ここ数ヶ月金の買取相場は急激に上昇しています。

 

その上で、須賀質店は他の買取店よりも金の買取金額を高めに設定しています。

 

近年、金の買取を行っているお店は増え、買取店のみならずリサイクルショップなどでも買取は行われています。

 

しかし、買取店によって金の買取金額には違いがありますので、売却される前にはぜひホームページなどに掲載されている金の買取金額を見比べることをお勧めします。

 

須賀質店が今回のお品物を買取した当日の金の買取相場は以下の通りです。

【2020年7月16日 須賀質店の金・プラチナ買取価格表】

金属の品名 買取価格 金属の品名 買取価格
24金インゴット 6,460 プラチナ1000インゴット 2,960円
24金 Au1000 6,270円 プラチナ1000 2,870円
22金 Au916 5,690円 プラチナ950 2,720円
20金 Au833 5,200円 プラチナ900 2,620円
18金 Au750 4,790円 プラチナ850 2,470円
14金 Au583 3,550円

 

金製品の売却を検討されている方、他の買取店の買取金額に満足されなかった方はぜひ須賀質店をご利用ください。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。