ロレックスを買取に出したい!オーバーホールの必要性について | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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ロレックスを買取に出したい!オーバーホールの必要性について

最終更新日 2024年2月6日

時計の中で大変人気があるロレックスですが、使用している方の中でそろそろ買取に出したいと考えている方もいらっしゃると思います。
そんなときにオーバーホールが必要であるのかお悩みの方は多いでしょう。
そこで今回は、ロレックスを買取に出すときにオーバーホールが必要なのか解説します。

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□オーバーホール の作業内容とは?

まず初めにオーバーホールとはどういう意味なのかをきちんと把握しておきましょう。
簡潔にまとめると時計を分解してきれいに掃除をする作業のことを言い、別名「分解清掃」と言われています。
それでは具体的な作業内容について解説します。

*オーバーホールの作業手順

まず初めに時計をバラバラにしながら、異常があるところと交換が必要なところの確認をしていきます。
次にバラバラにした状態でパーツをきれいに洗っていきましょう。
洗い終わった後は、組み立てつつ調整し、新しい潤滑油を入れていきます。

次にゴムパッチンの交換を行い組み立てが終わります。
組み立ての完了後、ベルトの調整をし、仕上げに磨いていきます。
最後に各パーツ不備がないか、きれいになっているかを確認しましょう。

以上の手順を踏んでいけば作業は終了です。
各パーツをバラバラにして洗っていくと簡単に述べましたが、実際には100を超えるパーツがあり、大変神経を使う作業です。
ここまで、オーバーホールの作業内容や手順について解説してきましたが、オーバーホールは素人が自分でできるような作業ではありません。

実際にかなり細かい作業になるので、できる方は本当に限られているでしょう。
その場合必然的に業者の方に頼んでしてもらうことになってきます。
そうなると必ず費用がかかってきます。

そのため、必要がないのであれば無駄に費用をかけてしたくないと思う方が多いでしょう。
そこで、オーバーホールをする必要性が本当にあるのかどうか解説していきます。

□そもそもオーバーホールはする必要があるのか?

結論から申し上げると長年使用していくつもりの時計であればしたほうが良いでしょう。
なぜなら、一般的に時計は3〜5年に一度はメンテナンスが必要と言われているからです。
仮にメンテナンスをしなければ、針が遅れたり、場合によっては全く動かなくなったりすることがあります。

基本的に時間が進みすぎたり、遅れてしまったりする原因は潤滑油が少なくなってきたことである場合が多いでしょう。
潤滑油が少なくなってきたために、部品に負荷がかかってしまい、そして最終的には時計の針が正確ではなくなってしまうのです。

そのため、3年以上使用するのであれば、3年がすぎたタイミングで一度メンテナンスをすることをオススメします。
人によっては時計に不備が起きたときに整備をすれば良いのではないかと考えるでしょう。
確かにそれも1つの考え方ではあります。

しかし、場合によっては不備が起きてからでは遅すぎることもあるでしょう。
定期的に整備をしていなければ部品の交換が難しい部分に不具合が出ることもあります。
さらにロレックスの内部に錆びが出てきてしまうと、修理ができないといった事態にもなりえます。

そういったリスクを踏まえて考えると、やはり3年に1度くらいは整備することをオススメします。
ここまで、一般的な整備としてのオーバーホールの必要性について解説してきました。
次に、ロレックスを売る場合はオーバーホールをしたほうが良いのか解説していきます。

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□ロレックスを売る場合にオーバーホールは必要なのか?

結論から申し上げますと、ロレックスを売る際にオーバーホールをしてから売りに行く必要はありません。
なぜなら、自分でオーバーホールをする場合は別ですが、基本的には業者の方に任せることがほとんどだからです。
そうなってくるとやはり細かい作業で簡単ではないのでそれなりの費用がかかってくるでしょう。

その費用をかけてきれいになったロレックスを売ってもプラスにならないことが多いです。
つまり、かかった費用が大きいため、結局マイナスになってしまうということです。

その場合、きれいに整備してもらったとしても、思ったほど査定のときに値段はアップしないということです。
具体的には1万円ほど上乗せされていれば良いほうでしょう。

しかし、どうして整備をしてきれいにしたにも関わらずそこまで査定額が上がらないのでしょうか。
その理由としては個人と業者の修理費の違いにあります。

買取店は、自社で再販売する仕組みを持っていることがほとんどです。
また、コストを抑えて販売につなげていくために、自社または提携工房でメンテナンスを行います。

自社で修理を行えばかかる費用は人件費のみですし、提携工房でメンテナンスしても業者価格でメンテナンスを行えるでしょう。
つまり、個人で整備をする価格よりもはるかに安い金額で修理できます。
そのため、整備をせずにそのままのロレックスを買取してもらうほうが良いということです。

参考として、いくつかのロレックスのオーバーホールをした場合の価格をモデルごとに紹介します。
デイトナであれば6万円ほど、エクスプローラーIであれば4万3000円ほど、サブマリーナであれば4万4000円ほど、スカイドゥエラーであれば9万円ほどでしょう。

見てもらってわかるように大体4万円から9万円ほどの費用がかかります。
また、これらの金額はあくまでも基本技術科のみの話であり、一般的にはさらに調整費やパーツ代がかかります。
これらを加味して考えた場合、整備に出してから買取をしてもらうと損をするということがおわかりいただけると思います。

では、メンテナンスをしていないロレックスの売却をする場合はどのような店舗を選べば良いのでしょうか。
もちろんメンテナンスをしていない影響を最小限に抑えられる店舗を選ぶ必要があります。
それでは次に実際に買取店舗の選び方について解説していきます。

□ロレックスの買取店舗の選び方を解説します!

具体的な買取店舗の選び方は次に記述する3つの条件から決めていってください。
それは、「ロレックスの買取実績が豊富であること」「きちんと信頼のできる腕を持っている鑑定士がいる店舗であること」「自社修理工房を併設していること」の3つです。
それでは1つずつ解説していきましょう。

*ロレックスの買取実績が豊富であること

やはりいくつもの実績があると安心できます。
少なくとも騙されて安い価格で買い取られるといったことは起こらないでしょう。
実績とはつまり信頼という風に言えるので必ず実績を見るようにしてください。

*信頼のできる腕を持っている鑑定士がいるか

やはり、きちんとした腕を持っていない鑑定士に鑑定されると正しい金額で引き取ってもらえないでしょう。
またそのような場合は、安い金額で引き取られることが多いでしょう。

*自社修理工房があるか

自社修理工房があるお店であれば、修理、メンテナンスまで社内で完結されるのでコストがあまりかかりません。
コストがあまりかからないということは高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。

これら3つを意識してお店を選ぶだけで、買取金額に大きな差が出ることもあるのでぜひ参考にしてください。

□まとめ

今回はロレックスのオーバーホールの必要性について解説しました。
また、店舗の選び方なども併せて解説したので、きちんと理解しておいてください。
また、ロレックスの買取をお考えの方はぜひ当社にご気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。