【事例】14金、ダイヤモンド、サファイア付きの指輪を高価買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
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【事例】14金、ダイヤモンド、サファイア付きの指輪を高価買取

最終更新日 2023年11月8日

14金 指輪 買取

須賀質店渋谷営業所で、ダイヤモンドとサファイアの付いた指輪を買取いたしました。枠には14金が使われていて、14Kという刻印が入っていました。金性の刻印というのは、通常はKが前で数字が後ろに入っているものです。Kが後ろについている物も無くはないのですが、その刻印は後Kと呼ばれ、なぜか実際の金の含有率を調べてみると刻印よりも下回っている事が多く、買取では敬遠されがちな物なのです。

 

どうして後Kに刻印よりも実際の金の含有率が下回る物が多いのかは分かりません。勝手な推測をするならば、実はブランドジュエリーはKが後ろに来る事が多く、それを真似て粗悪品を作るようになったからではないかと思われます。

 

 

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後K、14金の指輪の買取

 

今回のお品物は確かに後Kではありましたが、須賀質店での買取査定の際には14金であると確信していたため、14金の価格での買取としております。

 

14K リング 買取

金の含有率に不安がある場合は、比重計と呼ばれる機械を使って金の比重を確認する事があります。水の中と外で重さを量る事で、その比重値から金かどうか、金であればどれくらいの含有率なのかを測るのです。

 

しかし、比重計で正確に測れるのはインゴッドのような塊になっている金で、今回の指輪のようにある程度形作られている状態では、正確に比重を測る事は出来ません。さらに、比重を測るのは金の部分であるため、宝石が付いていても比重を測る事は出来ないのです。

 

したがって、今回お持ちいただいた指輪の比重を測る事は出来ませんでした。では、どうして14金であると確信をして買取をする事ができたのでしょうか。

 

まずは、後Kと呼ばれる刻印についてですが、金の含有率が低い事が比較的多い、というだけであり、必ずしも14金に足りていないわけではありません。むしろ、しっかりと14金ある方が多いのです。

 

そして、買取査定で金を毎日見続けている須賀質店のスタッフは、ある程度見た目で金の含有率を判断する事が出来ます。

 

14金のノンブランドジュエリーの買取指輪という製品としての作りがしっかりしている事も含めて、刻印の通り14金であると判断したため、14金の価格を付けて買取をさせていただきました。

 

ダイヤモンドとサファイアについては、カラット数の刻印がなかった事、質があまり良くなかった事で、ほとんどお値段を付ける事は出来ませんでした。しかし、ダイヤモンドに関しては、大きさと質、付いている量を見て少しなら上乗せ出来ると判断して、買取価格を付けています。

 

須賀質店渋谷営業所で、15,000円で買取いたしました。ちなみに、指輪の総重量は4.7gのお品物でした。

 

14金、後K刻印の指輪の買取を通して、質屋としてのまとめ

 

今回の買取は、後Kで14金の指輪の買取でした。このような商品の買取をする際には、お店や見る人物によって判断する基準が違ってきたりします。

 

そのため、買取査定には金額差が出る事が多くなります。今回は14金の指輪を14金の金額で買取をしたというだけのご報告なのですが、それこそが老舗の質屋の須賀質店の強みであると考えています。

 

売りたいけれども、どのような物か分からない貴金属をお持ちの方は、須賀質店へお越しください。買取査定は無料なので、金額を聞いて、どのような物かを聞くだけでも大丈夫です。

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。