0.438ctのダイヤモンド 高額買取 | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
買取コラム
買取コラム

0.438ctのダイヤモンド 高額買取

最終更新日  2023年12月21日

須賀質店五反田本店にて 0.438ctのダイヤモンドを50,000円で買取致しました。今回買取しましたお品物はダイヤモンドが一粒埋め込まれた指輪でしたが、今回は指輪に埋め込まれたダイヤモンドについて紹介します。

 

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

須賀質店のダイヤモンド買取実績を見る

ダイヤモンド 0.438ctの査定について

 

ダイヤモンドの査定には、「4C」と呼ばれる国際基準に照らし合わせて金額を決めていきます。4Cとは、カラット(重さ Carat Weight)、カラー(色 Color Grade)、クラリティ(透明度 Clarity Grade)、カット(仕上げ Cut Grade)の4項目あり、ダイヤモンドを観察しながら4Cのグレードを決めてお値段をお付けします。

 

この4Cは、ダイヤモンドの付いた宝飾品を購入すると、宝飾品に付いたダイヤモンドの品質を保証するために「鑑別書」と呼ばれるものに記載されている場合もあります。

 

では鑑別書があれば、持っていった方が高額査定に結び付くと思う人も多いと思いますが、須賀質店では鑑別書の有無では査定金額に大きな影響はありません。査定金額に影響が無いことは、ブランド製品ではない、ノンブランドジュエリーでも、ブルガリやティファニーといったブランドジュエリーの場合でも同じです。

 

須賀質店の査定員は、常日頃からダイヤモンドの4Cを見極める訓練を積み重ねており、鑑別書がなくとも、正確にカラット、カラー、クラリティ、カットのグレードを判断することが可能だからです。

 

実はダイヤモンドなどの宝飾品やブランドジュエリーをたくさん買取や質入れで扱っている中で、製品と鑑別書が一致していないことが良くあるのです。指輪やネックレスなどの宝飾品を複数持っていると、鑑別書も混ざってしまって製品とばらばらになってしまうのでしょう。

 

複数点のダイヤモンド付き宝飾品をお持ちのお客様で、お持ちの鑑別書が入れ替わってしまっているといった例は良くある事で、店頭でもよく経験することなので、須賀質店の査定員は、お持ちいただいたダイヤモンドをじっくり観察して4Cのグレードを判断するという訓練をしているのです。

 

ダイヤモンド 0.438ctの買取金額について

 

今回買取しましたダイヤモンドのグレードについて紹介します。ダイヤモンドの重さを表すカラット数は0.438カラットと、指輪のダイヤモンドとしては小ぶりな重さでした。色を表すカラーはGカラーと、上から数えて4番目のグレードの色で、透明度を表すクラリティはVVS-2と、上から数えて4番目のグレードの透明度でした。最後に仕上げを表すカットはGoodと上から数えて3番目のグレードの仕上げでした。

 

今回、高額査定になった一番のポイントは、クラリティ(透明度 Clarity Grade)でした。

 

クラリティは、ダイヤモンドの中の内包物によってグレードが変わります。今回買取しました。ルーペを使用して見つけることが困難なくらい小さな内包物がある程度でした。グレードによっては、ルーペでは確認できないくらいものがある反面、ルーペを使用せずとも肉眼でもはっきりと確認できるくらい内包物があるケースもあります。

 

内包物は小さければ小さいほど、グレードは上がります。しかし、内包物に関しては大きさだけでなく、色、形状、見える位置なども査定価格を付けるうえでは重要になります。どんなに小さな内包物でも、ダイヤモンドの真ん中に位置して目立っていれば、高いグレードが付くかもしれませんが査定価格は下げざるを得ない場合が有ります。

 

ダイヤモンドの査定が難しいのは、4Cと呼ばれるグレードのそれぞれが組み合わさると、その組み合わせは無数にあり、査定員の経験や判断による部分が多いというところにあります。今回買取したダイヤモンドは、仕上げを表すカット以外は4Cのそれぞれのグレードが高かったので、0.4カラットクラスのダイヤモンドとしては、比較的高い査定価格を付けることが出来ました。

 

今回は、指輪としての買取ではありましたが、須賀質店五反田本店にてダイヤモンドのみに50,000円という高額がお付けできました。

 

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

須賀質店のダイヤモンド買取実績を見る

ダイヤモンド 0.438ctの買取について まとめ

 

先程紹介したダイヤモンドのグレードは、指輪に埋め込まれていた状態で、査定員が査定時に観察して判断したものです。そして画像にあるものは、買取後に指輪からダイヤモンドを取り外し、ダイヤモンドの専門機関で4Cを確認したソーティング(簡易鑑別)と呼ばれる記録です。カラーがG、クラリティがVVS-2、カットがGoodと、査定員が判断したものとほぼ同じグレードを示していました。

 

このように、須賀質店の査定員はダイヤモンドのグレードを示す鑑別書がなくとも的確にダイヤモンドのグレードを判断することが可能です。的確に判断するためには知識と経験が求められ、不足している場合は高値を付けることが難しいです。

 

須賀質店は創業100年を迎えようとしている老舗の質屋です。長年質屋を営んできた経験は査定員に受け継がれ、受け継がれたことは日々昇華されています。そのため、今回のように鑑別書がなくとも的確にダイヤモンドにお値段をお付けすることが可能です。

 

他の買取店や質屋の金額に満足のいかなかった方は、ぜひ須賀質店をご利用下さい。査定員が誠心誠意お品物を査定し、お客様のご満足の頂けるように努めてまいります。

この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。