ロレックス デイデイト 18239A型の時計を買取
須賀質店池袋営業所でロレックスのデイデイトである18239A型を50万円で買取いたしました。金かプラチナの素材しかない高級時計のデイデイトで、ブレスレットのタイプの時計なのですが、社外の革ベルトに変更されてしまっていました。
ロレックスのデイデイトについて
ロレックスのデイデイトはロレックスの中でも高級ラインでステンレススチールのモデルはなく、何十年も前の発売当初から金もしくはプラチナのモデルしか製造していません。
デイデイトは名前の通り、曜日と日付を表示できる機能で昔から12時の所に曜日表示、3時の所に日付表示というデザインは変わっていません。
一番初期のデイデイトは短命で終わりましたが、すぐに1803が発売され超ロングセラー商品となりました。1803型はカレンダーのクイックチェンジが出来ないため曜日と日付を合わせるのは特殊な操作で合わせます。
0時を過ぎて日付と曜日を進めて3時頃まで針を回し、その後反対に回して21時頃まで戻します。そうすると曜日は前日に戻っているのですが、日付は戻らずそのままの日付になっています。そこからまた針を進めて0時を超えれば日付だけ一日進んだという設定が出来ますので、これにより日付と曜日を合わせていきます。まず、曜日を合わせてから針を進めたり戻したりで日付を進めていくやり方になります。
1803の次は18038や18039になり、日付のクイックチェンジが出来るようになりました。しかし、リューズ操作で曜日は変えることは出来ませんでしたが、かなり使い勝手が向上しています。
その次に発売されたのが18238型、18239型で日付、曜日の両方をリューズ操作でクイックチェンジが出来るようになり、日付、曜日を合わせるのに一切の煩わしさがなくなりました。
見た目がほとんど同じデイデイトでもイエローゴールドの場合は1803型、18038型、18238型、118238型とあり、それぞれ相場も全然違うので注意が必要です。プラスチック風防なら1803型になり、こちらは革ベルトの時計とブレスレットの時計があり、もちろんブレスレットの方が高くなります。
18238型と18239型は見た目はほとんど同じなので、クイックチェンジで曜日を動かすことが出来るかで見分けるのが一番わかりやすいのでそれで判断をしていきます。細かい違いだとリューズを開けた時に見える筒の部分の色が違うなどもあったり、ケースの厚みなどに違いもあります。
118238型になると現代風な時計になるので高級感が溢れ出ていて、ラグが鏡面仕上げになっていたり、バックルの作りが変わっていたりとしていています。
これらをみて型番を判断していくわけですが、長くこの仕事をしていると時計を持った感覚で型番と査定額が頭に浮かぶというのが現状で、あとは確認作業のような感じになります。
今回買取の18239型はホワイトゴールドで型番の最後にAがついているのは10ポイントダイヤが付いていることを表します。通常10ポイントダイヤ付きの文字盤はGが付くことが多いですが、6時と9時がバケットダイヤのためAになり、デイデイトはGではなくAのダイヤが使われます。
通常18239型はブレスレットのタイプしかないので、今回買取した時計はどこかのタイミングでブレスレットを革ベルトに交換したと推測されます。壊れてしまったのか、または革ベルトに替えたくて替えてからブレスレットを売ってしまったのか。
革ベルトに交換されていますので査定額は大きく下がってしまいました。通常のブレスレットのタイプですと付属品なしの状態で買取査定は80万円から90万円くらいになってきますが、今回は社外の革ベルトに替えられていたので買取査定500,000円となりました。
まとめ
須賀質店では腕時計、ブランドジュエリー、宝石貴金属やブランドバッグなどの買取をしております。池袋、渋谷、五反田と都内に3店舗あり、どちらの店舗でも査定額は同じなのでご都合の良い店舗にご来店ください。すべての店舗に熟練された鑑定士が常駐しており、スピーディーに高価買取査定を行います。すべての鑑定士が古物商の免許を持っているプロだけが参加することができる業者間オークションに毎月参加をしているためリアルタイムの最新の相場を把握しており、それにより業界最高値を提示することが可能となっています。高価買取をご希望であれば、須賀質店にご来店くださいますようよろしくお願いいたします。