ロレックスデイデイト18238Aの時計の買取
須賀質店渋谷営業所でロレックスのデイデイトを買取りました。型番は18238A型といい、金無垢でゴージャスなデザインです。文字盤には10粒のポイントダイヤが付いており、6時と9時方向はバケットダイヤになっています。一見キズや変色がなく綺麗なように見えますが、多少ブレス伸びがありました。ブレス伸びとはロレックスの古い型の時計によく見られる経年劣化で、ブレスのコマとコマの間に隙間ができてしまう症状です。時計を買った時にはがっちりとしていたブレスレットが、ブレス伸びが起きてしまうと腕になじみにくく、ブラブラとしてしまって見た目もよくありません。もしブレス伸びの症状がひどい場合は、ブレス交換となってしまいます。ロレックスのステンレス製のモデルでしたらそれほど費用はかかりませんが、今回買取りましたデイデイトのような金無垢のブレスレット交換の費用は高額となってしまうこともあります。ではこのブレス伸びしてしまったデイデイトの買取査定額がいくらになったかは最後に記述させていただきます。
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ロレックスの型番
ロレックスの型番にはいくつかの法則があり、そこからどのような時計なのかある程度想像することができます。たとえば末尾の数字によって、そのモデルが何の素材でできているかを判断することができます(アンティークは例外)。今回買取りました18238A型の8のようにイエローゴールドの金無垢ということです。デイトジャストの116234型であればステンレススチールとホワイトゴールドのコンビと判断できます。
では末尾についているアルファベットの意味ですが、Aはポイントダイヤ(6時、9時方向はバケットダイヤ)を意味します。そのほかにもNAはシェル文字盤、Rはポイントルビー等まだまだありますので、気になった方がいらっしゃいましたら型番を調べてみてください。
デイデイトの新旧
デイデイトの改良は現在も続いており、その歴史は1956年までさかのぼります。まず1803型が発売され、なんといってもロレックスの時計では今までになかった曜日表示機能が搭載されました。アンティークの1803型は、現在ブレスレットが残っているものが少なく社外革ベルトを付けた商品をよく買取ります。もしブレスレット付きの商品であれば買取額が70万近くと高額になります。
次に発売されたモデルが18038型になります。進化した点は、日付を早送りで変更することができるようになりました。これはロレックスの全ての4ケタ型番モデルから同5ケタ型番モデルへの変更点と同じです。また文字盤を守る風防もプラスチック製からガラスに変わりました。
18038型からデイデイトの中で最も大きく仕様変更されたモデルが18238型です。その大きな変更点は、曜日の単独変更が可能になった点です。時計のリューズ(針を回すためのつまみ)の一段階目で順回しするとデイト、逆回しで曜日を変更できる画期的な仕様になりました。その後のモデルはケースサイズ変更や、ラグの部分(本体の四つ角)がマット加工からポリッシュ加工とマイナーチェンジされています。
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今回の買取金額
今回買取りましたデイデイト18238A型は、105万円査定となりました。ブレス伸びがありますが、そこまでひどい状態ではなかったため高額査定となりました。そのブレス伸びの程度の大小を見極めることができずに、そこまで悪くない状態の時計も安めの査定にしてしまうことは須賀質店ではありえません。なぜならば須賀質店には様々な状態の商品を数多く見極めてきたスタッフが、瞬時にその商品の程度を判定することができるからです。たとえ修理や部品交換が必要な場合でも、その際の費用がいくらかかるということも判断することができます。もし商品の状態を理由に、お客様が思ったほどでもない金額を他店で提示された場合は、一度須賀質店にご来店ください。きっとご満足いただける金額を提示させて頂けると思います。