オーデマピゲの偽物の見分け方は?【鑑定士監修】見分けるポイントを7点紹介!
オーデマピゲは、パテックフィリップ、ヴァシュロンコンスタンタンと並んで世界3大時計ブランドと言われています。1875年創業の老舗ブランドであり、ロイヤルオークやロイヤルオークオフショア、ミレネリー、CODE 11.59 バイ オーデマピゲなどの人気モデルを展開しています。
芸能人やセレブを中心に高い人気を持つ反面、偽物も数多く出回っているのも事実。今回は、オーデマピゲの偽物の見分ける方法についてご紹介します。
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目次
1オーデマピゲとは?
オーデマピゲは1875年に創業された時計ブランドです。合併や買収が多い時計業界のなかでも、家族経営を貫く稀有な存在でもあります。複雑機構をはじめとした高い技術力で、その地位を確固たるものとしています。ラグジュアリースポーツウォッチとして人気のロイヤルオークをはじめ、CODE11.59やミレネリーなどの代表モデルがあります。
2世界中で愛されるオーデマピゲ
世界トップクラスのブランドであるオーデマピゲは、芸能人やセレブからの人気も高いことでも知られています。また、一度も買収されず家族経営を貫いていることから経営者からの人気も集めています。
サッカー選手のリオネル・メッシさんや俳優のドウェイン・ジョンソンさん、エド・シーランさんなどの海外セレブをはじめ、日本でも中居正広さん、三浦翔平さん、設楽統さん、ヒカキンさん、イチローさんなど、各界で活躍する方々が愛用しています。
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3オーデマピゲの歴史は?
オーデマピゲは、1875年にジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲよって創業されました。1892年に世界初となるミニッツリピーター搭載の腕時計を開発するなど、時計製造の高い技術力で富豪や貴族を中心に顧客層を拡大していきました。
1972年には初のラグジュアリースポーツウォッチとなる、ロイヤルオークを生み出します。2019年には47年ぶりの新シリーズとなるCODE11.59を発表し、常に最先端を突き進んでいます。
4オーデマピゲの魅力は?
オーデマピゲは「伝統と革新の調和」をブランドコンセプトとしています。老舗ブランドならではの伝統的な時計作りを続けながらも、革新的な技術やデザインで時計業界を牽引しているのがオーデマピゲなのです。
ロイヤルオークはその最たるコレクションです。現在でこそ非常に人気を集めていますが、当時としては高級時計でありながらステンレススチールを使い、さらにケースサイズも大きいロイヤルオークは、異端的な存在でもありました。
2019年に発表されたCODE11.59も、3層構造のケースにオーデマピゲらしい八角形のミドルケース、細いベゼルや独特のラグの形状など、これまでとは異なる革新的なデザインで話題となりました。
5オーデマピゲの本物と偽物の見分け方は?
人気の高いオーデマピゲの本物と偽物の見分け方を、7つのポイントに分けて解説します。
5.1ケース・ブレスレットの仕上げがきれいか
1つ目のポイントは、ケースやブレスレットなどの外装の仕上げがきれいかという点です。オーデマピゲをはじめ、高級時計ブランドは時計の重要な要素である外装の仕上げにこだわっています。見た目の美しさはもちろん、肌に直接触れるところでもあるため、肌触りを考慮しケースやブレスレットの角なども丁寧に仕上げが施されています。しかし偽物では仕上げが雑でザラザラしていたり肌触りがチクチクしたりします。
5.2文字盤の作り
2つ目のポイントは、文字盤の作りです。時計の顔とも言われる文字盤にもオーデマピゲのこだわりが詰まっている部分です。代表モデルであるロイヤルオークには、タペストリー装飾と呼ばれる四角の文字盤装飾が施されていますが、これは非常に高度な技術が必要です。偽物は、この装飾に違和感があったりブランド名やモデル名が掠れたりバランスが悪かったりといった特徴があります。また、質の悪いコピー品では文字盤に塗られた夜光塗料がはみ出ているものもあります。
5.3針の作り
針などの細かなパーツは、粗さが出やすいポイントになります。本物では細かなパーツまで余念なく作られていますが、偽物ではそのような高度な技術がないため、側面の仕上げや針を留める中心部に粗さが見受けられます。また、針に夜光塗料が塗布されているモデルでは、夜光塗料もきれいに塗られているかチェックしてみましょう。状態がきれい、新品にも関わらずしっかり夜光塗料が塗られていないものは偽物と言えるでしょう。
5.4付属品で見分ける
一昔前のコピー品は、ブランドの箱や保証書などの再現ができなかったため、コピー品と言えば時計本体のみが主流でした。しかし最近のコピー品では付属品も本物に似せたものが多数あるため、付属品がついているからといって本物とは言えません。しかし偽物の付属品も、本物と比べると違いが一目瞭然です。外箱は本物よりも色合いが濃く、表面の質感がペンキを塗ったようなのっぺりした印象です。また内部の作りも雑で開閉の金具の立て付けが悪い場合もあります。
5.5ムーブメントの作り
ムーブメントをチェックできる場合は、必ずムーブメントも確認してみましょう。ランクの低い粗雑なコピー品では精度が悪かったり振動数が異なったりするためわかりやすいです。しかしスーパーコピーと呼ばれるコピー品の中でもランクの高いものは、ローターまで再現されています。こういったスーパーコピーは、プロが見れば本物と作りが違うとわかりますが、素人での判断は難しいと言えるでしょう。
5.6裏蓋・バックルの作り
偽物では、目に見えない部分の作りがとくに雑になっているという特徴があります。裏蓋はとくにその粗さが出やすいところで、裏蓋に刻印されたブランド名やモデル名、型番などの情報のエングレービングが雑な場合、偽物である可能性があります。また、バックルも目につきにくいため本物か偽物かの判断がしやすい部分になります。バックルに刻印されたブランド名のバランスが悪い、刻印自体が薄いといった場合は注意が必要です。
5.7刻印されている型番で調べる
時計には、裏蓋に型番やシリアルナンバーなど、時計の情報が刻印されています。コピー品の中にはその時計とは異なる型番が刻印されていることもあるため、刻印されている型番を検索して、その時計と一致するか確認してみましょう。同様に、保証書がついている場合は、そこに書かれている型番やシリアルナンバーが時計と一致するかを確認してみましょう。なかには別の本物の時計の保証書がついていることもあるため、チェックしてみましょう。
6オーデマピゲは直営店や正規代理店で購入しよう
オーデマピゲの偽物は、インターネットを中心に多数出回っています。偽物を買わないようにするためには、オーデマピゲの直営店や正規代理店で購入することが重要です。ロイヤルオークのような正規店に在庫がないモデルを並行輸入や中古で購入する場合は、その店の情報をしっかりと確認し信頼できるかチェックしてから購入するようにしましょう。
7オーデマピゲの査定(真贋)は須賀質店にお任せください
※査定を行う上で真贋の判断は行いますが、お客様にその内容はご案内しておりません。
須賀質店では、多数のオーデマピゲの査定を行ってきた実績があります。大正9年に創業し、100年以上質屋としてさまざまな品物を買取してきました。その真贋力をいかし、オーデマピゲの高価買取を行っています。当店では、本物か偽物かの判断は、時計を作っているブランドでしかできないと考えているため、あくまでも当店での買取額をお伝えする形になります。「オーデマピゲの査定・買取をしてほしい」という方はまずはお気軽にお問い合わせください。
8まとめ
オーデマピゲの本物と偽物の見分け方について解説しました。芸能人やセレブを中心に人気を集めるオーデマピゲは、雲上時計と言われるほど高価であるため、偽物が多く出回っているため注意が必要です。見分けるポイントを押さえることでプロでなくても見分けられる場合もありますが、スーパーコピーのようなプロでないと判別が難しいものもあります。オーデマピゲを購入する際は正規店をはじめとした信頼できる店舗で買うようにしましょう。