フランクミュラーロングアイランドの時計の買取
須賀質店五反田営業所でフランクミュラーの時計を買取ました。フランクミュラーの中でトノーカーベックスと肩を並べて人気があるロングアイランドというモデルです。素材が18金イエローゴールドで革バンドなので、ビジネスシーンやカジュアルスタイルでも着用できると思います。しかしフランクミュラーの悪い特徴で、革ベルトの劣化のしやすいところがあり、こちらの時計の革ベルトも劣化してボロボロになってしまっていました。しかし須賀質店では、ムーブメントの部品だけでなく革ベルト等の純正の付属品を独自のルートで揃えることができるため60万円という高値で買取りました。
フランクミュラーをもじったフランク三浦というパロディーブランドをご存知でしょうか。フランク三浦とは1万円を切るお手ごろな値段で、フランクミュラーのデザインを似せた時計を販売しているブランドです。そのそっくりなデザインから盗作容疑でフランクミュラー本家から裁判まで起こされてしまいました。普通に考えればフランクミュラーというブランドは歴史があり、当然フランク三浦側が裁判に負けると思われましたが、裁判の結果はフランク三浦側の勝訴となったようです。その勝因として一つあるのが、フランクミュラーの時計は定価100万円前後のものが多いのに対して、フランク三浦は1本1万円を切る価格ということで、たとえ外観が似ているとはいえ一般の方々が誤認することはないということが認められたからの様です。この裁判の一連の騒動からか起きてしまった騒動を後述します。
フランクミュラーやウブロのような時計としての機能性と同じくらいに、デザイン性やブランド性を重視しているブランドの時計は、一度ブームが過ぎてしまうと中古買取査定相場が値崩れすることがあるというデメリットがあります。機能性がある時計の中古買取査定相場は一度下がってしまっても、時計本来の需要から買取相場が回復することもありますが、デザイン性重視のブランドにはそういった相場の回復はなかなか見込めません。フランクミュラーも中古買取査定相場が下がっているブランドの一つで、その原因として上述したフランク三浦が絡んだ一連の騒動があったと噂されました。もともとデザイン重視で売ってきたフランクミュラーのデザインと似たような時計を安価で買えてしまうこと、また裁判沙汰というのは世界的知名度の高いフランクミュラーにはイメージの悪化があったのだと思います。
ここまでフランクミュラーに対してネガティブな印象を与えてしまいましたが、フランクミュラー所有者の方たちに朗報があります。それはここ最近フランクミュラーの中古買取相場が回復傾向になってきたことです。買取相場回復の要因として、スプリットセコンドのような機能性のあるモデルにも力を入れてきたということにあると思います。もともとフランクミュラーはトゥールビヨンやパーペチュアルカレンダー、クレイジーアワーズなど、機械式複雑機能の時計を製造できる時計メーカーです。もし以前フランクミュラーの時計を買取査定に出したが、あまり納得できない金額を提示された方は、須賀質店五反田本店をはじめ、渋谷営業所、池袋営業所にお持ち頂ければ高値で買わせていただきますのでよろしくお願い致します。