0.314ctのダイヤモンドを須賀質店が買取~池袋営業所~
須賀質店池袋営業所にて、0.314ctのダイヤモンドを40,000円で買取ました。今回のお品物は4Cと呼ばれるダイヤモンドの評価基準が高く、0.314ctと小ぶりなサイズにはなりますが、Dカラー・VVS-1クラリティ・Excellentカットの評価でした。
須賀質店ではダイヤモンドの買取後に、中央宝石研究所にソーティング依頼を行い、4Cを正確に特定しています。「ダイヤモンドのみで鑑定書やソーティングシートは持っていない」というお客様もご安心下さい。
全ての査定員が鑑定書やソーティングシートの無い状態でも4Cを判断できるスキルを持ち合わせている為、店頭での査定も安心してお任せ下さい。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
ダイヤモンドの査定に用いる4Cを解説
上でも述べた通り、今回買取したダイヤモンドは4Cの評価高いお品物でした。「4Cという言葉は聞いたことがあるけど、実はよくわかない・・・」という方も多いと思いますので、先ずは4Cを簡単に解説していきます。
「Cut(カット)」「Carat(カラット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティー)」の4項目を評価してダイヤモンドのグレードを決めていく基準の事で、4項目全ての頭文字がCから始まるため4Cと呼ばれています。
「Cut(カット)」
58面体のラウンド・ブリリアント・カットのお品物に対して評価が行われています。ラウンド・ブリリアント・カットは最も目にするダイヤモンドのカットで、今回買取したお品物もラウンド・ブリリアント・カットです。
最上評価は「Excellent」、次に「Very Good」、「Good」「Fair」「Poor」の順になります。このカッティングが綺麗なダイヤモンドほど内部に取り込んだ光を綺麗に放出し煌びやかな輝きをみせます。今回のお品物はExcellentカットでしたので、最上級の評価を受けている事となります。
評価時にチェックするポイントとしては、全体的なプロポーションやポリッシュ(研磨状態)、シンメトリー(対称性)などのフィニッシュ(仕上げ)などを確認します。
ちなみに、ラウンド・ブリリアント・カット以外は評価対象となりませんが、カットのバリエーションは多数存在しています。
楕円の両端を尖らせたラグビーボールの様な形を「マーキス・ブリリアント・カット」、楕円状の「オーバル・ブリリアント・カット」、ハート型の「ハート・ブリリアント・カット」、涙型の「ペア・ブリリアント・カット」、四角い「スクエア・モディファイ・カット」、エメラルドのカットを模した「エメラルド・カット」・・・などがあります。
それぞれが特徴的なカットであり、ジュエリーのデザインやダイヤモンドをセットする箇所によって使い分けられています。
「Carat(カラット)」
ダイヤモンドの重量を表す単位です。1 Carat(カラット)=0.2gとなり、重さを量れば何Carat(カラット)なのかを知る事ができます。
Carat(カラット)=大きさと思われている方も多いのですが、一般的に重量が重くなると大きさも大きくなる為カラット≒大きさと広まったのでないかと思われます。
宝石店などでダイヤモンドジュエリーを買う際も、最もわかり易すいポイントですので、「1ctのダイヤモンドつきネックレス」などとポップや値札でアピールされていますね。
ここで注意したいのは1 Carat(カラット)のダイヤモンドつきネックレスが、A店では100,000円・B店では1,000,000円で販売されており、「A店の方が1/10の値段で安くてお買い得だ!」と決めつけてはいけない事です。
確かに1ctのダイヤモンドつきネックレスという情報だけで比べれば、A店はB店より安くて魅力的です。しかし、今解説している4Cの残り3項目の評価もしっかりと比べてみて下さい。
これだけの金額差がうまれるという事は、「Cut(カット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティー)」の評価が大きく違う事が予想されます。
予算の都合で少しでも安く購入したいと思う事は当然なのですが、お品物の価値をしっかりと分かった上で購入していただきたいと思うのです。
「Carat(カラット)以外の評価を教えて下さい」とスタッフの方に質問すれば教えてくれますので、4C全ての評価を確認して納得した上で購入の判断をしてみて下さい。
「Color(カラー)」
ダイヤモンドの色を判断します。ファンシーカラーと呼ばれる一部のカラーダイヤモンドを除き、無色透明なほど価値が高くなります。
ランクは無色透明の「D」から始まり、「E」「F」までが無色、「G」「H」「I」「J」までがほぼ無色という具合にアルファベット順に評価され「Z」までに分類されます。
Dカラーが一番高値で取引され、Zカラーに近くなるほど価値が下がっていく事になります。細かく判断するには照明の色が影響する事もありますし、ダイヤモンドに日頃から触れている人でなければ見分ける事は難しいでしょう。
ただし、一目でわかるブラックダイヤモンドやカラーダイヤモンドもあります。上で述べたファンシーカラーダイヤモンドを除くと価値は著しく下がってしまうので、残念ながら中古市場での買取価格は殆ど期待できないお品物となります。
「Clarity(クラリティー)」
内包物や傷などの程度を表し、内包物や傷が少ないほど綺麗な輝きを見せ高額で取引されます。最上評価が「FL」、続いて「IF」「VVS1」「VVS2」「VS1」「VS2」「SI1」「SI2」「I1」「I2」「I3」となります。
ダイヤモンドのCarat(カラット)にもよりますが、肉眼で見分ける事は難しいです。須賀質店の査定スタッフは、10倍ルーペを用いて判断しています。
ルーペを用いても上位クラスは見分けることが難しく、高度な検査を行って「Clarity(クラリティー)」を決定します。
肉眼で(ルーペを用いても)判断する事が難しいレベルもありますが、評価が高くなる(FLに近づく)ほど取り込んだ光を綺麗に放出して煌びやかに輝くダイヤモンドとなります。
※4C以外に確認するポイント
4C以外では蛍光性も査定時に確認します。ダイヤモンドにブラックライトを当て、青色に光る場合は蛍光性があると判断されます。
None(蛍光性がない)
Faint(蛍光性が若干ある)
Medium Blue(蛍光性があり青く光る)
Strong Blue(蛍光性が強い)
Very Strong Blue(蛍光性がかなり強い)と評価されます。
これらの判断を査定時に行って買取金額を決めていくのですが、須賀質店の査定スタッフは数多くのダイヤモンドを扱ってきた実績がありますので、鑑定書やソーティングシートが無くても査定を行う事が可能です。
ダイヤモンドジュエリーは勿論、ルースダイヤモンドの買取もお気軽にご相談下さい。
0.314ctのダイヤモンド買取についてのまとめ
今回の記事では0.314ctのダイヤモンド買取について解説してきました。お客様がお持ちのダイヤモンドジュエリーやルースダイヤモンドが「いくら位で買取してもらえるのか?」と気になった方はお気軽にお問い合わせ下さい。
ダイヤモンドの査定では、実際にお品物を拝見して4Cを判断していきます。その為、お電話やライン査定ではお値段をお伝えする事が難しい場合が多々あります。
但し、鑑定書やソーティングシートがあれば、お電話やラインでそこに記載されている4Cに基づいた査定額をお伝えする事が可能です。
しかし鑑定機関によって内容に誤差がある場合もある為、正確な査定額はやはりお品物を拝見してからお伝えさせていただくことをご承知おき下さい。
中古市場で鑑定結果の信憑性が高いとされている機関は、中央宝石研究所、GIA、AGTなどです。これらの機関が発行した鑑定書やソーティングシートであれば、査定時に判断する4Cと相違が無い割合が非常に高いです。
勿論、ダイヤモンド以外の腕時計やブランドバッグなどの取扱いもございますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
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