【事例】金の指輪2点を買取!金製品について創業100年の老舗質屋が紹介! | 高価買取なら創業大正9年の須賀質店
買取コラム
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【事例】金の指輪2点を買取!金製品について創業100年の老舗質屋が紹介!

最終更新日 2024年6月22日

買取した金の指輪2点

昨年末からの金の価格の高騰を受け、須賀質店では金製品の買取が大きく増えております。

 

R3.4/6にも、須賀質店五反田本店で、18金と17金の指輪、計2点を31,000円で買取いたしました。

 

昨年末から高騰していた金の価格ですが、金の指輪2点を買取したR3.4/6時点で1g 6,280円でした。(須賀質店の買取価格)

 

金の価格が一番高騰していた時と比べると、現在は徐々に価格が落ちてきていますが、それでも高い金額で安定しています。

ただ、現在は安定している金の価格ですが、いつ急落するかも分かりません。

 

もし使用していない金製品がありましたら、金の価格が高い今のうちに、売却を検討してみるのもいいかもしれません。

 

今回買取致しました金の指輪2点も使用されていないとの事で、買取にお持ちいただきました。

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買取致しました金の指輪2点の詳細

買取した金の指輪2点

今回、須賀質店で買取致しました金の指輪2点の詳細と査定をご紹介いたします。

 

まずは、買取致しました指輪2点の詳細です。

 

【買取致しました指輪2点】

買取した金の指輪

〇18金 翡翠(ヒスイ)が付いた指輪5.0g

 

まず1つ目の指輪ですが、翡翠(ヒスイ)が1粒、指輪の中央に付いた指輪で、あまり見かけない独特なデザインの指輪でした。

 

指輪の素材はジュエリーに多く使用される18金で、重さは5.0gでした。

 

翡翠を外した指輪の画像となります

 

〇17金 翡翠(ヒスイ)が付いた指輪 3.5g

買取した金の指輪

2つ目の指輪ですが、1つ目の指輪と同じく、薄く大きな翡翠(ヒスイ)が指輪の中央に付いておりました。(画像は翡翠を外した状態となっております。)

 

素材は、あまり使用される事のない17金が使用されており、重さは3.5gでした。

 

次に、査定員はどのようにして、お持ちいただいた指輪2点の買取金額を出していったのかをご紹介いたします。

査定方法と注意点|今回買取致しました金の指輪2点

買取査定で使用するルーペ

今回買取いたしました金の指輪2点の査定方法ですが、指輪に使用されている「素材の重さ」×「素材の買取価格」=「買取金額」となりました。

ダイヤやパールが付いたリング

指輪にダイヤやルビー、エメラルドなどの色石やパールが付いている場合は、それぞれ査定して、金額をお付け出来ると判断したら、買取金額にプラスしていきます。

 

今回買取いたしました指輪には翡翠が付いていましたが、残念ながら金額をお付けする事は出来ませんでした。

 

買取いたしました指輪2点とも「金の重さ」×「買取した日の金の価格」=「買取金額」と言う査定となりました。

 

【金の純度】

純金インゴット

今回買取いたしました金の指輪2点のような、「金」を使用した買取では、金の含有量(純度)の確認が必須です。

 

何故金の含有率を確認するかと言うと、同じ「金」でも含有量の違いで1gの買取金額が変わるからです。

疑問

同じ金でも「24金(純金)」「18金」「10金」と呼び名が違いますが、それは何故でしょう?

 

実は金の純度を24分率で表示しており、数字部分は金の含有率を表しています。

 

金のインゴット(延べ棒・ゴールドバー)に使用されている、金の含有量が99.9%%以上の「金」の事を、「純金」や「24金」と呼び「金」1gの買取価格は一番高額となります。(インゴットは除く)

 

金の含有率が低くなるにつれ、14金や10金と1gの買取価格が下がっていきます。

 

【金の純度の見分け方とは?】

疑問

金は含有量の違いで、呼び方と買取価格が違うと言う事をご説明させていただきましたが、どのようにして「純金」や「18金」など見分ければいいのか気になる所だと思います。

 

金の純度を確認するには、貴金属を取り扱うお店に持っていくのが一番良い方法でしょう。

 

ですが、専門的な知識がなくても、金の純度を確認する事ができる方法があります。

 

金が使用されている品物の殆どには、純度を表す「K18」や「18K」などの刻印が入っております。

 

金は24分率の他に、1000分率で表すこともあり、18金の場合は「750」、14金の場合は「585」と刻印されます。

 

刻印の入っている位置は品物によって異なりますが、今回買取いたしました指輪の場合は、指輪内側に入っている事が多いです。

金の買取査定で使用するルーペ

※刻印は小さいのでルーペなどを持っていたら確認しやすいです!

 

K18や750の刻印が入っていると言う事は、純度の違いはありますが、金が使用された品物となります。

 

ですので、刻印の有無は金の純度だけでなく、金性品か、金性品ではないかと言う、判断材料としても重要な意味を持ちます。

 

もちろん、刻印がないからと言って、金ではないと言うわけではありません。

 

刻印が入っていても、消えてしまう事もありますので、刻印がない品物に関しては貴金属を取り扱っているお店に持っていくと良いでしょう。

 

【注意! 刻印が絶対正しいわけありません!】

次に注意点ですが、金の純度を表す刻印が入っていても、金の純度が違ったり、金ですらない事が、少なからずあると言う事です。

 

私たち貴金属を取り扱う人間も、刻印を必ず確認しますが、あくまで刻印は金の純度を調べるための手段の一つとして考え、刻印以外の金の色味や重さなど、実際に手に取り慎重に確認していくのです。

 

実は今回買取致しました17金の指輪ですが、K18の刻印が入っていました。

 

刻印だけで金の純度を判断してしまっていたら、査定ミスとなっていましたが、須賀質店のスタッフは刻印だけでなく、色味や重さなど細かく確認して、査定をしております。

 

これまで多くの18金のジュエリーを査定してきた経験と、一緒にお持ちいただいた18金の指輪と比べても、少し色味が薄く感じました。

 

お客様にもご案内させていただいた所、納得していただき、無事取引となりました。

 

今回買取致しました17金の指輪はK18の刻印でしたが、金の純度が違う金製品に多い刻印として、「あとK」と呼ばれる、主に海外製の金製品に見られる刻印があります。

 

「あとK」の刻印が入った金製品でも、きちんと刻印通りの純度の品物もありますが、含有量が少なかったりする事もあるため、とくに色味や重さなどの確認に力が入ります。

 

【注意!金ではないかもしれません!】

 

今回買取いたしました17金の指輪や、「あとK」の刻印が入った品物などは、金の純度の違いはありますが、金製品であることに間違いはありませんでした。

悪質な人間

ですが、刻印が入っているにも関わらず、金でない品物の場合、100%購入する人を騙すこと前提で作られたとても悪質な品物と言えます。

 

もし、インターネットオークションなどで、金額が極端に安い品物があったら、刻印の画像の掲載や、細かな詳細が記載してあっても、絶対に購入しない方が良いです。

 

創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。

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まとめ|お客様に納得していただく買取に努めております

須賀質店は創業100年以上の長い歴史を持つ老舗質屋として、査定についてお客様にご説明をさせていただき、納得していただいてから取引をさせていただいております。

 

お客様の大切なお品物を買取させていただきますので、出来る限り高い金額をお伝えさせていただけるよう努めております。

 

もし他のお店の買取金額に納得のいかない事がありました、ぜひ一度須賀質店にお問い合わせください!

 

また、須賀質店をまた利用された事のない方や、質屋自体利用した事が方にも安心して、気持ちよくご利用いただけるよう、高額買取だけでなく笑顔の接客でお客様のご来店をお待ちしております。

 

五反田本店の他に、渋谷営業所、池袋営業所の都内3店舗で営業しております。

お客様のご来店、お問い合わせを心よりお待ち申し上げております。

今回の金、プラチナの買取の詳細は以下の通り

 

金属の品名 重量 数量 単価 買取金額
K18 4.0g 1 4,690円 18,000
Au700 3.2g 1 4,200円 13,000円

 

【2021年4月6日 須賀質店の金・プラチナ買取価格表】

 

金属の品名 買取価格 金属の品名 買取価格
24金インゴット 6,280 プラチナ1000インゴット 4,230円
24金 Au1000 6,090円 プラチナ1000 4,100円
22金 Au916 5,530円 プラチナ950 3,890円
20金 Au833 5,060円 プラチナ900 3,740円
18金 Au750 4,650円 プラチナ850 3,530円
14金 Au583 3,450円

 

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この記事を書いた人
須賀兼一
代表取締役
代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。