ロレックス、デイトジャスト、79173を高価買取 型番の見分け方解説
須賀質店五反田本店で、ロレックス、デイトジャスト、79173の時計を高価買取いたしました。
デイトジャストは、ロレックスの発売しているドレスウォッチです。ロレックスと言えばデイトナやサブマリーナが有名ですが、デイトジャストこそが一番所有者の多いモデルだと思います。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
ロレックス、デイトジャスト、79173の買取査定と解説
まず、買取の結果からお伝えすると、須賀質店の五反田本店で230,000円で買取をいたしました。
79173のデイトジャストの買取では、現状の相場で言うと、高い物では300,000円前後の金額で買い取る事が出来ます。そして、今回の買取が300,000円に届かなった要因は、二つありました。
まず一つ目は、お品物自体の状態の良し悪しです。壊れていたわけではありませんが、全体的な細かなキズ、ブレスレットの伸び、ガラスの欠けといった、いくつかのキズや劣化がありました。
ブレスレットの伸びという点が、ロレックスの古い時計の買取では難点になる事が多いように感じます。金属についているキズは磨いて消す事も出来ますが、伸びてしまった金属は戻す事が出来ません。
※画像のように持ち上げた時に、ブレスレットが垂れてしまうのが、ブレスレットが伸びている状態です。
もしかしたら、伸びたブレスレットの修理をしている業者さんもあるかもしれませんが、聞いた事はありませんし、使えない程伸びたブレスレットであれば交換するのが一般的です。
今回はそれほど酷いブレス伸びではありませんでしたが、状態が良いとは言えず、査定額にも影響が出てしまっています。
二つ目が、ロレックスの時計の買取では本体と保証書がセットになっていた方が高値が付くのですが、お持ちいただいたのが本体のみであったためです。
ただ、誤解されている方が多いのですが、実は保証書の有無が買取査定に影響を与える事例はそれほど多くはありません。
保証書の有無で中古品の相場が明らかに違う商品は、当然保証書があった方が高値が付きますし、ロレックスはそれに該当します。
しかし、「ではロレックス以外では?」と聞かれるとあまり思い浮かびません。カルティエ、エルメス、ルイヴィトン、3つの有名ブランドの名前を挙げましたが、保証書の有無で買取査定の金額を上げたり、下げたりした事は、少なくとも須賀質店ではありません。
買取で持ち込まれた商品が、本物か偽物かの判断をする材料として保証書が必要とされる場合はありますが、査定額に影響があるわけではありません。
さらに、本物か偽物かの判断に保証書を使うと言っても、中古品業界にルールがあるわけでは無いので、この辺は査定をしている人、その会社がどのように判断するかによって変わってきます。
須賀質店では、商品自体で見極める事に重きを置いているため、他店では保証書が無いと断られてしまう商品であっても、本体のみで買取が可能な場合が多いです。
話が逸れてしまいましたが、今回の買取査定では、保証書が無かったため、少し79173のデイトジャストの買取の上限よりも、金額が下がっています。
以前発行されていた紙の保証書。発行される国によって形式が異なる | 現在発行されているカードタイプの保証書。基本的に全て同じタイプ |
※79173は少し前に作られていた商品であるため、紙の保証書となりますが、現在発行されているのはカードタイプです。
以上の二つのが、買取金額の上限まで付ける事が出来なかった理由です。
ここまでの話を総合すると、結構なマイナス要素があるように見えるかと思います。そして、それにしては買取金額が、上限とあまり変わらないように見えはしませんか?
これは須賀質店の努力の賜物です!!と言ってしまいたいのですが、それ以外に大きな理由があります。
中古品の買取では、状態の良し悪しで買取金額に、影響の出やすい商品と出難い商品があるのです。
バッグや財布のように革や布を使った商品は、キズや汚れで状態が悪くなると買取金額に影響が出やすく、金属を使った商品であれば影響が出難い、簡単に言ってしまうとこのような法則があります。
ここまでの話には、もちろん例外もあるため一概には言えませんが、買取査定をする際には、このような事を確認していき、最終的に金額を決定しています。
以上の理由で、79173のデイトジャストを230,000円で買取いたしました。
デイトジャスト、79173、その見分け方は!?
高級ブランドの時計の多くは、商品それぞれに型番が割り振られています。この型番というのは、同じ商品名の物であっても年代が違うと異なる事があります。
ロレックスの商品の多くも、年代によって型番が異なります。
ロレックスのデイトジャストをお持ちの方でも、ご自身が持っているデイトジャストの型番をご存じ無い方も多いのではないでしょうか。
ですが、買取査定をする上で型番という情報はとても重要になります。
同じデイトジャストであっても、型番が違うだけで倍程も買取金額が異なる可能性があるからです。
今回は買取でお持ちいただいた79173がレディースサイズであったため、レディースサイズのデイトジャストの型番の見分け方をご紹介します。
ちなみに、デイトジャストはレディース以外にもメンズとボーイズのサイズがありますが、今回はレディースサイズのデイトジャストの一部の型番の見極め方です。
見た目だけでは違いが分からなくとも、見極め方さえ知っていればどなたでも確認する事が出来ます。
まずこちらの画像が79173の一つ前に販売されていた69173という型番のレディースのデイトジャストになります。見た目は69173と79173が一番よく似ています。
この2つを見た目だけで見極めるのは非常に困難で、何を使うのかと言うと内部の機械の違いを見ます。
と言っても蓋を開けて機械を見るわけではありません。時刻を合わせるためのリューズ、これを回す事でどちらの型番かが分かるようになっています。
時刻を合わせるためにリューズを回すと針が動きます。この時、前に回して(時計回り)時刻が進むのが69173で、手前に回して(反時計回り)時刻が進むのが79173です。
続いて、179173のデイトジャストです。こちらは見た目に若干の変更があるため、見た目で判断が可能です。
時計の本体の四隅、ブレスレットとの接続部分をラグと言います。ここの金属の仕上げ方が変更になっています。69173と79173は艶消しですが、179173はここが鏡面仕上げになっているのが特徴です。
古い順番で並べて、69173、79173、179173この3つの見極めはこのようにして行います。そして、おおよその買取金額がこちらのようになります。
69173 | 79173 | 179173 |
買取~310,000円 | 買取~350,000円 | 買取~550,000円 |
69173と79173では、それほど大きな金額差はありませんが、179173になると大きく跳ね上がります。これほど買取金額が違うのであれば、型番の見極めが重要であるという事もお分かり頂けると思います。
前項でご紹介させて頂いた事もですが、買取査定というのはこういった情報を様々照らし合わせて行っています。
ちなみに、ここでご紹介しているレディース、デイトジャストの型番はあくまでもほんの一部です。69173よりも古い型番もあれば、179173よりも新しい型番の商品もございます。さらには、デザイン、素材が違えば型番も変わる。買取査定というのは、これらの情報をしっかりと把握する事で、プロとしての買取査定が出来るようになるのです。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
ロレックス、デイトジャスト、79173の買取を通してのまとめ
ロレックス、デイトジャスト、79173の買取をご紹介させていただきました。ロレックスは高級時計というジャンルでは、最も人気も知名度も高いブランド、商品であると思います。
だからこそ、買取のご依頼を頂く事も多いので、こういった知識が、買取査定をする上では必須になります。
当然、須賀質店の査定員であれば買取査定に必要な知識を持って、査定を行っております。
大正9年の老舗質屋の須賀質店に、皆様の大切なロレックスの時計の買取をお任せください。
熟練の査定員が、確かな技術と知識、丁寧な接客でお待ちしております。
店舗は五反田、渋谷、池袋にあり、どの店舗でも駅から近い場所にございます。
また、コロナ禍の世の中では店舗にいらっしゃるのを敬遠される方も多いと思います。そんな方には、宅配買取という方法もございますので、お困りの事が御座いましたら、お気軽にご相談ください。
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