エルメスのケリー32を渋谷営業所で買取
須賀質店渋谷営業所でエルメスのケリー32を410,000円で買取しました。エルメスのバッグは世界中で数多くの人々を虜にしています。
今回買取したケリーは1930年代にロベール・デュマにより生み出されたと言われています。
その後ハリウッドの大スターからモナコ公妃になったグレース・ケリーが妊娠中の姿を撮影された際、とっさにケリーでお腹を隠したと言われています。
この事からケリーという名前で広く知られるようになり、世界中の人々に愛用されるバッグとなりました。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
須賀質店が教えるケリーの買取ポイント
エルメスのバッグは非常に人気が高く中古市場でも引く手あまたです。その中でもケリーはシンプルなデザインを好む大人な女性に人気が高いアイテムではないでしょうか。
ボックスカーフ素材のブラックカラー、銀色金具、内縫いであればフォーマルでの使用も違和感がないお品物です。
今回買取したお品物は型押しのヴォーエプソン素材、ブラウン系カラーの金色金具、内縫いタイプのお品物でした。オンオフ問わず使いやすい素材やカラーであると思います。
状態はバッグの角・表面・底鋲部分にキズがあり、表面にも汚れが確認できる状態でした。使用感が感じられましたが、まだまだ次のオーナー様の元で活躍できるお品物でしたので、410,000円での買取となりました。
ご存じの方も多いと思いますが、エルメスのお品物には製造年を表す刻印が刻まれています。ケリーの場合クロア(ベルト)の裏側に刻まれていたのですが、2015年頃からは本体左上部分に位置が変更となっております。
今回のお品物には2000年に製造されたことを表す刻印が刻まれていました。(製造年と刻印の関係は下図を参照ください)
この製造年が新しい程高額での買取になる・・・わけではありません。勿論未使用品のお品物で最新の製造年であった場合、数年前に製造された未使用品より買取価格は高額になるでしょう。
しかし、中古(使用している)品の場合、製造年や買った時期よりも、お品物自体の状態判断が重要となってきます。
ここで、今回買取したケリー32の状態をもう一度思い出してみましょう。
バッグの角・表面・底鋲部分にキズがあり、表面にも汚れが確認できる状態のお品物でした。
まだまだ使えるお品物ですが、キズや汚れが多々確認できる「使用感のある」お品物という判断になります。
中古のブランドバッグを買う場合、新品よりも安い価格で手に入るメリットと、新品ではないのでキズや汚れなどの劣化があるデメリットが表裏一体となっています。
キズや汚れのない新品に近いものほど価格は高くなり、キズや汚れが多く使用感が感じられるものほど価格を下げなければ販売店は売りきる事ができません。
状態が良いものとボロボロなものが同じ値段で売られていたら、状態が良いものを買いますよね?そのため、使用感があるお品物は販売価格を下げる→買取価格(仕入れ値)も下げる必要があるという事になります。
お持ちのケリーを少しでも高く売却する為には、キズや汚れに注意して取り扱って下さい。
また、型崩れもバッグの経年劣化としては非常に多い症状となります。荷物を詰め込み過ぎて広がってしまったり、保管時に圧力がかかり潰れてしまう事が多いようです。
バッグの容量以上に荷物を詰め込み過ぎず、保管時には新聞紙やタオルなど緩衝材を入れて型崩れを防ぐと良いと思います。
また、保管時は長期間風通しの悪い場所や湿気の多い場所に放置しないで下さい。カビの原因となります。
カビが生えてしまうと修復する事は非常に困難ですし、中に入れた財布等にも移ってしまう事も考えられます。
保管中も長期間放置せず、定期的に風通しの良い場所に出す事や、乾燥剤と一緒に保管し湿気が溜まる事を防ぐと良いでしょう。
エルメスはケリー以外にも高額査定品が盛りだくさんです
今回の記事ではケリー32の買取について解説していますが、エルメスには他にも人気が高い商品が盛りだくさんです。他に人気の高いバッグを少し紹介してみましょう。
バーキン
バーキンはエルメスの中で一番人気の高いハンドバッグです。オータクロアというバッグが原型となっており、フラップつきの開口部は広く、荷物の出し入れが容易にできます。クロアでフラップを閉じる事ができ、カギを掛ければ安全性も向上するつくりとなっております。
名前の由来はイギリス出身の女優・歌手のジェーン・バーキン(Jane Birkin)と言われております。ジェーン・バーキンが飛行機に乗った際に、荷物を床に落としてしまいました。
偶然隣に座っていた当時のエルメス社長ジャン=ルイ・デュマ=エルメスがポケット付きのバッグの方が良いと提案して作成・プレゼントしたと言われています。
現在では25cmサイズなど小さめなお品物の人気が高い傾向ですが、40cmサイズなど大型なものを男性が使用したり、マザーズバッグに利用するセレブの方もいらっしゃいます。
ボリード
ボリードはエルメスが世界で初めて作り出したファスナーバッグとして有名です。それまではケリーやバーキンなど、クロアをフラップに通すデザインのバッグが主流でした。デザイン性が高くエルメスらしいケリーやバーキンですが、少し複雑な構造で利便性が足りないと感じられていた様です。
第一次世界大戦時にアメリカでファスナーが開発され、ファスナーとエルメスの高品質なレザーを融合させたボリードが1923年に誕生したのでした。
ケリーやバーキンは角張ったフォルムが印象的ですが、ボリード最大の特徴は丸みを帯びた半円形のフォルムです。女性が好む可愛らしいイメージをもつボリードはたちまち人気モデルとなり、エルメスを代表するモデルの1つとなりました。
エブリン
エブリンはエルメスの中で最もエルメスらしいショルダーバッグです。エルメスのイニシャルであるHマークがパンチングされた存在感あるデザインが特徴的ですね。
女性は勿論、男性でもエブリンの愛用者が多く、須賀質店で査定を行っていても男性が持ち込む割合が一定数あるお品物です。
ガーデンパーティー
ガーデンパーティーは欧米で盛んな園芸用品を入れて持ち運ぶことをルーツとして誕生したバッグです。勿論サイズにより容量は変わりますが、GMサイズは現代社会においてもビジネスに必要なノートPCや書類を持ち運んだり、マザーズバッグとして沢山の荷物を持ち運ぶ用途でもピッタリです。
上で紹介したバッグとの最大の違いはワンボタンタイプのトートバッグという点です。開閉がスムーズに行え、フラップのない開口部は荷物の出し入れも容易です。
荷室に仕切りがない使用ですので、大きな荷物も簡単に持ち運ぶことができます。シンプルなデザインは男性が使用しても違和感がなく、老若男女問わずご使用になれるバッグです。
上記で紹介した以外にもオータクロアやピコタン、エールライン、サックアデペッシュなど人気の高いバッグが目白押しなエルメス。どのお品物も状態次第で高額買取が可能なものばかりです。
この記事を書いている須賀質店では、エルメスの全てのバッグが取扱い対象です。今回買取したケリーは勿論、ここで紹介しきれなかったエルメスのバッグ買取もお任せください。
新型コロナウイルスが三度感染拡大しておりますが、店頭の換気や手指消毒剤の設置、カウンターの清掃・消毒、スタッフの検温とマスク着用など対策を行っております。
エルメスのケリーをはじめとしたお品物の買取をご希望のお客様は、お気軽にご相談・ご来店下さい。
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