デイトジャスト16233型(L番)を五反田本店で買取
須賀質店五反田本店で、ロレックスのデイトジャスト16233型を430,000円と高価買取です。世界中で高級時計と言えば真っ先に名前があがるロレックスですが、その中でも代表的なシリーズであるデイトジャスト。
現在のメンズラインはケース径41mmと36mmの2ラインですが、長らくデイトジャストのメンズラインは36mmのみでした。今回買取した16233型も36mmの「The・デイトジャスト」というモデルです。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
デイトジャストにも種類が多数ありそれぞれ買取価格が違います
先ずはデイトジャストの説明を簡単にしたいと思います。はじまりは1945年にオイスターケースとパーペチュアル機構を搭載したモデルです。
「あれ、デイトジャストってモデル名なのにデイトジャスト機能はついてないの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。その通りで、1955年にデイトジャスト機能を搭載し、ロレックスの3大発明全てを備えたモデルとなったのです。
因みに、日付拡大鏡(サイクロップレンズ)も1954年まで未採用でしたので、それ以前は他ブランド同じようなデザインでした。
70年以上の歴史があるデイトジャストシリーズですので、数々のマイナーチェンジを経ています。ロレックスが好きな方なら型番を暗記している方も多く、「4桁のアンティークウォッチが良い」、「5桁はトータルバランスが優れている」、「6桁の高級感がよい」と型番によるそれぞれの良さを語れる方も多いのではないでしょうか?
今回買取したデイトジャストの型番は「16233型」ですので、数字が5桁の型番となります。1980年代後半から2004年まで製造されたモデルで、18金YGとSSのコンビ素材は「ロレックスらしい高級感」を演出しやすい時計でもあります。
今回の16233型は430,000円の買取でしたが、このモデル前身である16013型と後身モデルである116233型の買取価格を比較してみましょう。
デイトジャスト
16013型
状態AB
買取価格350,000円
デイトジャスト
16233型
状態AB
買取価格430,000円
デイトジャスト
116233型
状態AB
買取価格610,000円
(状態がなるべく同じお品物で比較しましたが、全く同じではないので参考価格となります。)
上記の通り、新しいモデルほど高額での買取になります。
型番によりこれだけ買取価格に開きがありますので、ロレックスのデイトジャストを売却したい!とお考えの方は、先ずはお持ちの時計がどの型番なのかを確認してみると査定額を問合せしやすいです。
とは言っても、「貰い物で時計にも詳しくないから型番なんて分からない・・・」「保証書を紛失してしまって型番が確認できない・・・」という方も多いと思います。
そんな時は須賀質店にお気軽にご来店下さい。外装の細かな違いや機械の違いを把握した査定員が揃っておりますので、お品物を査定する中で型番を導き出すことが出来るのです。
デイトジャストをはじめ数多くのお品物を査定してきたからこその経験値で、型番特定と同時にお客様の大切なお品物を丁寧に査定します。
《須賀質店ではお客様の許可なく作業をすることはありませんが、時計のブレスレットをケースから外すと型番を確認する事ができます。普段はブレスレットで隠れているケース上部に型番が記載されています(一部モデルを除く)。》
須賀質店のデイトジャスト16233型査定内容を解説
今回買取したデイトジャスト16233型は、YGとSSのコンビが印象的なデザインです。まずはその印象的な外装の状態を確認していきましょう。
・全体に深いキズや凹みがあるかを確認
ケースやベゼル、ブレスレットに深いキズや凹みが無いかを確認します。通常使用時にどうしてもついてしまう浅い擦りキズであれば、職人による再研磨で磨き取る事が出来るので査定額に大きく影響を与える事はありません。
しかし、磨き取る事ができない深いキズや凹みは直す為にはパーツ交換をするしか無い為査定額に影響を与えます。特にYG部分はSSよりも柔らかいので注意が必要で、素材自体も高価な為パーツ交換する場合は費用も高額になります。
多くの場合はパーツ交換をせずに中古品として再販されると思いますが、その際にキズや凹みが無い時計と同額では売れない為、販売価格自体を下げる必要があります。
販売価格を下げるという事は仕入れ価格も下げなければならない為、お客様からの買取価格も状態がよいお品物と比べると低くなってしまうのです。
・ガラス風防の状態
サファイアガラスは硬質な素材ですが、ぶつけたり強く擦り付けてしまうと欠けや擦りキズがついてしまいます。
こちらもそれらの症状は風防自体を交換しなければ直すことが出来ないため、欠けやキズがあると査定額に影響が出てしまいます。
・フラッシュフィット部分とブレスレットの状態確認
ブレスレットはキズや凹みの他に、フラッシュフィット部分のYGパーツが剥がれていないかを確認します。これはロレックスのデイトジャストではよくある症状なのですが、赤丸で囲った部分をよく見て下さい。
通常はSS素材の上にYG製のパーツが貼られているのですが、こちらの時計はYGパーツが剥がれてしまっています。強い衝撃などによって剥がれてしまう様ですが、お手元のデイトジャストがこの様な状態でないかを確認してみて下さい。
もう1点はブレスレットの伸びについてです。長らくデイトジャストシリーズで採用されている5連のジュビリーブレスレットは、装着感が高い一方で伸びやすいと言われております。
今回買取した16233型のブレスレットは写真で確認できるようにかなり伸びてしまっています。この状態を改善するにはブレスレットの交換をするしかなく、伸びが少ない状態ほど高額な買取金額になります。
・針やカレンダーの動きと時計の精度を確認
最後に時計が正常に動くか確認します。リューズが正常に引き出せるか、針やカレンダーは正常に動くかを確認します。
デイトジャスト16233型のカレンダーはその名の通り24時を過ぎた瞬間にカレンダーがクイックチェンジをするのですが、この切替わりが24時~3時にかけてゆっくり切り替わる状態や、クイックチェンジはするが3時頃に変る等の症状はよく見かけます。
また、タイムグラファーという時計の機械音を聞いて精度を確認できる機材を用いて、時計の日差(1日にどれ位時間がズレるか)を確認します。
機械式時計の場合は数十秒/日の誤差は許容範囲ですが、1分以上のズレがある場合や機械の音に異常があり測定ができない場合は故障扱いとして査定されます。
上記のカレンダー不良や精度不良はオーバーホールや修理対応となるので、その費用が査定額から差し引かれた金額での買取となります。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
ロレックスのデイトジャスト16233型買取のまとめ
今回の記事ではロレックスのデイトジャスト16233型買取について解説してきました。
ロレックスは時計に興味のない方でも「高級時計ブランド」として認知されており、中古市場でもその圧倒的なネームバリューで高い人気を得ています。
現行品は勿論、今回の16233型の様に30年程前のお品物であっても高額で買取できる腕時計ブランドは数少ないです。
新型コロナウイルスの流行により、須賀質店でも感染対策を行っております。入口に手指消毒剤を設置し、店頭の消毒や換気、スタッフのマスク着用を行っております。
ご来店は勿論、お電話でのお問い合わせだけでも大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。
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