0.3ct一粒石のダイヤモンド、プラチナネックレスの買取
須賀質店五反田本店で、プラチナのネックレスを買取いたしました。プラチナのネックレスの多くがチェーンとトップでプラチナの含有率が違っていて、チェーンはPt850、トップはPt900となっています。今回お持ちいただいたネックレスもチェーンはPt850、トップはPt900でした。
トップはダイヤモンドが一粒、よく見かける定番のデザインのお品物です。
同様のデザインのネックレスはブランドジュエリーとして、様々なブランドでも販売されていますが、今回はノンブランドです。
ブランドジュエリーの買取査定では、製品としてのお値段となりますが、ノンブランドの場合は、ダイヤモンドとプラチナに、それぞれ素材のお値段を付ける査定が基本となります。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
ダイヤモンド付きのプラチナネックレスの買取査定
まずはチェーンとトップの枠という、ネックレスの土台部分、プラチナに関する査定についての解説です。言わずと知れた貴金属の代表とも言える金属で、以前の相場では金よりも高かったのですが、近年は金に逆転されています。
高い物、高価な物を表す表現で、金やプラチナを用いる表現はよくありますが、現在の相場では、金の方が高くなっているため、言葉の意味と実際の価値がチグハグになってしまっています。
Pt850やPt900という表記は、そのままプラチナが何%含まれているかを表していて、85%と90%がプラチナであるという意味です。
プラチナを何%使わなければいけないというような取り決めはありませんが、ジュエリーとしてはPt850以上の品位である事が一般的で、日本ジュエリー協会という団体が、プラチナジュエリーと呼称出来るのは、Pt850であるとしています。
査定の方法は金と同様に、重さに対する買取単価に、実際のグラムを掛けて計算します。
ダイヤモンドの査定について
ダイヤモンドの価値、値段については大きさ(単位は重さ)によって異なりますが、それだけでは無くダイヤモンドがどれだけ綺麗かも重要になります。
テレビショッピング等で、「何カラットなのに幾らだから安い」、という売り文句をよく聞きますが、本来のダイヤモンドの価値基準と照らし合わせると、少し言葉足らずな気がします。
同じ大きさのダイヤモンドでも、綺麗かどうか、その質の違いで買取金額は十倍以上違う事も珍しくはありません。
大きさや綺麗かどうかの質、それら全て表すのが、4Cという国際的な基準になります。4つの基準、その全てが頭文字Cの言葉で表されているため、4Cと言います。これはアメリカの宝石の鑑定研究を行う機関、GIAが考案した物だそうです。
ちなみに、綺麗かどうかを表す部分に関しては、機械で測定するのでは無く、人間の目で見て決められます。これは宝石の鑑定を行う専門の機関であっても同様です。
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ダイヤモンド付きのプラチナネックレスの買取査定
ダイヤモンド、プラチナそれぞれの査定方法に関しては先ほど解説させて頂いた通りです。それを実際の商品、今回の場合ネックレスに当て嵌めてみるとどうなるのでしょうか。
まず、ノンブランドジュエリーのネックレス全般に言える事ですが、ダイヤモンドの質がよく無い事が多くなります。ブランドジュエリーであれば、基本的にどのような商品でもダイヤモンドの質はある程度質が統一されていますが、ノンブランドジュエリーはそうではありません。
ノンブランドジュエリーの指輪に使われるダイヤモンドは比較的綺麗な物が多いのですが、対してネックレスは質の良く無い物が使われている事が多いのです。
その上で、今回お持ちいただき買い取らせて頂いたネックレスのダイヤモンドは、まずは大きさが0.32ctです。これは一粒石のデザインのジュエリーの使われるダイヤモンドとしては最もオーソドックスな大きさだと思います。
続いて、肝心のカラット以外の4C、つまり綺麗さを表す部分に関してですが、よくあるノンブランドジュエリーのネックレスと変わらない、つまりあまり質の良い物ではありませんでした。
色はH、内包物の有無はI-1、研磨はPoor、これが今回のネックレスのダイヤモンドの質です。これは、専門機関での鑑定と同じように、須賀質店のスタッフが自分の目で確認をしています。
ダイヤモンドの質が良く無かったとはいえ、須賀質店のスタッフはこのように4Cを出す事が出来るため、高価査定が可能なのです。
大きさとダイヤモンドの質を考えると、ダイヤモンドに値を付けない、ダイヤモンドを0円として、チェーンとトップの枠のプラチナの金額で査定をする業者も多いと思います。
高価査定をするためには、スタッフの技術や努力も必要なのです。
では、H、I-1、Poorというのがどのような質なのか説明いたします。
まず最初のHですが、これは色を表していて、色だけを見るとそれ程悪いわけではありません。無色透明に近い程良いとされるのが通常のダイヤモンドで、Hであれば少し黄色味がかっているといった程度でしょう。
内包物の有無、透明度を表すのがI-1ですが、これはかなり悪いと言えます。これは内包物が肉眼で確認出来るというラインになります。
最後の研磨のPoorというのは最低のランクになります。これはラウンドブリリアントカットというダイヤモンドを最も美しく輝かせる事の出来るというカットの場合のみに出されるグレードで、簡単に言うとどれだけ美しく均整の取れたラウンドブリリアントカットかという事です。
しかし、大きさを重さの単位で表しているため、より大きく見せるために歪な形で、無理やりカラットを上げている場合もあり、一応ラウンドブリリアントカットになっているといった程度の場合も多々あります。今回のダイヤモンドもお世辞にも綺麗な形とは言えませんでした。
これらを総合してダイヤモンドに値段を付けます。
先ほどもお伝えした通り、これくらいの大きさ、質であると、細かな査定をしないでダイヤモンドは0円、プラチナの金額でいくらという査定になってしまうお店も多いと思います。
須賀質店の査定は以下のようになります。
総重量は3.7gであったため、プラチナの金額を計算すると9,000円となりました。そこにダイヤモンドの価格を上乗せして、須賀質店五反田本店で13,000円で買取いたしました。
ダイヤモンドのプラチナネックレスの買取を通してのまとめ
ダイヤモンドの解説が長くなってしまいましたが、ダイヤモンド及びダイヤモンド付きのジュエリーを高く売るためのコツはお分かりいただけましたか?
単純な話で、ダイヤモンドの質をしっかりと見極めて値段を付けているお店に持って行く事、ダイヤモンドの質を見極める事の出来る査定員がいる事、この2つだと思います。
須賀質店であれば大丈夫です!!とだけ言っても伝わらないと思いますので、このように実際の買取事例をご紹介させて頂いております。
創業は大正9年、100年程が須賀質店の歴史になります。これだけの年月続けてこられたのは、100年の歳月で培ってきた経験と技術の賜物だと思います。
ダイヤモンドの買取は100年続く老舗質屋の須賀質店をご利用ください。
東京近郊にお住いの方であれば、五反田、渋谷、池袋と山手線の駅に三店舗ある須賀質店は来店しやすいと思います。
もちろん取り扱い商品はダイヤモンドだけではありません。時計やバッグ、携帯端末等、幅広く取り扱っております。
特に、ダイヤモンドを売りたいと思っていらっしゃる方であれば、金やプラチナといった貴金属の買取も必要だと思います。貴金属の買取もお店によって金額は異なるため、比べて頂ければ須賀質店の高価査定を実感して頂けると思います。
皆様のご来店をお待ちしております。
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