ロレックスが買取において人気な理由とは?特に人気のモデルについてもご紹介!
時計のブランドと聞いて皆さんはどのようなブランドを思い浮かべますか。
世界各国にある様々な時計ブランドの中で、ロレックスを思い浮かべた方は多いでしょう。
世界一の人気を誇る時計ブランドとも言えるロレックスは、なぜ人気なのでしょうか。
今回はロレックスというブランドについて、また人気の理由を解説します。
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□ロレックスの歴史とは
ロレックスは時計で有名なスイスを代表する腕時計メーカーとして知られていますが、ブランドのルーツがイギリスにあることをご存知の方は少ないでしょう。
イギリスのロンドンで当時24歳のハンス・ウイルスドルフと義兄弟のデイビスという二人のドイツ人が設立した時計専門商社がロレックスの前身だと言われています。
当時はまだ懐中時計が一般的で、宝飾品的な扱いの腕時計は存在しましたが、その精度はサイズの大きい懐中時計ほど高くはありませんでした。
しかし、懐中時計はいちいちカバンから取り出す必要があったり、両手が塞がってしまったりするため、利便性の面では腕時計に劣っていました。
そこで彼らが開発したのは、腕時計の利便性と懐中時計の機能性を兼ね備えた実用性の高い腕時計です。
彼らはこの時計にロレックスという名前をつけました。
その後、会社名もロレックス・ウォッチカンパニーという名前に変更し、スイスに拠点を移しました。
その後、長い時間をかけて歴史を積み重ねてきた結果今日のロレックスに至ります。
□ロレックスはなぜ世界的な人気を誇るのか
ロレックス以外にもスイスには様々な時計メーカーがあります。
スイス以外にもドイツや日本の時計も世界的に高い評価を受けているのですが、なぜその中でもロレックスが特筆して高い評価を受けているのでしょうか。
まずその一つの理由が、ロレックスの持つ高いファッション性です。
ロレックスというブランドの時計のルーツとしては、実用品としての懐中時計と装飾品としての腕時計があります。
その両者の良いところを兼ね備えたロレックスの洗練されたデザインは、現在ある様々な高級時計にも引けを取らない高いファッション性を兼ね備えています。
また、ロレックスのデザインは派手というよりも、無駄な装飾を省いたシンプルなデザインが多いです。
そのため、何十年も前から販売されているようなモデルでも基本的なデザインは変わっていません。
流行に左右されない普遍的で幅広い場面で使えるデザインであることも人気を集める理由の一つと言えるでしょう。
値段はかなり高いものの、一度買ったら長きにわたって使用できる点からも高い評価を受けているでしょう。
他にもロレックスが人気の理由としては、その性能の高さが挙げられます。
装飾品として人気の高級時計はやはり壊れやすいというイメージを持たれがちです。
しかし、ロレックスの時計は高いファッション性に加えて世界の時計ブランドの中でもトップクラスの頑丈さや実用性を兼ね備えています。
ロレックスの技術力、開発力は世界トップレベルで、オイスターケースや自動巻機構といった歴史的で複雑な時計の機構などの開発を行ってきた歴史もあります。
耐衝撃性や防水性などに加え、故障の発生リスクの少ないシンプルな構造も高い性能を誇る理由でしょう。
そして、ロレックスが世界的に人気な理由として、説明せざるをえないのが、やはりその資産価値の高さです。
ロレックスは資産価値が落ちないという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
特にブランドのネームバリューが重要視されるような中古市場において、元々は高値で販売されていた時計でも価格が付かないケースもちらほら見受けられます。
しかし、ロレックスの時計は中古市場においても安定して需要があるブランドなので、時計の状態次第ではかなり高値で買い取ってもらえるケースも多いでしょう。
ロレックスが中古市場でも高い需要があるのは、その希少価値の高さも理由の一つです。
世界的な人気を誇るにもかかわらず流通量が少ないため、希少価値の高いブランドとなっているというわけです。
そのため、モデルによっては定価よりも高く売れる可能性もあるのもロレックスの時計の特徴でしょう。
このようにロレックスが世界的に人気なのには様々な理由があります。
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□ロレックスで特に人気なモデルとは
ブランドとしても世界中のコレクターからの需要が高いロレックスですが、その中でも特に市場で高値が付きやすいモデルというのも存在します。
人気の高いモデルに共通する点としては、時代を問わないシンプルなデザインと、希少性です。
いずれの二点を満たし、中古市場で高い買取価格が付きやすいロレックスの代表的なモデルと言えばやはりデイトナでしょう。
スポーツ系のロレックスとしては最高峰の機能性を兼ね備えたデイトナは、ロレックスのコレクターの方にとっては喉から手が出るほど欲しいモデルと言えるでしょう。
スポーティでシンプルなルックスに、ロレックスで唯一クロノグラフを採用している高い機能性がデイトナというモデルの価値を高めています。
通常定価よりも安く時計を販売するお店でも、定価よりも高い値段で売るほどデイトナは手に入りにくいモデルです。
他にもロレックスで高い人気を誇るモデルが、サブマリーナというモデルです。
ダイバーズウォッチに詳しい方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ロレックスが完全防水の追求を続けてきて、世界中で海底探査が盛んに行われていた1950年代に開発した本格的なダイバーズモデルがこのサブマリーナです。
初代サブマリーナは100メートル防水という高い防水性を誇っており、現在では300メートル防水というところまで進化を遂げています。
また、ダイバーズウォッチであるにも関わらずそのシンプルで主張しすぎないデザインは、ビジネスシーンにもマッチしているでしょう。
他にも、航空時計として開発されたGMTマスターⅡも人気のモデルです。
GMTとはグリニッジ標準時のことで、同時に複数の時間帯を表示する時計の機能を搭載しています。
この機能は旅行先の時間を知りたいであろうという国際線旅客機の発展を視野に入れて開発された機能です。
今でこそ世界各国の時間を表示する機能は珍しくありませんが、1950年代の発売当初は画期的な機能でした。
このGMTマスターⅡは1999年に最後のモデルが製造を終了しているため、流通量が少なく、高い価格で取引されているモデルです。
中でも代表的なモデルである、ベゼルが赤と青の2色の「Ref.116719BLRO」は特に人気の高いモデルの一つです。
ここまで紹介した以外にも、ロレックスには様々な人気のモデルがあります。
ロレックス自体のネームバリューが高いため、その他のモデルも総じて高い価格が付きやすいのがロレックスの時計の特徴です。
□ロレックスを売る際のポイントとは
先ほど紹介したようにロレックスは高い価格で取引されやすいブランドではありますが、同じロレックスでも高い価格が付くものとそうでないものが存在します。
では実際にロレックスを買い取る際、どのような点を見て価格を決めているのでしょうか。
まず、査定を行う方が見るのが中古市場における相場です。
定価やデザイン、文字盤の色といった時計自体の特徴だけでなく、市場での流通量や人気の有無によって買取の価格が異なります。
次に見るのがその時計の状態です。
当然傷が少ない時計や新品同様の時計の方が、高い価格はつきやすいでしょう。
傷や故障の有無だけでなく、付属品や保証書があることでも査定の際に影響します。
そのため、購入時の付属品や保証書はきちんと保管しておくと良いでしょう。
ベルトのコマなどもロレックスの場合は自社で製造しているものなので、価格に影響する場合があるので取っておくのをおすすめします。
さらに、為替相場や流行などが変化するため、買取のタイミングによっても市場での相場は異なります。
しかし、ロレックス自体が高い需要があるブランドであり、デザインも普遍的なものが多いので、平均的に高い価格で取引されやすいと言えるでしょう。
買取価格をできるだけ上げたい場合は、査定に出す前に掃除したり、付属品などを準備したりしておきましょう。
□まとめ
今回はロレックスというブランドについて解説しました。
ロレックスが世界最高峰の時計ブランドである理由が、わかっていただけたのではないでしょうか。
ロレックスをお持ちの方で買取を検討されているという方は、お気軽にご相談ください。