チュードル、7904型を買取
須賀質店五反田本店で、チュードル、7904型の時計を買取いたしました。短針、長針、秒針の3針のみのモデルで、アンティークに入るかなり古いお品物です。残念であったのは、文字盤を塗り直したような跡があった事です。
創業100年の実績から、熟練査定士による業界最高値をご提示致します。
時計の文字盤を作り変えるリダン
高級時計ブランドの商品で、全面にダイヤモンドの付いた時計を購入しようと思った時に方法は2つあります。まずは、純粋にダイヤモンドが全面に付いた時計を購入する事です。そしてもう一つが、ダイヤモンドの付いていない時計を買ってきて、アフターのダイヤモンドを付けるという方法です。
文字盤にも同じ事が言えるので、実際には存在していない文字盤であっても作ってしまう事が出来るのです。このように、文字盤を作り変えてしまう事や、色や模様を塗り替えてしまう事をリダンと呼びます。
今よりも偽物に対する認識が薄かった時代には、全然関係の無い時計に、高級ブランドのロゴを付けてしまったり、人気キャラクターの絵を文字盤に描いてしまうような物が、偽物ではなくカスタム品として流行りました。
近年では、改造という点に厳しくなったブランドもあり、また改造というのは正規のメンテナンスを受けれなくなる要因でもあるため、リダンや後付けダイヤモンドの時計には、お値段が付かない事もあります。
チュードル、リダンの時計の買取
今回お持ち頂いたチュードルの時計は、7904型という型番の時計ではありましたが、時計のどこからどこまでが、純正で本物かが分からない状態でした。
革のベルトは社外品の物が付いていましたが、これは比較的によくある事です。しかし、大きな難点となったのが、文字盤に手が加えられていた事です。偽物を作るためにというような悪意のある手の加え方ではありませんでした。古くなった時計の文字盤を補修するという意味で、一部に塗料を塗ったのだと思われます。
しかし、改造品である事には変わりはありません。そして、社外のベルトや、元々が古い物であるためのキズや劣化等、簡単には判断出来ないお品物でした。
お持ち頂いたお客様には、事情を説明し普段よりも長めで買取査定の時間を頂きましたが、このように判断の難しいお品物であっても須賀質店のスタッフであれば豊富な経験から買取査定をする事が出来ます。実際にお持ち頂いたお品物も、他店で断られたからこそ須賀質店にお持ち頂けたお品物です。純正のお品物と比べると安くはなってしまいましたが、須賀質店五反田本店で、5,000円で買取いたしました。
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古いリダンの時計の買取を通してのまとめ
あまり高値を付けて買い取る事の出来る状態の時計ではありませんでしたが、それでも出来るだけお役に立てるようにと買い取らせていただきました。
須賀質店では、古く状態の悪い時計であっても、出来るだけの買取はさせていただきます。
五反田、渋谷、池袋で営業しているので、近隣にお住まいの方が時計を売りたくなったら、須賀質店にお越しください。
ボロボロで壊れてしまっている時計の買取実績もございます。出来る限りの買取をさせていただきます。
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