カルティエタンキッシムを買取
カルティエのタンキッシムは2005年に発売されたレディースサイズのみで展開されているモデルで、ステンレススチールのモデルはなく、イエローゴールドのモデル、ホワイトゴールドのモデル、ピンクゴールドのモデルがあります。カルティエでステンレスのモデルがなく金やプラチナのみで作られているシリーズの時計は何種類もありますが、どれもラグジュアリーな雰囲気の漂うカルティエが力を入れて作った時計です。このことからもカルティエがタンキッシムにどれだけ期待しているのかがわかるかと思います。
ベゼルの両サイドにダイヤがついているモデルとついていないモデルがあり、ダイヤのあるなしによって買取の値段が大きく変わってきます。世界でも有数のジュエリーブランドであるカルティエのダイヤですので、非常に質の高いダイヤモンドが散りばめられております。内包物やキズはなく、カットも素晴らしい透明なダイヤモンドです。そのようなダイヤが付いていればもちろん高くなるのですが、時計買取の世界ではここに大きな問題があり、そのダイヤがメーカー純正のはじめから付いていたダイヤなのか、もしくはメーカー以外の手によって付け加えられたのかによって非常に大きく査定が変わってきてしまいます。
特にカルティエの時計の場合は純正ではないアフターダイヤの時計が非常に多く出回っており、熟練の時計バイヤーでも見分けることが困難な時計が多くあります。時計買取店の多くがダイヤ付の時計でもアフターダイヤと見なして安めに査定したり、保証書や修理証などがないとアフターダイヤと見なしたりするのは見極めるのが難しいというのがあります。
弊社の場合では、ダイヤ付きのモデルでもアフターダイヤなのか純正ダイヤなのかを店頭での査定のわずかな時間で見極めそれに応じた買取、質預かりの査定を行います。弊社ではなぜこのようなことができるかというと、それぞれのメーカー特有のダイヤのセッティングの仕方などを日々研究し続けることによって可能となっています。
今回買取させていただいたタンキッシムの時計は純正ダイヤで間違いないという判断で買取査定85万円となり、お譲りいただきました。時計自体に細かいキズが非常に多くありましたが、金の時計ですので、磨きで綺麗できると判断をしたので高値査定をすることが可能となりました。金の時計でも少し深いキズが入ってしまいますとマイナス査定となってしまいますのでご注意ください。